こんにちは! 武田塾湘南台校の佐藤です。
今回は一日の勉強時間をどう割り振るべきか
を話します。今回は私立大学編です。
まずは一日に何時間使えるかですが、現役生なら8時間程度を想定します。浪人生は12時間。
授業短縮がある場合を想定してです。
勉強時間は本人の得意・不得意・志望校などで変わることもあります。今回は目安として。3つの参考例を挙げます。
文系は、、、
1 本番の得点配分で想定
例えば英語150点、国語100点、社会100点であれば、
英語3:国語2:社会2
8時間であれば、ちょっと間に合っていない科目に時間を充てるやり方です。
12時間であれば、初期のころなら
英語6:国語3:社会3
でよいでしょう。秋を過ぎたあたりになったら、、? 以下に話します。
2 科目の負担を考える
科目の中で一番時間の負担が大きいのが英語や数学。得点比率ではなく、負担の大きい科目を優先させること。
高校1・2年生なら英数に注力する。高校3年生・既卒生なら1学期は英語、2学期以降は社会が理想です。
3 今から追加で稼ぎたい点数
優先すべき科目だが、目標点近く取れている場合は、勉強時間はそれほど多くとらなくてよいでしょう。
優先順位の低い科目だが、点が取れていない科目は、勉強時間を多くとる必要があります。
で、まずは科目の配点・負担で考えること! そのあと稼ぐ必要がある点数も考慮して勉強時間を調整することが重要です。
次に、これらをもとにしてどのように時間配分をするかを書きます!
4 文系について、1日8時間であれば、大まかな時間配分の目安として
英語4:国語2:社会2
英語3:国語2:社会3
受験勉強を始めたばかりの時期は英語の学習時間が多いほうが良い!
ある程度英語ができるようになった場合は、英語を減らして社会を増やす。社会が順調なら同じペースで。
国語は割と定期的に同じ量の問題を解いていく。勉強時間はそれほど増減しない。勉強の進み具合を見ながら、英語と社会で勉強時間を調整しましょう。
理系は、、、
1 大まかな時間配分
英語2:数学4:理科2
英語3:数学3:理科2
理科2科目の場合は、、、
英語2:数学3:理科①1.5:理科②1.5
英語2:数学3:理科①2:理科②1
このバランスで行くとよいでしょう! 理科はどちらを重視するかを考えることや、
英語や理科の配点が高い場合は数学の時間を少しだけそちらに傾けてもよいでしょう。
理科の基礎が終わっている場合、勉強時間は問題演習を何問やるかで決まります。1日何問やる必要があるかについて、いつまでに終わらせるかで逆算して勉強時間を調整しよう。
コツとして大事なのが、
勉強の段階が初期段階なのか、演習段階なのか、
などの見極めが重要です。
・基礎段階
・演習が多めの段階
・過去問が中心の段階
大まかにこの3段階に分かれるため、考慮をしていきましょう。
基礎段階だと、科目は少なめで行ったほうが良いです。
高校1・2年生だったら、英数に力を入れるほうがよいでしょう。
科目を増やしすぎずに英数の基礎を終わらせることに注力しましょう。
高校3年生までに日大レベル(英数)を突破すると、、
受験勉強が非常に楽になります!
受験学年の場合、
1科目の勉強時間は最低でも1時間以上、これ以上は減らさないようにしましょう。
まずは1科目1時間で割り振るようにすると、3つの要素を加味して残り時間を割り振ることができます。
合格するために必要な科目・時間・量をやるようにしよう。気持ちで考えるとつい偏りが出るため、あくまで合格に必要な勉強を逆算して編成しよう!
もし科目バランスに不安があれば、武田塾湘南台校にお問い合わせください!