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【武田塾湘南台校】浪人に対する心構えで大事なことは??

こんにちは、武田塾湘南台校講師の末吉です。

受験生のみなさん、国公立前期日程お疲れさまでした。

うまくいった子、うまくいかなかった子など様々な子がいるでしょう。うまくいかなかった子で後期日程が残っている人はあきらめずに勉強しましょう。後期日程は倍率が10倍以上になるのがほとんどですが、実際は前期日程で受かった子は後期日程に参加しないため、表面上倍率が伸びているだけであって実際は4倍近くになるので、3月12日まであきらめずに頑張りましょう!!

私立専願の子はほぼ進学先が決まっているかと思います。しかし、中には大学受験で全落ちをした子滑り止めが受かったけど第一志望の大学を再チャレンジしたい子たちが浪人という選択肢をとると思います。

今回はそんな浪人が決まった子向けに浪人経験者である末吉からの3月以降すべきこと意識することなどを伝授していきたいと思います!!!

 

浪人は基本的に避ける理由は??

まず、浪人すること自体の私の考えをお伝えします。

私は基本的に浪人をすることに反対です。

理由として

・浪人すれば受かる(学力が上がる)わけではない

・一年間のモチベーションの維持大変

上記2点があげられます。

 

浪人しても受からない!?

浪人したら受かるだろうと思っている人もいるかもしれませんが、正直受からないほうが多いです。

私の予備校での同級生や生徒さんなど多くの受験生を見てきて、第一志望に受かっている割合は5%くらいだと思ってます。また偏差値が上がる人2割変わらない人6割下がる人2割というそもそも学力が上がるのが2割しかおらず、さらにそこから第一志望に受かるのはとても稀であることを理解したうえで浪人をしてほしいと思っています。

この後の話につながるのですが、軽い気持ちで受かるほど大学受験は甘くないので、日々の学習を怠らずに勉強してほしいと思っております。

 

モチベーション維持が大変!?

4月などは予備校に通い始めて新しい環境での学習に意欲を示すかと思いますが、5月や6月になると学習をしなくなります。モチベーションが上がらなくなって勉強をしなくなる浪人生を多く見かけました。この学習しなくなっちゃうというのが浪人しても受からない特徴でもあります。

18歳まで学校という縛りがありましたが、浪人生にはその縛りがなくなりほぼ自由な生活となります。これも落とし穴の一つです。上記のように勉強しなくなると遊びに行く人が多くなります。そして学習の進度が遅くなり結局現役と変わらない、もしくは現役のころ受かった大学に落ちるといった現象が起きるのです。

また、精神的な辛さもあるのが浪人です。

私も浪人を経験しているのでわかるのですが、現役と違って落ちたら後がないというのが浪人です。二浪を考えている人はいるかもしれませんが、基本的には一浪でけりをつけることがベストです。つまり、絶対に失敗できないという気持ちが強くなります。絶対に失敗ができないからこそ自分にプレッシャーがかかり精神面で安定しなくなります。現役生も同じですが、現役時とは比較にならないほどの辛さになります。精神面で不安定となり勉強したくない気持ちが強くなり上手くいかないという例も多くあります。

このように

・やる気がなくなり遊びに行く

・精神的に辛くなる

このようなことがあるので、自己管理ができる人、意志が強い人は問題がないのですが、自分に甘い人や精神的に弱い人はつらい思いをしてほしくないので、浪人は避けてほしいなと考えております。

これらを理解したうえで浪人してほしいなと思います。散々言っていますが、受からないほうが多いだけであって受からないわけではないです。日々のたゆまぬ努力自分は成功してやるという強い意志を持っている子は受かる傾向にあります。浪人生のみなさんはこれらを胸に頑張ってほしいなと思います。

 

3月での心構え

卒業式が終わって4月から浪人生かと思いますが、3月から浪人生です。

3月は高校の友人らとの卒業旅行など楽しいイベントがたくさんあると思いますが、浪人生には4月から通う大学がないので、3月から勉強を始めないといけません!!

 

・なぜ自分が落ちたのかなどの原因の追求

・上記の原因をどのように解決していくか

・この一年のある程度の計画

 

これらに着眼して3月は自分自身を見直すことが大事です。

例えば、英語、数学に高校三年生に力を入れすぎて、物理の学習が8月からになってしまい、基礎が固まっていないから落ちたみたいに落ちた原因を自分の中で理解しましょう。もし、物理の基礎が固まってなかったことに原因があるのなら、3月は力学の基礎、4月は電磁気の基礎など7月までに全体的な基礎を固めようとするなど解決方法と計画性をもって行動しましょう。

このようによくなかったことを理解したうえで3月から毎日勉強をしていきましょう。

4月以降は予備校に通い始めると思うので、それまでの準備期間として基礎を固めていきましょう!!

予備校について

基本的には宅浪避けてほしいです。

予備校に通うことで浪人は孤独との闘いでもあるので、先生や同じ境遇の人と切磋琢磨して勉強できるため、モチベーションという点ではとても良いと思います。

また、ある程度の計画性がない中で一年間勉強するのはよくないので、予備校のカリキュラムに沿いながら一年間頑張ることという点でも良いと思います。

 

まとめ

今回は浪人へ向けてのスタートや心構えなどを紹介しました!

・浪人したからといって受かるわけではない

・やる気がなくなり、遊んじゃう

・精神的に辛くなりやすい

・3月は自己分析を怠らない、勉強をやる

上記の4点が今回の中で大事なところです。なかなか残酷なことをお伝えしたと思いますが、これらのことに気を付けながら日々学習をしていけば、しっかりと結果がついてくると思います!!

3月は遊びに行っても欲しいですが、毎日勉強することも忘れないでください。この一か月にやるやらないでは大きな差が生じます。一年あるから余裕とは一切思わずにある程度の緊張感もって学習していきましょう!!応援しております!!

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