こんにちは。
武田塾新百合ヶ丘校です。
新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。
さて、受験において社会科目は最後まで伸びると言われているのはご存知でしょうか。
そのため日本史の暗記を後回しにして、後からとにかく暗記をしようとする受験生もいますが、実はただ単語を覚えれば得点が取れるようになるわけではありません!
きちんとポイントを押さえた暗記をする必要があります。
高校生の中には日本史の暗記に毎回頭を悩まされている人も多いでしょう。
実はそれ、そもそも暗記方法が間違っている可能性も・・・?!
今回は、そんな暗記に悩んでいる人や日本史が得意になりたい皆さんに最強の暗記方法をご紹介します!
日本史で取り組むべき最強暗記方法
【要確認】日本史暗記の注意点
日本史の暗記をしていくうえでまず注意した方が良いことは『ただの一問一答暗記にしない』ということです。
もちろん知識を覚えていく上で、問題に対して答えを1つ覚えることは必要ですが、その答えを覚えるときに注意が必要となります。
日本史に関しては、時代の流れを学ぶ科目であるので、
◎出来事の【背景】【内容】【結果】の3つをセットで覚える
◎似ている言葉を区別して覚える
ということが大切なんです!
「流れで覚える」ということがよく言われると思いますが、それは「この権力者がいる時代に起こった出来事がなぜ起こったのか、それはどんな出来事だったのか、そしてどんな結果になって何に繋がったのか」ということを覚えてから初めて「流れを覚えた」といえます。
そのため、ただ「この出来事の後にこれが起きて、あの制度ができた」というだけの暗記では不十分と言うことになります。
どんな出来事にも必ず繋がりがあるので、今からでも出来事の【背景】【内容】【結果】の3つをセットで覚えていきましょう。
それを繰り返していくことで歴史の大きな流れを掴んでいくことができ、得点に繋がります。
また、特に「なぜ」その出来事が起こったのかについては飛ばしてしまいがちなので注意が必要です。
この「流れで覚える」ことは、共通テストにも通用する力を身につけることができます。
一問一答の問題集はできるのに、共通テストの並べ替え問題やテーマ史がなかなか得点できない人は、この部分ができているかしっかり確認しましょう!
大枠を掴むためには、講義系の参考書を用いることがおすすめです。
日本史の勉強方法~インプット編~
学校の授業のような講義系の参考書を読んで大枠を掴んだら、肝となる暗記に入ります。
暗記は次の流れで進めましょう!
《インプットの流れ》取り組む範囲を決め、自力でテストをする
まずは取り組む参考書の1ページ分、何も見ずにテストをしてみます。
この時、あまり考え込まずに分からなければすぐにチェックをつけるようにしましょう!
3分悩んで絞り出した答えを正解にしても、実力には繋がりません。
5秒悩んだら次の問題に進むなど、テンポ良く進むことが大切です。
- 間違えた問題を暗記する
1ページ分のテストが終わったら、チェックをつけた問題や間違えた問題について、暗記をしましょう!
書いたり唱えたり目で見たり等、様々な暗記方法があると思いますが、自分に合った方法で暗記をしてください。
単語を覚えるように何周もして覚えると良いかもしれません。
ある程度暗記をしたら再度テストをし直して、全ての問題が正解できるまで繰り返し取り組みましょう。
- 講義系の参考書を読み直す
全ての問題ができるようになったら、最後に、講義系の参考書を用いて自分が覚えてきた範囲の確認をしましょう。
こうすることで、出来事の背景や後に与えた影響を再度確認することができ、しっかりと記憶に定着させることができます。
この「読む」→「覚える」→「読む」という3段階がとても大切です。
特に最後にまた講義系参考書を読むという流れはなかなか聞きませんが、知識を結びつけて覚えることができるため、手を抜かずに取り組むことが必要です。
【上級者向け】さらに日本史をレベルアップさせる勉強方法
そして、さらに日本史をレベルアップさせたい人は、「各時代をストーリーで語れるように」しましょう。
日本史の得点は、用語を覚えた段階よりも、日本史の流れを掴んだ段階の方が上がりやすいです。
だからこそ、日本史の知識を「流れ」で覚えているかどうかが重要になります。
例えば、「鎌倉時代」について、「〇〇が権力を持っていたけれど、暗殺されたから次に△△が権力を持った」であったり、「この時は〇〇〇の争いがあったから□□□ができた」、そして「〇〇〇〇があったため幕府が滅びた」ということを最初から最後まで説明できるようにする必要があります。
実際に口頭で確認するだけでなく、紙に書いてみると自分が理解しているかどうかが分かります。まずは白い紙に時代の最初から最後まで記入をしてみましょう!
覚えられていなかった場合、講義系参考書や使っていた他の参考書に戻って再度暗記をし直します。
また、覚える際に何を覚えれば良いのか分からない人は、まずは歴史の軸となる時代の中心人物を正確に覚えましょう。
自分がどの程度日本史が「できる」状態になったのかが一発で分かるため、上位校を狙う人はぜひストーリーで語れるかどうか確認してみてください!
日本史の勉強方法~アウトプット編~
インプットが完了したら、アウトプットの段階として問題演習をしますね。
その際のポイントは、「間違えた問題以外も直しをする」ということです。
演習には参考書を用いる人が多いと思いますが、どんな問題を解いたとしても必ず正解でない「間違いの選択肢」というものが存在します。
アウトプットをする際には、必ずこの「間違いの選択肢」&「間違えた問題」のどちらも全て見て、「何が違うのか?」「何であれば正解なのか?」を自分で直して復習していくことが重要です。
そして、直しをして復習をすることの他にもインプットの参考書や講義系の参考書に戻って、インプットが正確にできるまで知識を固め直したりしていきましょう。
インプットが正確にできているかの指標としては、「初見問題」が得点できたかどうかになります。
同じ問題を何度も解き直すと得点が上がることは当たり前であるため、自分ができるようになっているかどうかは必ず「初見」の問題の正答率を確認しましょう!
日本史の暗記を正確に取り組もう!
日本史の暗記を正確にするためには、「講義系の参考書を読む」→「用語を覚える」→「講義系の参考書を読む」という3段階がとても大切です。
そして、歴史の流れを理解して軸を作り、それが全て説明できるまで取り組むことも重要となります。
日本史の暗記が苦手な人は、まずは紙に書いたり、何度も解き直しをしたり、復習を徹底することで極めていきましょう。
また、年号や記述対策が必要になるかどうかは、過去問を一通り見ることで判断することができます。
今回参考にしたこちらの動画には、その際の方法や紹介した暗記方法の詳細について解説されています。
https://www.youtube.com/watch?v=BXRo73NmJ4k
15分程の動画なので、ぜひチェックしてみてください。
歴史科目には暗記はつきものなので、しっかり対策をして高得点を目指していきましょう。
この記事を読んで
「やっぱり難しくて暗記は苦手・・・。」 から 「日本史をもっと頑張りたい!」
となってもらえると嬉しいです。
という方は、是非武田塾新百合ヶ丘校で
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