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【私立志望必見】9月以降の勉強スケジュールの立て方

こんにちは!武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。

受験生の皆さん、夏休みは計画通りに勉強できたでしょうか。
イチョウともみじのキャラクター(秋)

これからは志望校の過去問を解き始める人も出てきて、だんだんと受験が近づいているのを感じてくる時期だと思います。

そこで今回は、私立志望の人に向けて9月以降の勉強スケジュールについて紹介します。

今後、どの時期にどのような勉強をして入試や合格発表までの日を過ごしていけばいいのかわからないという人は、ぜひ残りの勉強スケジュールのイメージを持ってもらいたいです。

 

 

私立志望の勉強スケジュール

実力を上げる(9月~10月)

武田塾では8月末までに志望校の1ランク下のレベルに到達することを目標としています。

まだそこまで到達できていないという人は早めに基礎を固めていきましょう。

8月まで順調に来ている人は、9月から10月にかけては志望校に受かるレベルに持っていけるように実力を上げていく期間になります。

例えば、早慶志望の人で8月末までにMARCHの過去問が突破できている場合は、この時期に早慶レベルの参考書を仕上げていき、過去問に取りかかる準備をしていきます。

この時期に基礎を完璧にしておけるかどうかによって、この後の過去問演習の効果は大きく変わってきます。

 

第一志望の過去問を解いて復習(10月)

9月までで志望校のレベルまで到達し、早ければ10月くらいから第一志望の過去問に取り組めるとすごく良いペースです。

過去問に触れて課題を見つけてさらに仕上げていくということが早ければ早いほど有利になってきます。

逆に、過去問を12月など直前まで引っ張ってしまうと不利な戦いを強いられることがあります。

過去問を解く目的としては「傾向を知るため」「問題に慣れるため」「時間配分のため」などが思いつくと思いますが、一番の目的は「志望校と自分の距離を知り、どうしたら受かるかを考える」ことです。

自分の志望校のレベルまで仕上げていても、初めから過去問で高得点が取れることはほとんどなく、ただ過去問を多く解いていったからといって点数が上がっていくこともありません

過去問1年分ずつのやり方が重要で、目標とする点数と今の点数の差を埋めるためには、自分の足りない部分を徹底的に復習していく必要があります。

おすすめの復習方法としては、赤本ノートなどを使用して、1年分ずつ過去問を解いた振り返りをしていくことです。

「文法の動名詞の知識が抜けていたから、文法の参考書で復習しよう」というように解けなかった原因とその対策を考えていくことが大切です。

これまでに解いた参考書に戻ったり、新しい参考書を追加したりと様々な場合がありますが、いずれにしても1年分解いた後の復習の部分に時間がかかります。

ですので、完成度は高い状態でできるだけ早く必要な実力をつけて、過去問演習と苦手なところを潰すことを繰り返す期間に入れると良いです。

 

赤本ノートの使い方は以下の動画で詳しく紹介されているので、ぜひ参考にしてください。

 

本格的な過去問演習(11月~12月)

11月に入ると10月に行った過去問演習を本格的に行っていくことになります。

私立だと複数の学部を受けることも多いので、受ける学部の数だけやらなくてはいけません。

過去問を実際に解いて、「この学部とは相性がいい」や「ここはまだ実力が足りていない」などの情報があると、併願を決める判断材料にもなるので、11月から12月は過去問演習を行っていきましょう。

 

受験スケジュールの検討(9月~12月)

受験スケジュールを組み始めるのは、大学を調べるのを含めると9月の段階から行っていきたいです。

夏の時点で候補となる大学をリストアップしておき、年末にかけて併願校の絞り込みをしていきます。

私立志望は選択肢が多く、大学や学部も多くありますし、受験形式も2教科型や共通テスト併用型などたくさんあります。

そのため、大学の情報集めは早めに着手しておくことをおすすめします。

 

共通テストの向き合い方

私立志望の人は共通テストの向き合い方が気になってくると思います。

青山学院大学のように共通テストと一般試験のどちらも受けなくてはいけない場合は、過去問演習の中に共通テストも徐々に組み込んでいく必要があります。

しかし、共通テストを第一志望の入試で使う人は多くないと思います。

志望校が早慶などで、共通テストでも点数が取れるという人は、共通テスト利用で滑り止めを押さえることで併願校の対策を減らせるというメリットがあるので、少しずつ共通テストの演習を入れていく戦略が取れます。

ただ、実力がまだ志望校に追いついていなく、私立の対策が十分にできていない人は、共通テストの対策に時間を使ってしまうと、両方とも中途半端のまま受験を迎えてしまうことになってしまいます。

その場合は、私立入試と共通テストは対策も傾向も異なるので、私立入試の対策に専念しましょう。

結論としては、共通テスト併用型の入試を受験する人や共通テストが得意な人を除いて、対策はやるとしても1週間くらいにしておき、基本的には対策をしないほうが私立入試を考えるといいです。

 

最後の詰めと私立の入試(1月~2月)

1月の初めにある共通テストが終わってから2月中旬くらいの私立入試まで1か月あるので、まだまだこの1か月で実力はつきます。

この期間を最後の詰めだと捉えて、1点でも多く本番で点数が取れるようにしておくことで、合否が変わる可能性は十分にあります。

ただし、私立入試が始まると、ほとんど入試で埋まってしまうので、あまり勉強できないと考えておいたほうがいいです。

 

まとめ

ここまでの勉強スケジュールで月ごとの重要性を理解していただけたでしょうか。

秋以降の勉強スケジュールを踏まえた上で、まずは基礎固めを早めに終わらせ、受験する大学のリストアップを始めていきましょう。

そして、過去問は受験の直前に始めるのではなく、できるだけ早い時期から解くことが合格のカギとなってきます。

 

今回の内容はこちらの動画でも紹介されています。

 

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