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【受験生必読】今こそやろう!英語力を上げる音読のコツ

こんにちは!

武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。

 

12月も終わりが近づいてきました。

年が明ければいよいよ共通テスト、そして遂に入試シーズンが始まります。

受験生のみなさんは、過去問演習や最後の追い込みを行っている頃ではないかと思います。

 

そんな今だからこそ、私がみなさんにおすすめしたいのが、音読 です!

今回は、私の実体験を踏まえながら、英語力をあげるために効果的な音読とやり方について解説します。

 

↓非受験学年のみなさんも、ぜひこちらのブログと併せてご覧ください!↓

 

 

なぜ音読が効果的?

まずは、なぜ音読が効果的であると考えられているのかについて簡単に説明します。

これは、脳の働きと深く関係しています。

脳は使わないと次第に衰えていくことが科学的に証明されていますが、音読をすることによって、脳の血流量が増え、記憶や学習、他者とのコミュニケーション、思考、感情などを司る、前頭前野という部分が活性化されることがわかっています。音読は、高齢者の認知機能の低下防止策としても推奨されており、脳の活性化のためにはもってこいです。

 

なぜ受験生に音読が必要?

ではなぜ受験生のみなさんが、直前期にもなって音読をするべきなのでしょうか。

「今の時期、音読なんてしてる暇ない!」そう思う受験生も多いかもしれません。

しかし、私は受験生だからこそ、今の時期に音読をすることが必要だと思っています。

音読でリフレッシュしよう!

受験生のみなさんは、長い時間自習室にこもりっきりで、気付いたら「あれ....今日全然しゃべってない....」というような状況に陥ることも少なくないのではないでしょうか。

ちょっとしたリフレッシュのつもりで、少し自習室の外に出て音読をしてみるのもひとつの手です。

人に聞かれるのが恥ずかしい....という人は、小声でもOK です。怪しい人だと思われるかもしれませんが、なるべく人目に付かないところで音読してみましょう。

また、この時期急にやる気がなくなってしまう受験生もいると思います。音読で脳を活性化させて、失ったやる気を取り戻しましょう!あとひと踏ん張りです!頑張れ!!

音読で一度基礎に立ち返ろう!

この時期に受験生が忘れがちなのが、基礎に立ち返ることです。

過去問演習や長文読解に取り組んでいる人なら、この重要性がわかると思います。これまでやってきた、単語・文法・解釈、これらを思い出すためにも、まず音読から始めましょう。

難しい英文を読む必要はありません。むしろ、比較的簡単かつ短い英文を、毎日続けることが大切です。

(やり方についてはこのあと詳しく説明します!)

音読で速読力をつけよう!

ここから先、必要になるのは圧倒的に速読力です。

特に、共通テストで8割以上とりたい人は、必ず音読をしてください。

共通テストは、模試や過去問を解いた人ならわかると思いますが、後々の問題のことを考えずに解いていたら、絶対に時間が足りなくなります。時間配分と簡単な戦術をたてたうえで受験することが望ましいですが、それでも時間が短いと感じると思います。

すなわち、最終的に求められるのは、より短い時間で内容をキャッチする速読力です。まずは、声に出して読み、今自分がどのくらいのスピードで英文を読むことができているかを確認してみましょう。

 

音読のやり方とポイント

ここからはいよいよ音読のやり方やポイントについて説明します。

私が受験生のときに実際にやっていた方法をもとにしているので、ぜひ参考にしてみてください!

簡単かつ短めの長文から音読しよう!

まずはじめに言いたいのは、難しい長文を音読するのは絶対にやめて!!ということです。

例えば、今過去問を解いている人は、過去問の長文を音読の材料にするのはあまりよくないです。なぜなら、入試問題には難しい単語や複雑な文法が使われている長文が出題されているので、音読をしても、先述のような本来の目的を果たすことができないからです。また、英語長文に対する苦手意識が生まれることにもつながりかねないので、必ず難しすぎず簡単すぎずの難易度のものを選んでください。

そのため、読解演習とは別に、音読用の参考書を作ることをおすすめします。

 

おすすめ音読用参考書①

私のおすすめは、大学入試 レベル別 英語長文問題 Solutionです。

この参考書は3つのレベル別にわかれているので、自分のレベルにあわせた長文を選ぶことができます。また、分量も少なめで、音読用の白文もあるので、音読に使いやすいです。

おすすめ音読用参考書②

また、熟語もあわせて覚えたい!という人には速読英熟語もおすすめです。

この参考書には、いくつかの熟語が含まれた短い英語の文章が載っており、音読用に最適です。また、別売りでCDがあるので、英文を見ずに流れてくる音声に続いて音読をする、シャドーイング用の教材としても使えます。音声を聞くことで、正しい発音やアクセントを知ることができるのでとても効果的です。音読に慣れてきたらシャドーイングも行いましょう。

 

ネイティブになったつもりで音読しよう!

この見出しをみて、そんなの無理だよ!とツッコみたくなった人もいると思いますが、重要なのは、ネイティブになった「つもり」です。

ここで大切なのは、いかに発音よく読めるかではなく、ネイティブがどのような文節やアクセントで英文を読んでいるのかを理解することです。

例えば、「that」は、代名詞・指示形容詞・指示副詞・接続詞・関係代名詞・関係副詞・強調構文と様々な用法を持ちあわせる単語のひとつですが、用法によって文節やアクセントが異なる場合があります。ネイティブになったつもりで音読することによってその違いが身に付くので、黙読時の速読力向上につながります。

また、ネイティブの真似をすることは、読解力の養成にもつながります。日本語においても同じことですが、人はより相手に伝わりやすく話そうとする時、必ず話し方に緩急をつけます。そのため、どの部分を強調して読めばいいか考えながら音読することは、文章の核を掴む練習になり、読解力向上にも役立ちます。その文章を、誰かに伝えるつもりで読んでみましょう。

 

音読をルーティン化しよう!

最後に言いたいのが、ルーティン化の重要性です。

単語の暗記と同様に、音読もルーティン化が大事です。毎日続けることで効果が表れますし、なによりルーティンをこなすことで、試験当日も落ち着いて臨むことができます。

それほど時間がかかるものではないので、例えば、「朝ごはんを食べる前に15分」など、まずは空いている時間を見つけてやってみましょう。

時間や回数はそれほど気にせず、「文の内容を理解しながら読めるようになった」と感じるまでは繰り返し読むようにしましょう。先述のように、長文読解では英文を頭の中でいちいち訳している時間はありません。読みながら、英語をそのまま理解していくことが大切です。

はじめのうちは時間がかかるかもしれませんが、無理にはやく読もうとせず、今の自分のペースを知りながら徐々に慣れていくことが大切です。

まだ遅くありません!今からでもはじめましょう!

 

まとめ

今回は、英語力を上げる音読のコツについて解説しました。

英語力をあげるためには、とにかく短い文章を毎日必ず音読することが大切です。

なるべくはやいうちから取り組むに越したことはありません。受験生の方はもちろん、非受験学年のみなさんも、日頃から音読をする習慣づけを行うようにしましょう。ルーティン化するには時間と労力を要しますが、英語力を上げるためには、続けるしかありません。

最後までやり抜けた人が合格を掴みとります。

ぜひ、明日からと言わず、今すぐにはじめましょう!

 

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