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【英単語】【古文単語】受かる人はやっている! 暗記のコツ

こんにちは、武田塾巣鴨校です!

今回は、難関大学に合格する人が英単語・古文単語等を暗記するときにやっているちょっとしたコツを紹介したいと思います。

英単語や古文単語を覚えるときにまず最初にやるべきなのは、ひとつの単語につきひとつの意味を覚えて、知っている単語をどんどん増やしていくということですが、実際の入試では、意味をひとつ言えるだけでは対応できない問題も出てきます。

単語帳は2周、3周と何回も繰り返しやっていくものなので、その中で以下のようなことに気を付けて「理解」を深めていくと、より安定感が増します。

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品詞を意識しよう

高校生・受験生を日々指導している中で思うことは、単語を覚える段階で品詞を意識していない生徒が意外と多いということです。

私は単語テストの採点を行うときは、たとえば「許可する」を「許可」と書いていた場合、最初の数回は△で注意して、それ以降は×という感じで対応するようにしていますが、それぐらいやらないと品詞の感覚は身に付かないものです。

もちろん、同じ単語でも、動詞・名詞どちらの意味もある単語などがあるので、100%厳密にやることは難しいです。また、中学で習う日本語の文法と英語の文法では、品詞の捉え方が異なるため、慣れないと難しいのは当たり前なのかもしれません。

しかし、少なくとも品詞の理解があいまいなままだと最終的に伸び悩んでしまう(参考書の文法的な解説を理解することができないまま進んでしまう)ので、できるだけ早い段階で修正するようにしています。

たとえば、「(英語の)形容詞って何?」、「副詞って何?」と聞かれたときに答えられなければ、構文の解説などを読むのは難しいでしょう。「品詞が分かれば文型がわかる、文型がわかれば各文法単元の説明が理解できる」ということを意識し、最初に品詞の理解を丁寧に行うことが重要です。

 

単語の用法への理解

過去問を解く段階になると、日東駒専レベルでよく出題される空所補充に苦戦する人が多いのですが、その原因はイディオムで使われる前置詞を正確に覚えていないことにあります。

たとえば速読英熟語で熟語を覚えるとき、初めは「familiar with~」に対して「~をよく知っている」と答えればOKですが、実際の入試では、「familiar (  )」にwithを埋めることが求められることもよくあるので、後々はそのあたりも意識して覚えていきましょう。

古文単語などにも言えることですが、単語・熟語は何周もやる中で、少しずつ意味や用法の理解を深めていくのがおすすめです。

たとえば動詞のconsumeを名詞形のconsumptionに直せるかどうかなども点数に直結する部分であると言えます。先ほどの品詞の件とも絡んできますが、受験においてはマニアックな単語の意味がわかることよりも、たとえばconsiderate(思いやりのある)とconsiderable(かなりの)の区別がついているのか、さらにはbe considerate of [toward]~といった前置詞との結びつきをおさえているかといったことの方が重要です。

少なくともひとつの意味を知っていることを前提としながら、それらの単語の「使い方」を徐々に身に付けていくということも意識しておきましょう。

前置詞との結びつきにはある程度の規則性もあるため、丸暗記ではなく規則性を考えながら覚えるのが有効です。たとえば、surprised、amazed、astonishedなどは「~に驚く」という意味で全て後ろにatを導きます。

また、limitやconfineなどは限定を表す動詞で前置詞としてtoをとります。全ての科目に言えることですが、「とりあえず覚える」という暗記の部分と、「暗記したものにルールを見出す」というメタレベルでの整理は同時に行っていく必要があります(いきなりルールから入っても挫折してしまいます)。

 

中学レベルの英文法は大丈夫?

大学受験の英語の試験では、英語を「書く」ことはあまり求められませんが、少なくとも中学基礎レベルの英文を自分で作れないと、正しく「読む」ことは難しいです。中学レベルの英語に自信が無い場合は、『高校英文法基礎パターンドリル』など、簡単な英文を書く練習をして土台を固めるのがおすすめです。

 

古文単語は「使い方」を意識!

古文単語も、はじめは一単語につきひとつの意味がわかればOKですが、2周、3周とやっていく中で複数の意味が言えるようになるのが望ましいです。

しかし、英単語にも言えることですが、そもそもひとつの言葉に対して意味がいくつもあるというイメージで単語を覚えることは効率が良いとは言えません。

たとえば「をかし」を例に挙げると、要領の良くない人は、「興味深い」「趣がある」「すぐれている」といった意味を並列で覚えてしまいがちです。しかし実際には、それらを全てひっくるめて「をかし」と表現していたわけで、そこには共通するニュアンスがあると考えるのが自然です。「をかし」の場合は、「心で受け止めたことを肯定的に評価する語」(『読んで見て覚える 重要古文単語315』より)が、まさに中核のニュアンスであると言えるでしょう。

本文を読むときに、覚えている訳が上手くハマらないと読みにくくなりますし、共通テストの第一問で出るような傍線部訳の問題にも、辞書に羅列されている訳を覚えているだけでは対応できないものがしばしばあります。古文単語は覚えるべき単語の数自体は決して多くないので、ひとつひとつの単語の中核のニュアンスを掴んでいきましょう。

 

まとめ 暗記にも「理解」は必要

今回は英単語・古文単語を暗記するときのコツについて紹介してきました。

難関大学の入試に合格する生徒は、単語もやみくもに覚えるだけではなく、知っている知識を結び付け、体系的な知識に仕上げていくものです。

暗記にも一定の「理解」は必要なのだということを、皆さんも是非意識してみてください!

 

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