こんにちは！武田塾湘南台校、講師の島崎です。
今回テーマは
高校で学校教材にしてほしい参考書【社会編】です！
武田塾御茶ノ水本校校舎長の清水先生がチョイスした日本史・世界史・地理・政治経済の参考書を紹介していきます！
日本史
問題集
「時代と流れで覚える日本史B用語」
「スピードマスター日本史問題集」という参考書がありますが、この参考書は「スピードマスター」を越すくらい、優れています
問題の文章を優れていますが、何よりも左ページのまとめがとてもいいんです！
日本史では「流れ」が非常に重要です。学校の授業でも「流れ」の説明はしてくれると思いますが、ノートにまとめづらくないですか？ノートに色々書き込もうとすると、いろんな情報がごちゃごちゃするので、かえって分かりづらくなってしまいます。
この参考書はノートだとまとめにくい歴史の「流れ」が体系化されて分かりやすくまとまっています。授業でこの参考書が手元にあるだけで今、何時代のどこの話をしているのかが分かりやすくなります
受験で日本史Bを考えたときの基礎の１冊目にオススメですこの１冊で共通テストで高得点が狙えるくらいの知識量があります。学校の進路ではなく、学校の定期テスト対策にもすごくおすすめな参考書です！
ひと昔前までは「スピードマスター」やっておけば８割取れると言われていました。この参考書は「スピードマスター」の今版と考えてください。なのですごく難しい難易度設定の定期テストでなければ「時代と流れ」を覚えておくと８割取れると思います。
講義系参考書
「石川晶康 日本史Ｂ講義の実況中継」
これは前提として難関大学を日本史Ｂで受ける人が多い高校でのオススメとなります！
ＭＡＲＣＨを受ける生徒がそんなにいないようだったらぶっちゃけ「実況中継」はオーバーワークになってしまいます。場合によっては教科書だけでもいいと思います
「実況中継」をオススメする理由
難関高校では定期テストでも深い内容まで進んでいくことが多いです。難関大学対策を目指している高校が多いので、早慶や国公立の２次試験まで考えると「この知識までを覚えてね」を定期テストでやることが結構あります
深い内容を授業で聞き逃した場合、難しい内容でも読み直すことが可能です
正直この参考書は知識のボリュームが多いです。難関大学でなければ入試に出てこないような用語も載っていますが、話から少し脱線するからこそ面白いことが出てきたりして、より「日本史って面白いな」と感じることができてもっと学びたいという意欲がでてきます
分厚いかもしれませんが楽しんで参考書を読むことができると思います。そしてその興味が日本史の学習継続に繋がると思います
ですが「実況中継」を知っている人は分かると思いますが、この参考書は４冊に分かれていますので知識が相当細かいと思います。基本は「山川出版社 詳説日本史Ｂ」で足りない人の推奨教材の立ち位置になります
教科書を中途半端に勉強しても意味がないです。また興味を持たせ続けることは難しいので深く勉強することによって楽しく興味を持って勉強することができます
この参考書は難関大学を目指さない人にはいらないと思います。かなり知識量が多くてオーバーワークになってしまうためです。
その場合は「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本」を全体で買って、副読本にすることをオススメします
世界史Ｂ
問題集
「時代と流れで覚える世界史Ｂ用語」
日本史と同様に左ページのまとめがきれいに整理されています
例）イギリスとフランスの歴史を並列して記載している
学校で先生が番所をしてそれをノートに書くという作業を全て効率化してくれています
書く必要がなく、きれいにまとまっているのが「時代と流れ」です
知識量をある程度絞って端的に整理された参考書を持っておくことによって学校の授業で分からなかったことの復習をすることができますし、知識の補強に繋がります
学校の先生がくれるプリントでも大丈夫なのですがたまになくしてしまって「この時代のプリント失くしたからよくわかんない」という人がいます
この参考書だときれいにまとめられていて流れも右ページに書いてあるので使い勝手がいいのではないかと思います
ノートまとめをしていますか？
日本史・世界史が好きな人はノートまとめをしがちです。ですがノートまとめは勉強効率を考えると推奨できません
この「時代と流れ」があればノートまとめをする必要がありません。なぜならこの参考書を見ればある程度の内容がすでにまとまっているからです。
まとめる必要がなくなったので理解や暗記に時間を使うことができます！！
講義系参考書
「大学入試 茂木誠の世界史Ｂが面白いほど分かる本」
この参考書は日本史の「実況中継」とは異なり１冊でばっちり楽しく世界史のストーリーを学ぶことができます
教科書と比べると断然面白い内容なので苦なく長時間勉強することができると思います
学校の授業を一回で完璧に理解しきることは難しいと思います。なのでこの参考書で授業の復習をしましょう！！
政治経済
問題集
「共通テスト政治・経済集中講義」
共通テスト対策に最適です
単純な暗記だけではなく共通テストに向けたものを進度に合わせて学校の授業と並行して勉強出来ます
講義系参考書
「蔭山の共通テスト政治・経済」
これらの参考書は共通テストを控えた高校三年生向けになります
圧倒的にわかりやすい参考書です。政治・経済を受験学年から始めて授業を受け知識を定着させるのは難しいと思います。自分で知識を身につけるために持っていてもいい参考書だと思います
一気に予習したい場合や取りこぼしたものを取り返したい、どちらの場合でもこの二冊があれば共通テスト対策がばっちりできます
今まで政経を後回しにしてしまって苦手意識を持っている子でも今までの遅れを取り返すことができる参考書です
地理
講義系参考書
「村瀬のゼロから分かる地理Ｂ」
この参考書には地史編と系統地理編がありますので両方セットで使ってほしいです
地理は暗記系の科目だからしんどいというイメージがあるかもしれませんが「地理って理解なんだな」ということに気付かせてくれます
地理をゴリゴリに暗記していくのは本当に苦痛だと思います。これを読んで、理解のもとに地理を解けるようにすると応用もできるようになります
地理が苦痛な人にオススメです。イオいろなイラストや図表がたくさん用いられていますしカラーで読みやすいです
少し分厚いかもしれませんが全然苦痛ではなくさらっと読むことができます
問題集
「共通テスト地理Ｂ集中講義」
１番端的でまとめ＋資料がついていて共通型の問題に対応していくとなるととても使いやすいのではないかと思います
今回まとめ
社会で重要なのは「好きになれるかどうか」
その姿勢で武器にできるかどうかが変わってくる
紹介した参考書を使って社会を好きになろう！！！
何か受験で不安なことや疑問に思うことがありましたら是非武田塾湘南台校にお越しください！！！
