【英文解釈】苦手な人でも英文が読めて成績が一気にアップする勉強法

こんにちは、武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。

6月になりました。新学期開始から英単語・熟語、英文法を勉強して英文解釈に取り組む方が多い時期だと思います。

しっかりと基礎固めをして、いよいよ本格的に長文を解く前に必ずやって欲しいのが英文解釈です。

ですが、必要性を感じずに適当に飛ばして、早く長文を進めたがる方も多いと思います。

そこで今回は、英文解釈の重要性について紹介しようと思います。本稿でしっかりと英文解釈の重要性を認識して、丁寧に取り組んでもらえればと思います。

1.英文解釈とは？

1.英文解釈とは？

英文解釈と言われて「構文」「SVOC」などと頭には浮かぶものの、具体的にどのように取り組むのかいまいちよくわからないという人がは多いと思います。

英文解釈とは一言でいうと、英文を役割ごとに整理して読みやすくする作業と思ってください。

つまり、英文にはたくさんの単語がありますが、全部の単語に役割があるということです。英文を和訳するには、それぞれの単語の品詞を整理することが重要です。

イメージとしては、英文に英文解釈というフィルターをかけると思ってください。英文解釈によって日本語訳が勝手に出てくるフィルターを英文解釈によってつけることができます。

英語が苦手な人には長文を見ても単語の羅列にしか見えないと思います。そこに英文解釈というフィルターをかけてあげると、「こういう風に訳すんだ！」「整理して読みやすくなったぞ！」と感じられます。

このように、英文解釈力を身に付けることで、自然に和訳が頭に浮かぶようになるようにするものが英文解釈です。

2.英文解釈を勉強しないデメリット

英文解釈をしっかりと勉強しないと、よくわからないまま英語が終わってしまいます。

単語熟語文法を完璧にしたのに、長文だと全く読めないというのは、まさに英文解釈が不足していることを示しています。

英文解釈の勉強が不十分な人は、解き方が適当になり安定しません。なんとなく読めたというフィーリング読みでは、問題ごとに一喜一憂することが続き、時間のムダになってしまいます。

丁寧に正確に読み解く力を身に付けるようにすることこそ、英文解釈です。

英文解釈を丁寧に取り組むことで英語が一気にグッと伸びるときが後々来ます。雰囲気読み・フィーリング読みは限界が来ます。簡単な文章であれば雰囲気でもある程度読めるかもしれません。ですが、英文のレベルが上がると日本語訳でも読みにくい文章を読むことになります。そのような文章を雰囲気、フィーリング、連想で正確に内容を掴めるはずがありません。

これを見て今なんとなくで読んでしまっていたと、感じた方は今すぐ英文解釈に取り組みましょう！

3.SVOCの正しい勉強方法

難関大志望の人や共通テストの練習を始めた人から「解釈が大事というが、SVOCを振っていたら時間が足りないから英文解釈をやめたい」という相談をよく受けます。

ですが、普段からSVOCを振る練習をすることで、自然と英文を精読できるようになります。スポーツなどでも練習で全くやっていないことを急に本番でやることはできないはずです。

SVOCをしっかりと勉強するのにおすすめする参考書として『入門英文解釈の技術70』『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』というものがあります。こういった参考書で一文をしっかりと読めるようになれば、一か月後にはSVOCを全部振らなくともある程度わかる状態になります。本番では全文に振る時間はないので、自動で頭の中にSVOCが浮かんでくるように今の内からしておきましょう。

本番で正しい解き方を実践するために、日頃の練習で意識をすることが大切です。ずっと練習の中から意識的にSVOCを振っていくことで、簡単な文章であれば何も振らずに脳内で構造が取れるようになります。

最終的にSVOCは振らなくとも脳内で出来る状態になります。