こんにちは!武田塾湘南台校 講師の人見です!
今回は、僕が世界史で高得点を取るためにやったことを紹介していきたいと思います。
僕は、これから紹介する方法で
共通テストや早稲田大学の試験でも9割取ることが出来ました。
今、世界史の勉強をしているけどいまいちやり方が分からない人や、高得点を取りたい人
ぜひ最後まで読んでいってください!
流れを理解する
世界史の勉強をする上でまず、一番初めにやってほしいことは
流れを理解することです。
流れを理解しないで、いきなり一問一答形式の参考書を使って暗記しようとしても
出来事に対する理解力が低いため、全然効率的に覚えることが出来ません。
なので、まずは「大まかに」流れを掴んでいくことから始めてみましょう。
僕が流れを掴むために使ったものをこれから紹介していきます。
①『世界史 古代~近代へ パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール) 』
『世界史 近現代 パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール) 』
これらの2冊は「マンガ」です。
「受験勉強をするのにマンガ?」と思うかもしれませんが、
これが結構使えます。
この2冊のマンガは世界史の全範囲を網羅しているので
とてもスピーディーに通史の流れを理解することが出来ます。
しかもマンガなので、活字のものよりも遥かに読みやすいです!
「教科書を読んで理解しようとしたけど活字ばっかりで集中力が続かない」という人は
まず、マンガでもいいので通史をサラーっと読んで大まかに流れを理解することから
始めてみましょう!
②詳説世界史B 改訂版 [世B310] 文部科学省検定済教科書
僕はマンガで大雑把に流れを覚えてから、今度は「教科書を使って流れを理解する」
ということをやりました。
教科書を読む前に、マンガを読んだおかげもあり、スラスラと読みすすめていくこと
が出来ました。読む回数としては、少なくとも1章ごとに3−4周は
読み返して、流れを頭に詰め込んでいきました。
教科書を読んでみても、あんまり理解ができなかったところは
YouTubeで世界史の動画を見たり、スタサプの授業を見ることによって
難しいところを理解できるようにするということをやりました。
また、教科書のような硬い口調のものがどうしても苦手であれば、
口語的な講義系の参考書もたくさん売られているので、そちらの方で流れを
掴むということも全然アリだと思います!
基礎的な単語から覚える
マンガや教科書で、流れを大雑把に掴んだ後に行ったことは
「基礎の単語を覚える」ということです。
そのために使った参考書は、
・『入試に出る 世界史B 一問一答(Z会)』
僕自身、何種類も一問一答の参考書を使ってみて、
一番効率がいいと思ったのが、この参考書でした。
というのも、この参考書は他の一問一答と違って、
基礎的な単語と難関単語の章が分かれているので、勉強がしやすいと個人的に思ったからでした。
それに加えて、他の一問一答よりも、入試に出やすい単語が激選されている
ので、効率的に勉強できるということ思ったからです。
実際、教科書と、この一問一答の勉強だけで、早稲田の問題で合格点を取ることも
可能でした!
基礎的な単語を覚える方法は??
この参考書は、問題ごとに星マークで難易度が示されています。
ですので、勉強始めたての頃は
星マークが多い=簡単な問題 の方から理解していく方法でやってみましょう!
基礎が入ってない状態で難しい単語を覚えるのは勉強の順序としては間違いなので、
まずは簡単なものから順番に暗記していき、それが完璧になってきたら難しい単語へと
移行するといった感じで進めていくといいと思います。
また、一問一答で勉強を進めていく上で、知識が浅いと感じた箇所があったら、
すぐ教科書に戻ってもう一度理解をし直す。
つまり、教科書と一問一答を行ったり来たりしながら知識を蓄えていくといいでしょう!
復習をしよう
勉強をする上で一番重要なのが、「復習」です。
人間は忘れやすい生き物です。あなたは5日前の夜ご飯を覚えていますか??
多分覚えていないですよね!?
といった感じで人間は意外とすぐ物事を忘れてしまいます。
それは勉強にも共通していて、復習をしないと
せっかく覚えたことも時間が経てば、すぐ忘れてしまいます。
なので、得点を取りたいのであれば、“絶対に”復習をしましょう!
超重要なことなので、もう一度繰り返します。
絶対に復習をしましょう!!
復習の方法としては、武田塾式の「4日進んで2日戻る」というやり方
がおすすめなので、ぜひ検索をかけてみてください!
文化史の勉強法
まず初めに言いたいことは「文化史は早めに取り掛かろう!」です。
文化史は特に苦手な受験生が多い範囲です。
文化史は後回しにしていって、結局あまり手が回らないまま受験に突入してしまう
受験生も多々みられます。
そうならないために、早い段階から勉強をスタートしておく必要があります。
文化史の勉強法は??
文化史は、“イメージづけをする”ことがとても重要です。
どういうことかというと、単語を聞いて「どのような人、作品、建造物」なのかを
自分の頭でイメージできるようにするということです。
例えば、レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」を覚えようとするのに
文字だけで覚えるのではなく、資料集やインターネットなどでどんな絵なのかを見て覚える
ということです。
そうすることによって・・・
文字だけで覚えるよりもイメージしやすくなり記憶に残りやすくなる効果があります。
また、文学作品を覚えるのだったら、その文学作品がどんな内容なのかを
調べてなんとなく内容を理解しておくなどすると、記憶に定着しやすくなります。
そのような感じで、文化史を覚える時は
その単語の写真や逸話、内容などを資料集やインターネットで調べて
「イメージづけ」をするということを意識してやってみることをオススメします!
過去問から逆算しよう
最後に伝えたいことは「過去問から逆算すること」です。
どの教科でもそうですが、どの大学・どの学部なのかによって
傾向が全然違ってきます。
ですので、志望校に合わせた勉強方針を決めてやるということが重要になってきます。
例えば
あなたの志望校が、文化史が多く出題される学校だとしとしましょう。
ですが、ずっと通史の勉強ばかりをしていたとしましょう。
そして、入試直前になって過去問を始めて解いてみて、文化史が多く出題されることに
気づいたとします。 さて、あなたはどうなるのでしょう??
もう目に見えていますよね!
そうならないためにも、早めのうちから過去問を見ておくことが重要です。
論述の問題が出るのであれば、論述の練習を早い時期からしておくとか、
近代以降の問題がよく出題される傾向にあるのなら、
そこを重点的に勉強するといった感じで
志望校の過去問から逆算して勉強をすることを意識してほしいと思います!!
まとめ
・まず流れを掴もう!!!
・流れが掴めたら基礎的な単語から段々難しい単語に移行していこう!
・復習を十分にやろう!!
・文化史は早めに取り掛かり、イメージづけをしよう!
・過去問から逆算して勉強をしよう!!