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【受験の悩みSOS】入試問題の丸付けはするべき?した方が良い場合とそうでない場合を教えます!

こんにちは!
武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。

カレンダーを見て焦る人のイラスト(男性)
ついに受験生が春から頑張って備えてきた入試本番が近づいてきましたね。
様々な不安要素がある中、それらを上手く乗り越えて迎えるのが入試です。
しかし、どんなに頑張っても不安が0個になる場合が少ないのも現実ですね。

今回はこれからやってくる入試当日のお悩みの中でとっても多い、

『入試で解いた問題の丸付けをするべきかどうか』

についてお答えしていきたいと思います。

1. なぜ丸付けをするのか?

まず、そもそもなぜ丸付けをしようとするのかについてです。

丸付けというのは、自分が解いた問題の正誤を判定する行為です。
そのため、その解いた問題でどれぐらいの正答率をとることができたのかを把握することができます。

これまでの模試や勉強では、この正答率をとても気にしてしまう場合が多かったと思います。
ですが、入試においてその正答率を出してみたとしても、合否は最後まで分かりません。

合格最低点とることができたかどうかや、自分が書いた回答が正解かどうかについても、自分では予想しかできず、大学の採点者側にしか分からないことですね。
そのため、丸付けをして正答率を出すだけでは、「丸付けを終わらせた!」というただ自分の気持ちを落ち着かせるために行っていることになってしまいます。
気持ちを落ち着かせることも非常に大切なのですが、複数の大学の入試の日程が近い人も多いため、丸付けをしている時間そのものも無駄にしないようにすべきですよね。

このことから、丸付けは自分の気持ちを落ち着かせるためだけではなく、「次の入試に繋げるため」に行うべきだといえます。

正答率を出して一喜一憂するのではなく、次はどうしたら得点が上がるのか?や、
自分に抜けていることは何だったのか?というようなことを洗い出していくようにしましょう。

とにかく、丸付けは、自分の気持ちを落ち着かせるためだけではなく、これからやってくる「次の入試に繋げるため」に取り組みましょう。

2.丸付けをすべき科目 丸付けは、これからやってくる「次の入試に繋げるため」に取り組むということを踏まえると、特に丸付けをすべき科目というものが見えてきます。

受験生が入試で丸付けをすべき科目は、いくつかありますが、特に

『日本史』『世界史』

といった社会の知識科目は優先的に取り組むことがおすすめです。
日本史や世界史の他にも、倫理・政経や地理といった暗記科目がありますね。

これらの科目に共通していることは、主に次の2つです。

① 他の問題に知識が利用できる
② 比較的最後まで点数が伸びやすい

まず、同じレベル感の大学同士では、一度解いた問題で聞かれた知識が、他の大学の問題の中に出てくる可能性がとても大きいです。
そのため、丸付けをして自分の知識の状態を確かめることによって、たとえ翌日も入試であったとしても、確認した知識が利用できる可能性がとても大きくなります。

また、確認して覚えられていない知識を最後の一粘りで覚えることで、最後まで点数を伸ばしていくことが可能です。

こういった観点から、日本史や世界史といった知識系の科目は丸付けをすることがおすすめです。

教材については、自分が今まで使用していた参考書や教科書を利用しましょう!
入試問題には、回答だけでなく解説もありません。
そのため、出題された知識がどういったレベル感のものなのかや、本当に正しい情報なのかの見極めが難しい場合があります。
そのため、インターネットで調べることも良いのですが、できるだけ自分の教材を使うことが大切です。

記述の場合は正しい答えと見比べてみて、要素を拾えているのかどうかといった点を確認すると良いですね。
「知識系」科目ということから、現代文や理科の基本的な問題についても確認しておくと良いかもしれません。
とりあえず正答率を出し、結果に満足して(落ち込んで)終了するだけでは時間の無駄です。
無駄な時間にならないよう、次に挙げることを意識して、有意義な丸付けにしていきましょう!

3.丸付けで確認すべきこと

丸付けをしていく中で確認すべきことは、次の3つです。

① ミスの種類

② どういったレベル感の問題なのか

③ 何を復習して覚えるべきなのか

丸付けをしていく中で、まず、自分がミスをした問題について、それはケアレスミスなのか知らない知識を問われてミスしたのか、原因すら分からないミスなのかといった、自分がしたミスについて種類分けは必ず行いましょう。

これをすることによって、知識が足りなければ暗記系の参考書をもう一度最後に復習すべきですし、次回は時間配分を考えていくべきなのかといった個人の課題が見えてきます。

そして、そのミスがどういったレベル感の問題なのかも確認しましょう。
教科書の本文レベルなのか用語集の隅に書かれる程度のレベルなのかが分かるだけでも、自分が優先して次回の入試までに覚えるべきものが分かります。
ただ「この問題難しかったな」と思うだけではなく、出題された問題・ミスした問題のレベル感は把握していくことが重要です。 それらを踏まえて、どういった知識を追加で覚えていくのか、復習していくべきなのかを自分で確認していきましょう。

その知識が出題されたということは、その知識が大切であるということです。 そのため他の大学でも問われたり本文に出題されたりすることもあります。
復習をしていくことを明確にして対策をすることで、繰り返し出された知識でのミスを無くし、次に繋げる丸付けをしていきましょう。

4.まとめ

入試問題の丸付けについては、「次の入試に繋げるため」に取り組むことが大切です!
特に日本史や世界史といった知識系のすぐ得点に繋がりやすい科目は優先的に取り組みましょう。
また、取り組んでいく中で、ミスの種類やレベル感、復習して覚えるべきことをしっかり確認していきましょう。

 

ぜひ次の入試に繋がる丸付けに取り組んでください!

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