[受験生必見] 過去問の2周目をやる意味ある？

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今回は過去問の2週目に意味があるのか書いていきます。
多くの受験生が過去問の2周目をやるべきか否かで迷っていたり、そういった経験があったりするのではないかと思います。
特に、英語の長文や現代文は1回文章を読んだら簡単に解けるため意味があるのかと思っているのではないでしょうか。
結論、武田塾では、2周目にこそ価値があるパターンが多いと考えます。

暗記系の2周目は

まず、受験生が2周目をやって手応えを感じるのは暗記系の科目だと思います。暗記系の日本史や世界史は過去問の内容が繰り返し使われたりするので、やる価値は大いにあります。

その際に、全て解き直すのではなく、できなかった部分だけをやることを推奨しています。

読解系の2周目は

次に読解系について見ていきますが、ここで一つ英語長文を例に確認していきましょう。
英語長文に対して2周目をやる意味は、形式問題に対して自分の解き方が固められているかをチェックすることです。
英語長文は、各大学、各学部によって傾向が異なるため、2周目の際にこうやって解けばよかったな〜と、反省点が必ず出て来ます。
要するに、2周目をする事で、大学、学部ごとの問題の傾向を掴むことができ対策が見えて来ます。
そして、これらを得るための場として、過去問以外にはあまり有りません。なので、読解系の2周目は推奨しています。

暗記系も読解系も、2周目では、1周目と同じ解き方ではなくて、合格者と同じ解き方をすることを意識して下さい。受かる人の型を2周目で得れるようにして初めて意味があります。
2周目に本番での解き方を意識して取り組む事が何よりも大事です。

答えを覚えているけどいいの？

2周目となると答えを覚えているので、簡単に選択肢を選べるけどそれで良いのかと多くの人は思うかもしれません。
しかし、それで全然良いのです。なぜなら、2周目の目的は、同じ問題で点数を出しに行くことではありません。本番でいかに最高点が出せるかが目的なので、そこに関する心配は一切ありません。また、2周目なので正解するのは当然です。それよりも、抜け漏れがないか確認する事が重要ですので、目的を間違えないようにして下さい。

2周目から見えてくるもの

2周目することによるメリットはまだまだあります。
例えば、2周目の直しの際に1周目では気付けなかったことが気づけます。これらが積み重なっていくと、出題傾向が選択肢の作り方を自分で見抜けるようになり、また、1周目に解いた時の根拠と2回目に解いた時の根拠が入れ替わり、より確信を持って選択肢を選べるようになります。

選択肢の作り方として、本文中にないことを新しく作って選択肢とするのか、本文中にある単語を絡めて正解に似たような選択肢を作ってくるのか、これらに気付くためには2周目をしないと意味がありません。

注意点として、2周目の効果をより多く得るためには、1周目の復習がかなり丁寧に出来ていない限り意味が無くなります。また、2周目の目的意識をしっかり持っていないと、1周目から何も成長せず時間の無駄にるために、これらの注意点は忘れずに2周目を取り組んで下さい。

新規の過去問と2周目のバランスは？

どれだけ2周目を丁寧にやっても本番では見たことのない問題が出題されます。なので、新規の過去問も定期的に解きつつ、2周目の復習をするやり方を武田塾では推奨しています。2周目の際に理想的な解き方を吸収して、新規の問題で2周目で得たことがどれだけ使いこなせるかが大切なので、うまくバランスを取っていくことが大切です。

まとめ

今回は過去問の2周目のやり方について書いて来ました。上にも書きましたが、2周目から得られるものは本当に多いです。そして何よりも大切なのは、2周目をすることと、新規の問題を解くことのバランスです。これらのバランスを崩さずに勉強が出来たら大きく合格に近づくので、今回のブログを参考に皆さんの勉強の質を上げるようにしてみて下さい。

という方は、是非武田塾新百合ヶ丘校で
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ぜひ相談してみてください！