こんにちは！武田塾新百合ヶ丘校です。
二月に入り、ほとんどの受験生は残り一か月弱の戦いになりました。
そこで今回は入試本番期間にやるのがNGとされている行動を五つ紹介するので、入試を最後まで悔いなく走り切るためにぜひ参考にしてください。
入試本番期間中にやるNGなこと
1.勉強のルーティンを大きく変える
共通テストが終わるまでは自習室などで勉強していたが、残り一か月は家で勉強したりする受験生がいますが、危険なのでやめましょう。
そもそも今までなぜ、自宅ではなく自習室で勉強していたのでしょうか？
おそらく多くの受験生は集中してできなかったからでしょう。
残り一か月だけであろうと、大きく勉強のルーティンを崩してしまうと、今までの勉強のペースが崩れてしまい、最後まで成績を伸ばすことができなくなるどころか、今まで通りの実力を発揮できなくなる恐れがあります。
最後まで今まで通りのルーティンの大枠を崩さずに過ごしていくことで最後まで成績を伸ばしていきましょう。
2.前の入試の反省をしない
特に私大入試は連続して続くので、復習をしなくなる受験生もいますが、必ず振り返るようにしましょう。
例えば社会・理科科目はまた次の入試で同じ知識問題がでることがあったり、英語なら同じ長文テーマが出題されることもあります。自分が過去に取り組んだ単語帳や使っていた参考書の抜けた部分の問題を本番でド忘れし、その箇所がまた次の入試で出てくるなんてことも否定できません。
入試は一番集中して解くことのできる時間なので、その場で復習して知識として吸収するようにしましょう。
また、本番で初めて得る気付きもあります。試験本番の会場で解くのと、自習室で解くのとではどう変わるかなど本番を経験すればするほど本番力がつきます。
試験で失敗したところは反省し、うまくいったところは次も実践するようにしましょう。
3.前の入試を引きずる
前述にもあったように良い意味での反省や振り返りはしましょう。ただ、引きずることは絶対にやめましょう。
入試は毎回別の問題で構成されて、構成次第で自分にとっての得意・不得意も変化します。
入試が7回あったとして、第一志望校が7回目だとしたらそこで最高のパフォーマンスを出すのがベストです。そのため、序盤の方の入試でこけたのを最後まで引きずって崩壊していくのではなく切り替えて、第一志望を良い状態で臨めるようにしましょう。
逆に良い手応えを得たからと言って、それを油断に繋げることのないように気を付けて下さい。
4.気が抜ける・投げやりになる
入試が続くと途中で本番であっても集中力が落ちてきて、見直しなどしなくなることもあります。本番中だけでなく、科目ごとの間の休み時間や帰ってからの勉強にも悪影響を与えてしまいます。
入試が続いたことによる緊張感のゆるみや、合格発表が出たことによる安心感が慢心へと変化してしまったりと二月には気が抜けやすくなる要因が多く存在します。
良い結果を出すうえでほどよい緊張感をもって挑むのがベストなので、緩み切ってしまうのではなく、最後までほどよい緊張感を持ち続けた状態で挑みましょう。
5.基本の勉強法を忘れる
ここでいう基本の勉強法とは暗記や過去問の使い方のことを指します。
過去問を解き始めた最初は使い方を意識して取り組んできたと思いますが、この直前期になると目の前のことにいっぱいいっぱいになって長期的な目線が持ちにくくなります。
とりあえず多くの知識を覚えるようにとただ参考書を浅く読み直したり、非計画的に進めるのはやめましょう。
本番で一点でも多く点数を取るためには暗記の精度がカギになります。
暗記で覚えるべき範囲を明確に決めて覚えきる、過去問を分析してやるべきことを決めるなど、改めて基本的な勉強を思い出してください。
まとめ
今回は入試期間中にやってはいけない行動を紹介しました。
①勉強のルーティンを大きく変えない
②悪かったところは反省し改善して、後に引きずらない
③最後まで気を抜かず、基本を徹底的にやり込む
あてはまってしまった受験生もいるのではないでしょうか。
あてはまってしまった受験生は今からでも遅くないので、気を付けて残りの受験期間を完走しましょう！
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