こんにちは、武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。
今日は過去問を夏頃から取り組む受験生のために記事を書いていこうと思います。よろしくお願いします。
今日は合格最低点と得点標準化について記事を書いていければと思います。
得点標準化とは
得点標準化とは選択科目間の有利・不利を是正するために行われます。
その際、基本的には平均点に対してその受験生がどの程度点を取れているかをもとに素点とは別に点数をだして合否を決めます。
得点標準化には選択科目にだけ調整を行うもの(例えば早稲田大学社会科学部など)と全体的に標準化をかけるもの(中央大学や早稲田大学法学部など)の二つの形式があると考えられています。
もちろん明治大学の一部学部などではどの科目を選んでもおそらく平均点は変わらないだろうと見込んで標準化をやらないところもあります。
ここら辺の標準化実施については各大学・各学部の公式発表を調べてください。
どのような得点調整が行われるのか
早稲田大学の場合
全科目に標準化をかけるパターン
早稲田大学の社会科学部を除く学部では全科目に標準化がかけられています。
これは世界史と日本史などの社会科目間での有利不利をなくすだけでなく、社会科目を超え英語や国語などの他の科目とのバランスを考えて行われます。
例えば英語の平均点が90/100点、国語の平均点が60/100点の場合で標準化を行わない場合はどうなるでしょうか。
この場合は英語の苦手な人と得意な人の得点差が国語よりは付きにくくなり、国語の出来で合格不合格が決まってしまいます。
そうならないために全科目で標準化をかけると言われています。
選択科目だけ標準化をかけるパターン
社会科学部では社会科目にだけ標準化をかけて合否判定を行っています。
社会科学部自体はちょっと入試が良くも悪くも癖があるのであまり深く言及はしませんが、英語で30~31点、国語で40点を取ることが合格への近道と考えられます。おそらく早稲田大学志望の受験生であれば社学の国語はそんなに難しくはないと思います。
漢字を含めて落とさないことを前提にしっかりと点を取りに行きましょう。社会科目は科目ごとに違うので科目ごとの平均点を見ながらしっかりと取るべき年は取る、平均点が低い年でも平均点を下回ることは絶対ないようにしましょう。
標準化の仮説
どの大学も標準化は公表されていませんが、標準店(平均点を参考にしながらも平均点とは異なる早稲田大学が設定した点数)から受験生の点数に一定の公式をかけて受験生の最終スコアを決定していると考えられています。
要するに平均点よりも多くとらないとだめです。横の席の受験生に勝つことは当たり前として平均点以上を取らないとまずいです。
どのくらい不味いかといえば平均点を一科目でも下回るとかなり合格が遠のきます。
ちなみに平均点を大事にするため早稲田大学では数学を選んだ方が少ない素点で合格しやすいとされています。
もっとも商学部では方式が変わったので科目間の差はへりつつありますが。
問題を解く際には多くの学部で最低点、もしくは科目ごとの平均点が掲載されていると思います。
それを見て平均点よりもまずは+5点を獲ることを目途に頑張って勉強していくことが大事です。(年によっては平均点+5点では足りないですが)。
中央大学の場合
中央大学の標準化について
中央大学でも標準化は執り行われており、こちらは全学部で行われています。
中央大学では偏差点とか偏差方式と呼ばれる手段で行われています。
中央大学ではおそらく平均点を取った人を50点(150点満点の場合は75点)とし、そこから平均点より取れた受験生には+の点数が与えられ、低い場合には点数がマイナスされていきます。
こちらでも早稲田大学同様しっかりと多くの科目で平均点以上を取らないと合格はかなり遠くなります。
もちろん中央大学の問題としての難易度は高く(世間では中央は基礎的な問題がでると言われているが、基礎的な知識を組み合わせて解かないと解けない問題が多く、生存者バイアスがかかって基礎的な問題が多いと言われているが、この記事を書いている私としては中央大学の入試問題は難しいと思う)、一科目できなくても他の科目で突き抜けると合格することができます。
実際に中の人も英語が4割程度しか正答することができず、不合格を確信しましたが日本史と国語で8割以上の点数をたたき出すことで政治学科には合格しました。(法律学科には落ちました)。
しっかりと平均点以上は取れるようにしましょう。
中央大学の平均点について
じゃあその中央大学の平均点はどこにあるんだと思われるかもしれませんが、残念ながらこちらは見つかりません。
しかしながら70%が平均ラインに近そうなのでそれを超えるようにしっかりと対策を立てて勉強していきましょう。
標準化以前に
ここまで標準化について記事をつらつらと書いてきましたが、最後に大事なのは基礎的な知識体力です。
確かに標準化を知らないと赤本やパンフレットに乗っている誤った合格最低点でボーダーを見定めてしまうでしょう。(実際中央大学の一部の大学では合格最低点が57%であるように勘違いしてしまいそうな感じではある)。
「57%で合格!?余裕でしょ!!」となってはいけないのは当然です。
しかしながら標準化を気にする以前にそもそもの知識は足りているでしょうか?
塾生の中には合格最低点を気にしてそれを目標に頑張る子もいます。
しかしながら合格最低点を目指すだけでは合格するのは困難です。
本番は緊張したり、いつもと違う環境でテストを受けます。
つまるところ最低点をある程度は超えるように勉強していかないと本番で最低点を取るのは厳しいと考えています。
そのための基礎的な勉強は足りているでしょうか。
もう一度胸に手を当てしっかりと集中して基礎を確認してください。私たち武田塾新百合ヶ丘校でも標準化について悩むことなく目の前の一問にこだわることに重きを置いて受験指導を行っています。
早稲田も中央も基礎ができないと圧倒的に合格が遠のきます。
【参考動画】
この記事を読んで
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