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静岡県静岡市の大学受験生向け学習塾
日本初、授業をしない塾
武田塾静岡校です!!
皆さん、模試の復習はしていますか?
以前の記事【2024】全統共通テスト模試を受けよう!【模試】でお伝えしたように、
模試は今の実力を計り、志望校合格に向けた現状の自分の位置を把握することが目的です。
自分の苦手や課題点を見つけ、原因を分析し、今後の学習計画を立てるために行います。
受けた模試を今後の勉強に役立てなければ意味がありません!
それでは、どのように模試を復習したらよいのでしょうか?
ということで、今回は「受験を大きく変える模試の復習法」についてご紹介していきます!
模試が終わった後にまずすること
当日の振り返り
試験本番と同じような環境で模試を受けていると思いますので、試験の受け方についての振り返りをしましょう。
例えば、
「あまり時計を見ていなくて時間配分がしっかり出来ていなかったな」
「お昼を食べすぎて午後の試験は眠たくて集中できなかったな」
「消しゴムは落とした時の為に2個用意すればよかったな」
「休み時間の友達の言葉にイライラしてしまったな」
などです。
些細な事と思うかもしれませんが、試験で最大限力を出すためにコンディションはとても大事です。
模試当日の自分を振り返り、より良いコンディションで挑むための試験の受け方について考えるようにしましょう。
共通テスト模試は自己採点
共通テストでは、試験後に公表される正解と配点を見て自己採点をします。
国公立大は共通テストの自己採点を基に出願校を決定しますから、自己採点に慣れておくことが大事です。
模試でも問題用紙に必ず自分の解答をメモしておき、自己採点を行いましょう。
解答解説を見ながら手書きで自己採点することもできますし、予備校のサイトには自己採点の自動集計ツールがあるのでそちらを活用してもいいでしょう。全統共通テスト模試であれば、河合塾の模試ナビで行うことが出来ます。
また、慣れていないと解答のメモのし忘れなどもあると思います。本番までに自己採点のミスは改善したいところなので、次の模試ではミスがないよう気をつけるとともに、何度か自己採点をやり直して計算ミスがないか確かめましょう。
時間が足りず解けなかった問題に挑戦
試験時間に間に合わず解けなかった問題がある人もいると思います。その問題が、もし解いていたらできていたのか、どのぐらいの時間あればできていたのか、知る必要があります。
時間を計りながら、時間が足りずに手をつけられなかった問題に挑戦しましょう。そして、解答を見て自己採点するようにしましょう。
模試の復習のしかた
解答解説を見て理解する
まずは、解答解説を見て解けなかった問題について理解しましょう。自分の解き方を思い出しながら、解説はどう解いているのか確認し、解けなかった問題の原因分析をします。
また、合っている問題もなんとなくで正解していることがあると思いますので、必ず確認しましょう。
解けなかった問題を大きく3つに分類する
解説を見て確認していると、「これは解けたな」という問題もあれば、「解説を見てもよく分からなかった…」という問題もあることに気づきませんか?このように解けなかった問題、間違えた問題にも種類があります。
解けなかった問題は、
A まだ勉強していなくて解けなかった問題
B 勉強したが忘れてしまっていた問題(知識の抜けがある)
C 勉強して覚えているはずなのに間違えた問題(知識はある)
の3つに分けましょう。
Aは、まだ受験勉強の途中なので仕方ありませんね。Aの数でまだ取り組んでいない範囲がどれぐらいあるか把握して、今後の勉強計画を立てるようにしましょう。
B、Cは勉強したのに解けなかった問題です。つまり、「解けるはずの問題」です。この問題の復習が重要なのです。そして、これらの問題をいかに「解ける問題」に変えられるかどうかで点数が伸びるかが決まってきます。
Bは、すでに勉強しているはずなのに、知識が定着しておらず忘れてしまっていた問題です。解答を見たら、「あ~やったことあるけど忘れてた~」となる場合です。やったのに覚えていない=参考書を完璧に出来ていないということです。今すぐに覚え直しをしましょう。
Cは、勉強済みで知識も頭に入っているのに、解けなかった問題です。解説を見ると、解くために必要な知識はすべて覚えているのになぜか解けなかった・間違えてしまった、となる場合です。特に理系科目または国語に多いです。こういった問題は、「知識はあるのに解けなかった」=参考書の解き方で解けていない可能性があります。その上で、しっかりと原因分析を行い解けるようにしなければなりません。
分類したら、さらに復習をしていきます。
参考書に戻って勉強する
ここからは、BとCの問題について復習していきます。
Bは先ほど言ったように「やったのに覚えていない」=参考書を完璧に出来ていないということなので、今すぐに参考書に戻って覚え直しをしましょう!
