こんにちは、武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。
志望校選びは順調に進んでいるでしょうか。
志望校選びと同じくらいに大切となるのが、学部選びです。
学部は大学入学後の4年間で学んでいく学問を決めることになるので、自分の興味がある学部を選びたいと思うはずです。
そこで、今回は学部選びの参考として、情報系の学部について紹介したいと思います。
最近では人工知能がますます発達してきている中で情報系の学部も人気が高まってきていますが、具体的にどのようなことを勉強しているか知っているでしょうか。
情報系の学部はどの大学にある?
まず、情報系の学部ですが、情報学部のように学部として設けている大学は少なく、理工学部や工学部の中に学科として設置されていることが多いです。
また、理系学部だけではなく、最近では文系学部にも情報メディアを中心に情報系を専門とする学科が増えてきているようです。
情報系といっても専門とする分野は多岐にわたり、通信ネットワークやインターネットといった通信技術から人工知能やロボットを含む情報システム、統計解析など数学科に近いもの、画像認識や音声処理などのメディア系まで幅広いです。
ここでは、情報系の学部・学科を設置している首都圏の大学を一部紹介します。
・青山学院大学 理工学部 情報テクノロジー学科
・慶應義塾大学 理工学部 情報工学科
・専修大学 ネットワーク情報学部 ネットワーク情報学科
・東京理科大学 理工学部 情報科学科 / 電気電子情報工学科
・日本大学 理工学部 応用情報工学科
・明治大学 情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科 / 総合数理学部 ネットワークデザイン学科
・早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科 / 情報通信学科
他にも多くの大学で情報系の学部・学科を設置しているので、ぜひ自分が行きたい大学にあるか確認してみてください。
入学後に勉強する内容
ここでは情報系の学部に入学してからどのような内容を学んでいくのかを、特に1、2年生での勉強内容を中心に紹介したいと思います。
数学・物理
情報系の学部に入ったからといってすぐにネットワークや人工知能のような専門的な知識を学ぶのではなく、まず基礎から入っていきます。
多くの1年生は他の理系学部と同じように数学(微分積分や線形代数など)や物理を勉強することになると思います。
大学受験勉強でやってきたことも多く出てきますが、物理は微積を使って考えるなど受験勉強の延長上の内容が出てきます。
「自分が考えている専門分野は数学や物理は使わないでしょ」と思っているかもしれませんが、忘れたころに1年生で勉強した内容が出てくるので、しっかりと勉強しておいた方が良いと言えます。
実験
中学・高校までの実験とは異なり、より設備や機器が整った中でさまざまな実験を行っていきます。
最初は電磁誘導といった高校物理で出てきた内容を実験で試すことから始まりますが、徐々にレベルが上がっていきます。
ラジオ放送でも使われているアナログ・ディジタル変換を波形を通して観察したり、自分でプログラムを考えてロボットを制御することも行っていきます。
プログラミング
1年生のうちはあまり情報系っぽいことは勉強しないと紹介しましたが、プログラミングは1年生から授業で入ってくることが多いです。
情報系と聞いたらまずプログラミングが思い浮かぶという人が多いのではないでしょうか。
プログラミングといっても種類が非常に多く、プログラミング言語は数百種類存在します。
初めは、C言語やPython、Javaを授業の中で紹介されることが多いと思います。
C言語は少し難易度としては高いですが、多くのプログラミング言語のもとになっている言語で、家電などの組込みシステムに用いられています。
Pythonは人工知能や機械学習に強く、初心者でも習得しやすい文法が使われています。
JavaはAndroid用のアプリケーション開発に向いています。
このようにプログラミング言語によって得意とする分野が異なるので、自分のやりたいことに合ったプログラミング言語の習得を目指していきます。
回路理論・信号処理
2年生になると、1年生までで学習した物理の電磁気分野をさらに発展させ、回路理論や信号処理などと呼ばれる内容となっていきます。
抵抗・コンデンサ・インダクタを組み合わせることで多くの特性を持つ回路を作成することができます。
また、信号を時間領域で捉えるだけでなく、周波数領域で考えるための方法を学びます。
これらの内容は、現実世界でも応用が利く専門性の高い内容となり、特に情報工学に興味がある人にとっては重要な授業になってくると思います。
アルゴリズム
アルゴリズムとはある問題を解決するための手順のことです。
たとえプログラミングを習得して、問題を解くためのプログラムが書けるようになったとしても、処理が終了するのに膨大な時間がかかってしまうと、そのプログラムは使い物にならないです。
そこで、アルゴリズムを学習して状況に適したアルゴリズムを用いたプログラミングが書けるようにすることが大切になってきます。
例えば、簡単な例としてバラバラに置かれた数字が書かれたカードを順番に並び替える場面を考えます。
このときの解決方法としては、値が小さいカードから順に選んで並べていく方法が最初に思いつくと思います。
しかし、カードの枚数が100枚と多い場合には、一番小さいカードを見つけるのにも苦労します。
そこで、ある基準値を設定してその値より大きいか小さいかで分けていくことを繰り返す方法が考えられます。
この2つの並べ方はそれぞれ選択ソート、クイックソートと呼ばれますが、処理を終了するまでの平均時間が変わってきて、名前からも分かるようにクイックソートの方が効率的になることが多いです。
このように多くの問題に対するアルゴリズムを勉強していきます。
ここで紹介したのは1、2年生で勉強する内容のほんの一部で実際にはより多くの授業があります。
また、3年生以降になると本格的に専門分野を学べる授業が増え、研究室配属も待っています。
まとめ
情報系の学部で勉強することを少しはイメージできたでしょうか。
今回は情報系の中でも情報工学がメインの紹介となりましたが、テレビなどのメディアを学べる学部を提供している大学もあります。
情報系の学部に興味を持った人はぜひ一度ホームページやパンフレットで調べてみてください。
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