こんにちは、武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。
今回の内容は、国公立大学のメリットとデメリットの紹介です!
国公立大学の学費が安いというのは有名だと思います。
今日は公立大学に通う中の人の主観も交えながら国公立大学のメリットを紹介していきたいなと思います。
お金関連
入学金と年間の学費
ここでは大学人気ランキングで国立、公立、私立の一位の大学を比較したいと思います。
東京大学:入学金が28万2000円、授業料が53万5800円
東京都立大学:入学金が28万2000円(都民は14万1000円)、授業料は52万800円
青山学院大学(経営学部):入学金が20万円、授業料と施設費やその他の諸費で100万円弱
調査したところ私立大学には大学独自の返済不要の奨学金があります。しかしながらそのような奨学金は国公立大学にもありますし、なんなら東京大学にいたっては収入が400万円以下の家庭は基本学費ゼロ円ですから、やはり国公立の安さはすごいなと感じます。
奨学金利用率
ここでは日本学生支援機構奨学金の利用率がどのくらいかを紹介したいと思います。
東京大学:9.1%(ただし東大の場合は日本学生支援機構より好待遇の奨学金を受けていることもあるのでその他の奨学金含めた16%が適切な数字と考えられる)
東京都立大学:30%
青山学院大学:20%
都立大は奨学金を借りなくて大学に行ける家庭出身者の割合が比較的少ないので庶民的な大学といえるのかなと思います。
お金の価値観が近い人と遊ぶととてもラクなので学費も大事ですが、このデータも載せておきました。
教育面
よく国公立大学は先生と学生の数の割合が私立大よりも優れているといわれていますが、実際数はどうでしょうか。(東大は集計がやっかいなため省略)
学生と先生の数
東京都立大学(法学部):学生数が871人、教壇に立たれる先生の数は37人
青山学院大学(法学部):学生数が2021人、教壇に立たれる先生の数は43人
もちろん都立大法学部の先生の数は法律が専門の方もいれば政治が専門の先生もいるので一概には言えませんが、都立の方が先生と学生の距離は近そうです。
特にこの先生と学生の数はゼミの質にかかわります。やはり先生が目にかけてくれると学生のいい意味でも悪い意味でもやる気は上がるので少人数の方がいいかなと思います。
授業の数
大学というのは単位を取得しないと卒業できません。基本的に単位は半期で2単位、通年の科目では4単位とカウントされ、4年で124単位を取得すると卒業するシステムとなっています。
そして多くの大学ではこの単位取得に上限を設けています。要するに大学ごとに取れる授業の数が異なるという事です。それでは比較していきたいと思います。
東京大学:1-2年の間は60単位、3-4年は48単位
東京都立大学:1-2年の間は54単位、3-4年は48単位
青山学院大学:1年は44単位、2-3年は46単位、4年は48単位
この上限数が多ければ多いほど自分の好きな授業を取り放題ということなのでやはり国公立の方が授業数の苦労はなさそうです。
また別の私大では聴講料という形で追加料金を払わないと受講できない授業もあり、国公立の方が気兼ねなく勉強できそうです。
施設面
基本的にキャンパスの建物などは国公立でも私大でも変わることはあまりありません。公立高校と私立高校のような露骨な差はうまれません(笑)。
しかしながら私立大学によっては学生の資格習得に支援を行ってくれる大学もあります。
中央大学や明治大学はその最たる例なのかなと思います。
またOBなどの繋がりは東京大学法学部以外は私立大学の方が強固なのかなと思います。
このOBという概念は世界によってはたいへん強いものがあるので(東京大学法学部は官僚、中央大学法学部は弁護士)そのような強固なOB概念がない筆者としてはちょっとうらやましかったりします。
生活面
一般的には私立の方が華やかといわれています。これは間違いないです。
中の人はもちろんですが、少し垢抜けてる人の数は国公立の方が少ないという感じは見受けられます。
そして人数も私立大学の方が多いので自分にあったサークルや部活を見つけやすいという私立のメリットは外しがたいでしょう。
公立大学に通う筆者の友人の話ですが、バレーボールのサークルに入ろうと思ったら本気すぎるのとゆるすぎるものの2種類しかなくてバレーボールサークルに入るのをあきらめていました。
また国公立大学生は授業を詰めすぎた結果なかなかバイトに行きにくく、その結果遊ぶお金がないという面もあります。
なのでたぶん大学生らしい遊びは私立大学に行った方が楽しめるのかなと思います。飲み屋街や繁華街も国公立大学の近くにないですしね。
最後に
多くの人は数学を理由に国公立大学の受験から遠ざかっているのかなと思います。
しかしながら大学に入ると数学から逃げられないことは多く、どのみちやる羽目になるので高校から数学をやることは悪いことではないのかなと思います。
もちろん国公立に行くのが正しいということはないです。しかしながら国公立大学の私立大学にはないあの静かでのどかな雰囲気はとても過ごしやすく、筆者はとても大好きです。
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