そして、参考書で対応する問題や関連する問題があればその問題も解き直し、解答の根拠を説明できるか確認してください。
Cはもう一度解説をよく読み間違った原因を分析しましょう。どこに気づき、どう考えて答えればよかったのか?考え方やポイントを見直しましょう。
そして、こちらも参考書に戻ることが必要です。「知識はあるのに解けなかった」=参考書の解き方で解けていないということですよね。たとえ解き方が分かっていたとしても模試本番でできていなかったり、違う考え方をしていたりすると思いますので、もう一度参考書と照らし合わせて1つ1つチェックし、参考書の解き方の再現ができるようにしましょう。もちろん、対応する問題や関連する問題の解き直し、解答の根拠の確認は必須です!
もう一度解き直しをする
解説の確認、原因分析、問題の分類、参考書での復習まで終えたら模試の問題をもう一度解き直し、採点を行って下さい。
時間がない人は、B,Cの問題のみでもいいです。
そして、問題集演習のときと同じように、「できる」「解ける」かどうか確認し、解答の根拠が説明できるかチェックしましょう。
もし復習が済んでいるB,Cの中でまた間違えた問題があれば、そこがあなたの苦手な分野だと思いますので、課題点を把握しこれからの勉強計画を見直すようにしましょう。
模試の復習はノートに!
これらの模試の復習はノートに行うことをおすすめします。
なぜなら、自分の苦手な部分の原因と対策・ポイントだけをまとめたノートを作ることができるからです。
そして、模試は入試のプロが近年の入試傾向を分析して作ったものなので、入試に直結してきます。そのノートを入試前に見返すことができるとなれば、とても効率的ですよね。
綺麗に作る必要はありませんので、自分が後から見直して活用できるようなノートを作りましょう。
答案と結果が返却されたらすること
共通テスト模試は自己採点が合っているかを確認
国公立志望で共通テスト模試を受けているのであれば、自己採点があっているか確認することが大切です。出願に関わりますから、自己採点の精度を上げることも受験勉強のうちです。
記述模試は自分の答案の確認
記述模試であれば、自分の回答を確認しましょう。長い記述や英作文などは答案が帰って来てからでないと復習できないものも多いと思いますので、自分の回答を踏まえて上に書いた復習を行いましょう。
苦手分野を分析する
模試の結果シートには、教科や分野ごとの点数と受験者の平均点がかかれています。それを見ながら、自分の苦手教科・苦手分野を把握するようにしましょう。今後の目標が立てやすくなると思います。
受験者内の順位を見て自分の位置を把握する
模試の受験者の中での自身の順位を見て、他の志望者がどのくらいのレベルなのか、その中で自分はどの位置にいるのか把握するようにしましょう。
模試の復習を終えたらすること
判定は気にし過ぎない
模試を受けて多くの受験生が一番気にするのは、合格可能性判定ですよね。しかし、「A判定だ!」「またE判定だ…」と一喜一憂するのはNGです。あくまで判定は目安です。そして、皆さんはまだ受験勉強の途中です。春の模試でA判定の人が入試本番で落ちることもあれば、E判定の人が合格することも多くあります。
判定だけを見て感情を揺さぶられている時間はもったいないです。その分、「この模試をどう活かすか」考えて行動しましょう!
今後の受験勉強の計画を立てる
模試の復習、分析が終わったら、もう受けた模試のことは一度忘れましょう!(ノートには残しておきます。)
そして、「今日から入試本番に向けてなにをするか」に目を向けて切り替えていきましょう。
復習の中で自分の課題や苦手に気づくことができたと思いますので、それを踏まえて今後の勉強スケジュールを考えていきましょう。コツは1ヵ月後、3ヵ月後と定期的な目標を立てることです。
そして、次の模試までの目標も立てましょう。
判定を上げる!点数を上げる!というだけではなく、自分がどれをどこまでできるようになっていたいのか、そのためには何をするべきなのか具体的にイメージして目標を立てると良いです。
模試の復習法 まとめ
模試の復習法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
受けっぱなしにならないよう、復習を丁寧に行ってくださいね。
今回ご紹介した中でも、『「分かっているはずなのに解けなかった問題」を「解ける問題」に変えていく事が一番点数に繋がる』ということをぜひ覚えていただき、復習に取り組んで欲しいです。
今回の内容は、武田塾チャンネルでも紹介されていますのでぜひご覧ください👇
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「模試を受けたけど、これからどうしたら志望校に受かるかわからない…」という方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。そんな時は、志望校合格に向けて何が必要なのか、今後の勉強方法などご一緒に考えさせていただきます。
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