【絶対やめて！】成績が上がらない英語長文の間違った勉強法

こんにちは！

武田塾　新百合ヶ丘校です。
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テストを受けている小学生のイラスト（女の子）

今回は、「絶対にやめてほしい」英語長文の間違った勉強法をご紹介します。

受験生は長文の参考書に取り組みはじめている人も多いと思いますが、きちんと正しいやり方で演習できていますか？闇雲に時間をかけている人、そもそもあまり長文対策に時間をかけられていない人も必見です！

【絶対やめて！】成績が上がらない英語長文の間違った勉強法
まとめ

【絶対やめて！】成績が上がらない英語長文の間違った勉強法

①和訳暗記中心

「和訳ができる＝長文が読める」と思っていませんか？

和訳や単語の暗記など、日本語中心の直しだけにフォーカスした直しはかなり危険です。

長文読解の重要なポイントは、単語・文法・解釈の知識を活用して読解することです。最初に日本語訳を見るのではなく、構文解釈が正しく振れているか、そもそも単語・文法は正しく理解できているのかを確認することが大切です。訳を照らし合わせて日本語訳を見ることばかりに集中している受験生は、今すぐやり方を見直しましょう。

②多読・音読をしていればなんとかなると思っている

「長文はとにかく量」だと思っていませんか？

読んでいればそのうち読めるようになる、なんてことはあり得ません！

もちろん音読は大切ですが、SVOC、構文、訳など復習が完璧にできている長文を、頭の中で文の構造や意味を思い浮かべながら読めなければ意味がありません。

・長文を読むために必要な単語・文法はきちんと頭に入っているか

・そのうえで正しい構文解釈ができているか

この２点をクリアしてから音読をすることが大切です。ただ闇雲に音読するのではなく、単語・文法・構文を理解し、完璧に復習が終わっている長文を音読をするように心がけましょう。

③SVOCを振ることが目的になっている

文の内容が頭に入っていない状態で、SVOCを振ることだけに専念していませんか？

これは長文に取り組み始めた初期の段階にありがちな状態で、目の前の文に構文を振ることに必死になって視野が狭くなってしまう人が多いですが、文の内容が理解できていなければ意味がありません。

「構文は触れるけど、文の内容はわからない」という状態に陥っている人はやり方を見直しましょう。

構文を振りながら意味も考えられるようになるために、まずは１文ごとに構文を振り、訳を考えます。それに慣れてきたら、フレーズや単語ごとに訳す練習をしましょう。最初はゆっくりでいいので、１文ずつ確実に意味が言える状態を目指しましょう。

④文と文の繋がりを意識していない

「一文一文が理解できるようになった＝文章の意味を理解した」こんなふうに思ってはいないでしょうか。

「なぜこの文の後に次の文がやってくるのか」など、文同士の繋がりを意識しながら読み進めなければ、文章の主張や起承転結を理解することはできません。最後まで読み終えた後、最初の方に書いてあった内容を忘れてしまう人は、文同士の繋がりを意識できていないと言えるでしょう。

英語長文には、主に二つの能力が求められます。一つは、英文解釈的な脳みそ、つまり、単語や文法を活用して正しく英文を解釈する力、もう一つは、文と文の繋がり、因果関係や逆説などを意識しながら読む力、すなわち、国語的な脳みそです。これら二つが合わさって始めて長文の力が伸びてきます。自分の読み方がどちらか一方に偏ったものになっていないか、今一度振り返ってみましょう。

⑤読むだけで解くことを意識していない

文章が読めるようになっても、ここで終わりではありません！

問題が解けなかったら、たとえ本文が読めていても意味がないのです。また、その逆も然りで、解くことに集中しすぎて本文を読み解くことを疎かにしていては、長文の力は伸びません。つまり、本文を読めるようになることが、英語長文の読解力養成における最初の一歩であって、問題を解けるかどうかは本文をきちんと読めているかどうかに深くかかわってきます。

なので、まずは本文を正しく読めているかどうかを確認し、そこがクリアできている人は、問題の解き方にも意識を向けていくようにしましょう。問題によって解き方は様々ですが、参考書や過去問での問題演習を通して、問題のタイプ別に解き方を定着させていくことを心がけることが大切です。

The Rules シリーズの解説ページにある Rule 部分に、解くときの視点が書いてあるので参考にしてみてください。

。関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎 (大学入試)