初めまして、武田塾湘南台校の渡邉です。
秋が終わり、冬の寒さを如実に感じる季節となりだんだんと受験の季節になってきております。
共通テストまでのこりわずかとなりました。 そのため、受験生はラストスパートをかけている時期でもあると思います。 そのため今回は共通テスト対策についてお話をしたいと思います。
共通テストは以前まで行われていたセンター試験と比べて、問われている内容は以前と変わらず基本的なことなのですが、その答えを導出する過程で内容を理解するために思考力を必要とされる問題が多くあります。 そのため、勉強をしていても思うように点数が安定しないだったり、解説を読めば理解できるのに初見の時は 思うように解くことができないといった事態に陥ることがあります。
しかし、まずは基礎をつけないとそのような問題も解くことができません。
しかし、共通テストを受ける受験生は基本的に二次試験も受けることになると思われるので、2次試験のほうに集中してしまい、共通テストの対策が不十分になることがあります。
特に理科基礎・社会・漢文・リスニングは対策があとまわしにされがちです。 今回は対策が遅れてしまっている受験生に向けて共通テスト(理科基礎・社会・漢文)の基礎の部分の対策を一日でおわらせる方法について、紹介していこうと思います。
・一日一冊勉強法
➡遅れている科目を1日集中して終わらせてしまう勉強法
一日一冊法のメリット
遅れている科目が一気に片付く!! 現状対策できていない科目の得点率が3~4割と想定すると
➡一日本気で1教科やれば7割はとれるようになる、というかわざわざ一日つかって、ほかの教科の勉強もしないのだから気合でとれるようにしなければならない。
この方法は基本的に1日を丸ごと使って、対策死体教科を勉強していくので平日の学校がある日などはおすすめしない。
土日や祝日などの朝から夜まで一日フリーなときに実行するのがベストです。
一日一冊法のおすすめ勉強プラン①
講義系参考書 ➡ センター試験過去問・共通テスト対策問題集
このプランは終わらせるのは確実ですが、丁寧さに欠ける部分があります。そもそも、一日で対策を終わらせるのでこまかいところは覚えきれないことが前提ですが、6~7割くらいを深夜にとれればかなりいい成果であるとおもいます。 具体的な時間割の例としては
5:00 起床
5:30 勉強開始(講義系参考書)
8:00 朝食
8:30 勉強(講義系参考書)
12:00 昼食
13:00 勉強(講義系参考書、講義系参考書が終わり次第問題集)
19:00 夕食
21:00 勉強(問題集)
7割とれるまで寝ない となります。
なお、休憩時間は1時間おきにとっても良いですが、テレビやスマホなどのインターネットに接続できる端末には一秒たりとも触らないようにしましょう。なぜかというと、この時期までほぼノータッチの科目があるということは普段からの勉強量が足りてない可能性があり、こんかいわざわざしっかりと勉強時間を確保して勉強をしようとしてるのにその時間をスマホなどにつかってほしくないからです。また、スマホは使いすぎると集中力を低下または持続時間が短くなるおそれがあるので、これを機会にスマホ断ちするとおもって、スマホは捨てましょう。スマホを触るよりはストレッチ、筋トレ、顔を洗うなどしたほうが時間も短く有意義です。ただし、理科基礎や社会で三共所だけではどうしても理解できないところがあるばあいは5分という制約をつけるのであれば、スマホやパソコンをつかうことをゆるします。
一日勉強法のおすすめプラン②
最初の章や分野が終わったら該当分野のセンター試験過去問を解く!! 1,最初の1章を読み込む 2,センター試験の過去問を演習 3,足りてない知識を1章読み込む 4、センター試験の過去問を演習 5,1章が8割とれるようになったら2章へ 6、1~5を最後の章までくりかえす このやり方はプラン①と比べて時間がかかるため、一日で終わらない可能性がありますが、より確実に安定して点数を取れるようになると思います。 なお、私としては上記のやり方に加えて、2章が終わった後に1章の復習をさらっとする、3章が終わった後に1~2章の復習をさらっとするというように各章が終わるごとにそれまでやった章の復習をおこなってほしいです。そして、最後に翌日の朝5時くらいに起床して、全体の復習を朝食までにやってほしいです。ここまで行うことである程度、点数に安定感が出てくると思います。 先ほども述べたようにこのやりかたはプラン①に比べてかなり時間がかかります。私個人の目安としては理科基礎・漢文・倫理政経、とくに理科基礎と漢文に関してはしんけんにやっていれば1日で終わりますのでできないなどと泣き言を言わないでください。ここまで、放置していた自分を恨み反省すると思って、今から修業を行うという強い気持ちで勉強に取り組みましょう。また、このやり方をやるときはおそらく土日祝に勉強をすると思うので、最低でも15時間くらいは勉強時間をとる必要があります。ここで多すぎると思った方は覚悟が足りません、これは自分に対する修行です。 また、お風呂に入るとき以外は基本的に勉強をします(トイレ、ご飯を食べているときなど)、物理的に参考書が使用不可になるとき以外はすべてが勉強時間となります。なお、トイレやご飯時などの隙間時間は15時間以上の勉強時間としてカウントすることはゆるされないので、15時間にプラスして隙間時間も勉強しましょう。 これを終えた後にはかならず達成感と点数が取れるようになった充実感で安心して眠れるようになります。また、これを最後まで終えるとかなり自分に自信がつき、合格にかなり近づくので頑張りましょう。
具体的な時間割
5:00 起床
5:10 勉強開始
8:00 朝食(ご飯を食べながら、参考書を読んでください)
8:30 勉強
12:00 昼食(ごはんをたべながら、参考書を読む)
12:30 勉強
19:00 夕食(ご飯を食べながら参考書を読む)
20:00 勉強
01:00 就寝
最後にこの勉強をやりきったら不安教科が一つ減り受験合格にむけて大きく前進するので、きついと思いますが今やらなきゃいけないことを後悔しないためにも精一杯やりましょう。
一冊の参考書を完璧に。目指せ逆転合格!!
◆武田塾湘南台校舎長 齋藤直哉
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