こんにちは、武田塾湘南台校の講師の渡邉といいます。
志望校に合格する人とそうでない人たちの違いについて話していきたいと思います。
大学受験というのは必ずしも全員が第一志望の大学に受かるわけではありません、そんな中でどのような人が第一志望に合格する可能性が高いか私の私見も含ませながら長々と語ろうと思います。
2,周囲の環境が整っている
3,きちんと目標を設定することができる
4、過去問の使い方がうまい
1、受験勉強を始めた時期が早い
まず、最初に受験勉強と学校の勉強は別物であることを言っておきます。
その上で自分の志望大学をいち早く決め、勉強を始めた人がより第一志望の大学に受かる可能性が高くなります。
よく高校3年生からだったり高校3年生の夏休みから受験を始めて第一志望に合格したという人が合格体験記を書いていたりするのですが、その人にもともと勉強の才能があっただけかもしれません。
もちろん、その人は短い期間の間でほかの人よりも努力をしたのかもしれませんが、ほかの人だって同じように努力をしてるはずです。
2年生から毎日8時間勉強している人と3年生の夏から12時間毎日勉強している人がいるとしたら、どちらの学生の方が成績が伸びる可能性が高いでしょうか?
2年生から勉強している人のほうが基礎的な学力も高いはずですから、こと受験において圧倒的に後者の方が伸びているはずです。
2,周囲の環境が整っている
これは自分の勉強を邪魔するものやイベントなどを自分でコントロールできるということです。
例えば、学校の体育祭や家族や友達とのイベントがたくさんあるでしょう。
「○○の予定があるから…」
「友達から××にご飯に誘われて…」
などイベントは多岐にわたります。
確かに体育祭や友達、家族と過ごす時間は大切であると思います、
しかし受験は待ってくれませんし、他のライバルたちはその時間を勉強に充てている可能性も大いにあります。
ここで重要なのは、イベントはあなたの手でコントロールできるということです。
イベントの負担を少なくしたり、友達との誘いを断ったりするこもできるはずです。
このようにイベントを断ってでも自分の勉強時間を確保するということも受験に必要な能力になってきます。
この能力は社会人になった後でも、資格勉強などで必要となってきます。
3,きちんと目標を設定することができる
受験をするうえでほとんどの人が最初に志望校という目標を設定すると思います。
志望校を決めた後に現状の実力と志望校の合格最低点とを比べたときにどのくらい差があるのかをまず確認してください。
例えば、仮に英語の目標点(ここでは合格最低点)が7割であったと仮定しましょう。
そこに到達するためにあと何割足りなくて、文法、長文がどのくらいできればいいかを設定しましょう。
その目標に向け、志望校とのギャップを埋めていくのが”正しい勉強”と言えます。
たとえは、
「今月は文法の点数を○○割上げたいから文法の中で苦手なものを集中的に復習しよう、」
↓↓↓
「そのためには今週はこれくらい勉強しなくてはいけないから今日、明日は何ページやる必要がある」
勉強ができる人はこのように大きな目標を決めた後にそれを達成するために小さな目標を決めてコツコツ達成させていくという人が多いでしょう。
逆に、勉強しているのに伸び悩んでいる人は一部の範囲のみ勉強していたり、ただやみくもに勉強しているケースは非常に多いです。
もし、上記に当てはまっていたら、今の目標は何であるのかを再確認して勉強するようにしましょう。
4、過去問の使い方がうまい
受かる受験生はもれなく過去問の使い方がうまいです。
過去問は最新年度を一番最後に残す人がいますが、それはやめましょう。
むしろ、最新年度の過去問から解くようにしましょう。
なぜなら、過去問というのは最新の年度であればあるほど、その大学がこのような問題を出しますよという傾向がつかみやすくなるからです。
大学の入試問題とは、大学側がこの程度の問題を解くことができたら、大学に入学した後でもきっちりと勉強についていけるだろう人を選別するためのモノです。
そのため、その時に大学側が求めている能力があるかの測定として使われているとしたら、その傾向は変わることも想定に入れなければなりません。
文部科学省の教育範囲の変更などもありますし、問題作成の際に関わる人が変わるなどいろいろな要素で傾向が変わる可能性があります。
そのため、問題が例年通りで出されるとしても、だいたい2~3年くらいを目安に傾向をつかむといいと思います。
過去問の使い方がうまい人は2~3年の範囲の過去問で傾向の分析をして、残りの年度はその大学の問題レベルに対してと自分の実力でどれくらい得点できるかの力試しとして使っている人が多かったです。
たとえば、英語を取り上げると問題傾向は直近の2~3年から、単語のレベルや長文の文の複雑さ、文法問題のレベルはそれよりも前の年度で深く確認していくといったように勉強していました。
一冊の参考書を完璧に。目指せ逆転合格!!
◆武田塾湘南台校舎長 齋藤直哉
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