こんにちは！！ 湘南台校講師の末吉です！！
今回は四工大という大学群があるのは知っているけど、具体的には知らない人が多いと思います。そこで四工大の入試の特徴や入試難易度について解説します！！
四工大って何？
四工大とは東京の理工系４大学のことであり、1996年に発足しました。
当時は芝浦工業大学、東京都市大学（旧武蔵工業大学）、東京電機大学の理工系３大学でしたが、1998年に新たに工学院大学が加わり、今の四工大となりました。
これら四大学の特徴として大学院相互開放や単位互換制度があり、大学の垣根を超えて学べる仕組みになっております。他大学ではどのような授業をしているのかを知るのによい機会かと思われます！
四工大の難易度は？
河合塾の偏差値表をから四工大の偏差値はおよそ45~60の値となっております。レベル的に日東駒専からMARCHのレベルです。
とても偏差値に幅がありますね。これは学部や学科による難易度の差や入試形式による難易度上昇、大学間でのレベル差などが考えられます。
主に 芝浦工業大学＞東京都市大学＝工学院大学＞東京電機大学 の難易度順になっているので、芝浦工業大学などは偏差値55近辺で、東京電機大学は偏差値50近辺になるかと思われます。
また、電気電子工学科や化学科の学科は比較的に偏差値が低く、建築学科や情報工学科などは偏差値が高くなっています。なので四工大で比較的簡単な東京電機大の情報系の学科は偏差値55くらいあります。受けるときにみな共通の問題を解きますが、合格最低点がこれらの学科で１割近く違ってきます。
なので、自分がやりたいことを優先して大学を選ぶのか、それともやりたいことがないからとりあえずこの大学に入りたいなのかで戦略が変わってくるので、どうすればいいかわからなくなったら、ご自宅の近くにある武田塾の無料体験相談を利用しましょう！！
四工大のメリットは？
四工大のメリットは２つの点があります！！
・研究設備や研究室が充実している
・有名企業に就職しやすい
この二点でメリットがあります。
研究設備が充実している
理工系の単科大学であるため、大学自体が工学の学びを充実するようにしています。文系を含む総合大学と違い、研究室に多くの費用を割くことができます。なので、他大学にはない多くの良い設備がそろっており、研究する環境としてベストなところであります。
有名企業に就職しやすい
理系は大学４年間過ごした後に就職するのではなく、大学院に進学する人が多いです。大学院では大学では扱えないより専門的なことを学ぶことができます。また、それだけでなく就職も技術職として仕事に就くことができるため、大学を４年間で卒業するよりも就職しやすいといわれています。
四工大では他大学の総合大学の理系学生よりも大学院に進学する人が多く、それだけ就職も強くなります。有名企業400社の実就職率は
芝浦工業大学 19位
東京都市大学 38位
東京電機大学 42位
工学院大学 63位
となっています。MARCH最高峰の明治大学は25位なので、芝浦工大はそれを上回っており、就職の強さはMARCHの何ら遜色ないほど就職が強いことがわかります！
まとめ
四工大の魅力が少しわかってくれたと思います。私はこれらの大学を受けてはありませんが、高校の同級生や私の生徒は四工大を志望している人が多いです。
今回まとめとして四工大は
芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学、工学院大学の東京の理工系大学
であり、難易度は
芝浦工業大学＞東京都市大学＝工学院大学＞東京電機大学
特徴としまして
研究設備の充実、就職に強い
という点で素晴らしいです。まだまだ、多くの魅力がある大学ですので、次の回ではそれぞれの大学に注目して紹介していきたいと思います！
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◆武田塾湘南台校舎長 齋藤直哉
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