こんにちは、武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。
もうそろそろ夏休みに入りますね。そろそろ志望校や志望学部が決まるころだと思います。志望校が決まったらモチベーションアップもかねて過去問を買う人が多いです。
実は赤本以外にも青本というのがあり受験生の悩みの種だと思います。
今回はその受験生の悩み解消のために赤本と青本を徹底解説します!
赤本と青本の目的
いきなりですが、まずこれらの本を買う理由はなんでしょうか。
それは過去問の傾向から問題の出題の仕方などをあらかじめ知ることが目的になります。
過去問は大学によって異なります。また中央大学みたいに多くの学部で似たような問題を出す大学もあれば、早稲田大学のように同じ大学なのに学部でも問題傾向が大きく異なる大学もあります。
この大学・学部の過去問傾向とその特徴を知ることによって対策をたてていきます。
そのため赤本もしくは青本を買うのは必須であると思います。
赤本とは
赤本とは教学社が出版している過去問や大学対策シリーズなどをまとめたものを赤本といいます。今回取り上げるのは赤本の中でも過去問と呼ばれるやつです。
(↑こんな感じのやつです)
(赤本は7/18現在早稲田や東大など大学受験をしたことない人でも多くの人が知ってる大学に関しては出版されています。)
赤本の特徴
多くの大学を対象にしている
赤本は東京大学などをはじめに大学所在地や大学偏差値や知名度を問わず色々な大学を取り上げています。
武田塾のブログを見ている方は多くの人が通いたい大学(早慶やMARCH)を狙っている受験生が多いのでそこまで気にしないかもしれませんが、中には過去問出版されるかきわどい大学も存在します。
しかしながら赤本は多くの大学をカバーしているので問題ないかなと思います。
解説が雑なことがある
皆さんの中にも聞いたり見たりした人がいるかなと思います。赤本は解説が雑であるという噂です。
この噂、残念ながら本当だったりします。
国語でなぜその答えが出るんだということや日本史では堂々と解なしなのにドヤぁっと間違った答えを掲載していることがあります。
また解説が書いてあっても一行で終わっていたりと解説がお世辞にも全体的には親切と言えないかな...。という事は多いかなと思います。
掲載年数が比較的長い
これは青本に比べて掲載年数が長いことが多いことが多いです。(もっとも青本にない大学は短いことがある)
東京大学を例に見ていきましょう。
東京大学の青本は2021年-2017年までの5年分がのっています。赤本では2021年-2015年までの7年分がのっています。
やはり沢山演習できるのは嬉しいですからこれは赤本の最大のメリットかなといえます。
青本とは
青本は駿台予備校の系列である駿台出版が発行しています。青本にも過去問のほかに大学対策シリーズというのがあるのですが、今回は過去問を対象にします。
(↑こんな感じのやつです。ちなみに新百合ヶ丘にある有隣堂では取扱がありませんでした...。)
(こちらも2022年度は発行が行われています)
青本の特徴
取り扱われている大学が少なめ
青本が存在する大学は北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学の国立大学の中でも難関と呼ばれる大学と早稲田大学、慶応義塾大学(文学部、商学部、SFC以外)の最難関の私立大学しかありません。
中の人が通っている大学はもちろんないですし、横国がないのは意外ですね。
解答と解説がかなり丁寧
解説はかなり厚いです。掲載されている年数が赤本より少ないにも関わらず厚さが赤本と変わらないのは紙が厚いのはもちろんですがその解説量が理由です。
さて解答がかなり丁寧というのはどういうことだよとおもった受験生も多いかなと思います。これは国語や社会の論述問題で如実に現れます。
話せと言われたら話せるのですが少し文章に書くのが難しいので割愛させていただきます。
この解答が丁寧というのは一見かなりいいように見えますが自己採点の時にかなり厳しく自己採点をする羽目になります。また実際に受験生が90分あるいは120分などの入試でこんな解答書けるのかといったこともあり、全身全霊で肯定できるものではないという事は注意しておいてください。
掲載年数が短い
上の写真でとりあげた一橋大学は青本では3年分しかありません。赤本では6年分取り上げられています。解説が丁寧といえどもここまで差があると...。と思う受験生もいるのかなと思います。
ぶっちゃけどっち買うべき
おまたせしました。今まで両方の特徴を取り上げてきて来ましたが核心に行きたいと思います。
本音を言うと青本が取り上げられている大学を受験される場合は赤本と青本を両方購入して欲しいのですが、一冊2000円以上する本を何冊も買えというのは酷ですから、しいてどちらか片方選ぶとすればどちらが良いかというと........
その答えは「時期による」です。
おーーーーーいふざけんじゃねえよぉぉぉぉ!!!!と思った受験生の皆さんもなるほどなと思った受験生もここから先は大事なのできちんと見ていただければと思います。
秋などの直前期ではない場合
秋などの直前期ではない場合は青本がおすすめです。その理由は直前期とことなり丁寧に解説を嗜む余裕があるからです。
また丁寧な解説をみて解きなおしのポイントを自分の中に取り入れる余裕があります。そして武田塾の講師をはじめとする受験科目有識者になぜこんな解答が書けるのか、そしてどのような勉強法を行えばこの解答がスラスラと書けるのかを聞いてみてください。
冬などの直前期
残念ながらこの時期になると併願先などの入試問題や知識の漏れを早急にふさぐ作業などで手一杯ですからあんな解説を丁寧に読み嗜む時間はありません。
基本的には丁寧な解説を解釈して自分の中で分かりやすいように理解していくと知識として定着していくのですが、直前期にはそんな余裕ありません。赤本のぶっきらぼうな解説で分からなかったら先生などに聞きましょう。短期記憶ですからなんとかなると思います...。
最後に
赤本と青本をはじめるタイミング等は受験の結果にかかわります。中の人は基礎やある程度の応用の参考書学習が終わった段階で過去問演習を始めるべきだと考えています。そのためには計画的に勉強する必要があると思います。
受験生のみなさん、この夏休みを計画的にすごして春を笑顔で向けられるように頑張りましょう!
このブログを読んで・・・
「青本に取り上げられているような大学に合格したいです」
「勉強方法がわからないです」
という方は、是非武田塾新百合ヶ丘校で
無料の受験相談を行っているので、
ぜひ相談してみてください!
そんな無料の受験相談では、
1)学力を上げるための正しい勉強法
2)効率よく知識を定着させるための勉強法
を教えています!
受験を有利に進めたいけど、どうしたらいいかわからない。
志望校が決まっていないです、一緒に考えて欲しい。
でもOK!
あなたのお悩みにこたえていきます‼
■ 少しでも迷っていたり、気になっている方
コチラのお電話からお問い合わせください!すぐに対応させていただきます。
TEL:044-322-9434
開校時間: 13:00~22:00(日曜日のみ13:00~18:00)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
日本初!授業をしない
【武田塾新百合ヶ丘校】
〒214-0014
神奈川県川崎市
麻生区上麻生1-3-4
WAKAビル3F
(新百合ヶ丘駅より徒歩3分!)
TEL:044-322-9434
MAIL:shinyurigaoka@takeda.tv
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★