こんにちは!武田塾湘南台校、講師の島崎です
今回テーマは
一般入試vs推薦入試、受かりやすいのはどっち?? です!!!
大学進学を考えたときに避けて通れないのが「入試」です。入試には様々な形式がありますがどれが一番いいのでしょうか?今回はその「入試方式」に着目して紹介していきます!!!
どっちが主流!?
文部科学省の2020年度大学調査では全大学の入学者数のうちの54.9%が一般入試となっています。また、私立大学だけで見ると一般入試で入学した人は全体の44.1%になっています。推薦入試で入学した人とほとんど割合が変わりません
[1]
[1]【資料3】大学入学者選抜における英語4技能評価及び記述式問題の実態調査の結果(概要 速報版 ②選抜区分別調査) (mext.go.jp)
この数年間で一般入試と比較して推薦入試の割合が急増しています。
「学力」という部分だけで見ると一般入試の人たちの方が、とても勉強を頑張っているので、純粋に学力を比べると一般入試が高いのかなと思います
つまり推薦入試の方が受験勉強という意味ではお得という風に感じます
なので結論、推薦入試で行けるなら推薦入試で行くことを推奨します
現在は総合型選抜など受験方式が勢いを増しているため対応が必須です
今後の受験対策の方針や注意点は総合型選抜などの傾向と合わせて検討しましょう
総合型選抜などの推薦入試が向いている人、一般入試の方が向いている人は明確に分かれると思います
一般入試と推薦入試の違い
一般入試
国公立大学の一般入試では1月に実施される共通テストと大学オリジナルの試験(2次試験)の2つで合否が決まります。国公立大学では共通テストで5教科7科目の点数が必要なため、早くからの対策が必要になります。2次試験はいきたい学部学科によりますが医療系の学部に進学を希望する場合、小論文や面接が課される場合があります。5教科7科目にプラスして小論文や面接の対策が必要なのでかなり大変だと思います。国公立志望の方は自分の入試方式を調べてみましょう!!
私立大学の一般入試では大学オリジナルの試験で合否が決まります。問題は大学によるので行きたい大学の傾向に合わせた対策が必要になります。私立は基本3科目での受験が可能です。文系は英語・国語・社会科目(数学)。理系は英語・数学・理科科目です。最近では英検利用型など外部試験のスコアが必要な入試が導入されたりしています。自分が行きたい大学、学部学科の入試方式を調べてみましょう!
推薦入試
推薦入試では主に自己推薦書や学校の調査書、面接や小論文で合否が決まる入試方式です。面接ではなくグループディスカッションがある大学もあります。こちらも自分が行きたい大学の入試方式をよく調べておきましょう
正直、総合型選抜は対策が難しいです
総合型選抜は大学や生徒ごとに深い対策が必要であり、急成長は困難です
対策がわかりやすいのは一般入試です。ただその分長期的な努力が必要なので、かなりしんどいです。
総合型選抜の場合、対策の情報やそもそも入試の実態の情報がかなり限られています。なので入試情報の地方間格差が一般入試以上に出ている場合があります
都心の塾、学校であれば総合型選抜で大学に合格する人もたくさんいるのでそのような人から情報を得て、対策を練ることが可能です。一方、地方の場合総合型選抜の経験者からの情報が不足し、対策が遅れることがあります
逆に地方出身でもしっかり調べて総合型選抜を目指す人は武田塾でもかなり合格しているイメージがあります
総合型選抜では地域活性化に寄与できる人材を求める傾向が強まっています!!!
推薦入試に向いている人
①情報収集能力が高い
無料受験相談の段階で情報を有しておりイメージが具体的にある人が多い印象です
この大学の入試はこの傾向があるのでこのような勉強をしていこうと思います。と、かなり詳しく説明できるくらいまで情報を調べている人が多いです
確かに総合型選抜が勢いを増しているとはいえ、主流ではないほうにシフトして取り組んでいく姿勢があるということは情報収集能力が高いのではないでしょうか
たまに保護者の方がとても調べている場合もあります
推薦入試の難しい点
推薦入試のいちばん難しい点は「何をしたらいいのかよくわからない点」です
最適な推薦入試を見つけるためには徹底的に調べる「情報収集能力」が重要になってきます
②自分が将来したいことをいかに魅力的に語れるか
目標や夢を人前で熱く語れるような人は総合型選抜での受験に挑戦してみましょう!
また高校や今までの学生生活で何か一生懸命に頑張ったことがある人はこの試験方式が有利だと思います!!!
実際に慶応義塾大学の総合型選抜(AO入試)で合格した人は「話し方がうまい」です
自分が伝えたいことを端的に説明することができますし、人前でも緊張することなくはきはきと話せています。
総合型選抜で合格を勝ち取れる人は日常生活でもプレゼン力などが際立ちます
一般入試に向いている人
①継続した勉強ができる人
それに比べると一般受験は地道に毎日継続した勉強が必要になります
夢や目標はないけどコツコツ地道に勉強を継続できる人は一般入試向きです
総合型選抜の人も早期から準備をしている点はすごいと思います。ただ、現状のメインは一般入試で指導をしており、学力という意味で勉強に対して一生懸命なのは一般入試組なのかなと思います。
②学力が高い人
一般入試は人柄ではなく、学力重視の試験なので、それなりに学力がないと合格は困難です。なので頭がいい人はこちらをオススメします。
今回まとめ
一般入試と推薦入試の合格しやすさには向き不向きがある
地道な努力が得意なら一般入試 情報収集や戦略が時なら推薦入試
判断が難しい場合は総合型選抜も視野に入れて動いてみましょう!!
何か受験で不安なことや疑問に思うことがありましたら是非武田塾湘南台校にお越しください!!!