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【武田塾湘南台校】名古屋工業大学について解説します!

こんにちは、武田塾湘南台校講師の末吉です!

前回は大学群 電名農繊 のご紹介と電気通信大学の紹介を行いました。。

 

今回は電気通信大学と同じ大学群の

名古屋工業大学

について解説していきたいと思います!!

 

名古屋工業大学について

名古屋工業大学は1949年に創立された国立大学です。1905年に中部地方に官立高等教育機関の設立が行われ、その官立の名古屋高等工業高校を前身としています。

名古屋工業大学は「ものづくり」「ひとづくり」「未来づくり」を教育・研究の理念に掲げ、倫理観に裏打ちされた人間性豊かな研究者・技術者および新たな産業分野や価値の創出に貢献できる専門技術者を育成することを目指しております。

名古屋工業大学は卒業生の8割以上が大学院へと進学し、より専門的なことを学んだり、研究した後に就職する人が多いとのことです。

また、電気通信大学でも紹介したように、女子が少なくなりがちという問題です。

全学生うち8割が男性ですので、男子校上がりからしたらまた4年間男子校になると思いますが、レベルは高いので、お互い切磋琢磨して学習できると思います!!

名古屋にキャンパスがあるため、卒業生の多くはトヨタ自動車に就職する人がとても多いです。天下のトヨタ自動車の就職数はトップです。それだけ、就職力が強い大学といえるでしょう。

 

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名古屋工業大学の学部について

名古屋工業大学は一つの学部を所持しております。

・工学部

学部は一つしかありませんが、工学部の中に様々な学科があります。

生命・応用化学科、物理工学科、電気・機械工学科、情報工学科、社会工学科の5学科を所持しております。

また、名古屋工業大学は東京電機大学と同様に夜間学部があります。

夜間学部は主に夕方から夜と土曜日に主に授業を行い、昼間部と同じカリキュラムを受けられる学部のことです。そのため、工学部と同じことを学ぶことができます。

国立大学の中では夜間学部をもつ大学も多いですが、名古屋工業大の夜間学部は国立大学の中でも比較的難易度が高い部類です。夜間学部では社会人も一定数いるので、交流の輪がさらに広がり、様々な経験をした頭のいい社会人から多くのことを学ぶことができると思います!

ぜひ興味を持った人は名古屋工業大学の夜間学部について調べてみるとよいです!

 

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キャンパスの所在地について

名古屋工業大学は主にキャンパスを1つ保持しています。

下記の表にキャンパス名とキャンパスに設置している学部を載せました。

 

キャンパス名 設置学部
御器所キャンパス

全大学生が対象

 

御器所キャンパスは愛知県名古屋市にあるキャンパスです。最寄り駅は鶴舞駅にあり駅からもすぐのところにキャンパスがあります。鶴舞駅は名古屋駅から10分ほどで行ける距離で、国立大学の中でも珍しく都心のキャンパスとなっております。名古屋の中心である栄まで歩いて行けます!!

国立大学は私立大学と違って、郊外にキャンパスを立てがちです。なぜなら、研究設備を充実させるために土地の安い郊外が理想的だからです。名古屋工業大学はその中でも立地が良いので、

とても楽しくキャンパスライフを送れると思います!!

 

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入試難易度について(前期のみ)

名古屋工業大学は

国公立大学であるため、共通テスト大学独自の2次試験があります。

共通テストは国立大学特有の5教科7科目です。

2022年度共通テストは数学の難易度がとても高かったため、共通テストのボーダー得点率は68%となっていますが、例年であれば必要なパーセントは73%くらいです。二次試験に自信があるのであれば、6割台でも勝負してもよいと思います。5教科7科目で70%とるのは難しいですが、しっかりと基礎を固めていけば、とれる点数かと思います。

二次試験の科目は数学、英語、物理(化学)の3教科3科目となり、電気通信大学に比べて化学(物理)が必要ありません。ですので、理科の完成度が遅れがちな現役生にとってはとてもおすすめの大学です。

また、個別試験の配点は1000点なのに対して、共通テストは450点となっており、二次試験の比率がとても高いです。ですので、共通テストでうまくいかなくても二次試験に自信があれば、共通テストが低くてもチャレンジする価値はあると思います。これは自分自身が過去問をどれくらいとれるかをしっかりと把握したうえで受けるかどうかを考えてみるとよいでしょう。

問題のレベルとして

国立の問題らしいシンプルな問題が多く、地方国公立の問題レベルです。

私立大学と違って数学は選択問題がないところが国立の特徴です。ですので、感や運がまったく意味なく、しっかりとどのように解いたのかを論理的に示していく記述型なので、日々の学習から記述式のやり方になれることが大事になってきます。

問題はとても難しいということはなく、良問が多いです。ですので、確実に6割以上は取りたいところです。特に微分積分で大門4つ中2つでることもあるので、微分積分を完璧にするだけでもしっかりと半分の点数を取ることができるでしょう。

ほかの分野としてベクトル、数列、確率がよく出題されがちです。

よって、対策として電気通信大学の時と同様に名古屋工業大学の問題ではなく地方国公立の問題を練習で解き、様々な問題に慣れることやたくさんの問題を経験することで解けるようになってくると思います。

また、地方国公立の問題でも微分積分、ベクトル、数列、確率に絞って問題をやることで出るところだけ学習し、効率よく勉強するとよいでしょう。

最後に学科の偏差値表を示します。

 

科類 偏差値
生命・応用科学 55
物理工 55
電気・機械工 57.5
情報工 57.5
社会-建築・デザイン

57.5

社会-環境都市 55
社会-経営システム 57.5
創造-材料・エネルギー 55
創造-情報・社会 55

 

偏差値表を見るとき、この偏差値は中央大学や法政大学とほぼ同じ偏差値になるかと思います。ですが、問題のレベルはMarch以上ではあります。また、国立大学は5教科7科目+3教科3科目なのに対して、私立大学は3教科3科目で受験できる大学が大半です。

ですので、偏差値が一緒だからといっていけるとはかぎりません。私立大学には私立大学特有の難しさ国立大学には国立大学特有の難しさがあるため、それぞれの対策をしっかりと行いましょう。

 

まとめ

今回は名古屋工業大学について解説しました!

次回は東京農工大学について解説していこうと思っております!!

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