【体育会系の高校生必見】首都圏のスポーツ系の学部を徹底解説！

こんにちは、武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。

本日は体育会系の高校生にお勧めできるスポーツ系の学部を紹介します！

スポーツ系の大学は多数あるので、今回の記事では首都圏の総合大学をレベル別に10大学紹介します。

〈スポーツ系の学部〉早慶レベル

早稲田大学　スポーツ科学部

スポーツ系学部　大学

偏差値65　所沢キャンパス　言わずと知れた名門大学！

早稲田大学では下位学部と揶揄されますが私立のスポーツ系学部のトップです。

トップアスリートの推薦入学も多く、オリンピック選手も多数輩出。体育会系の学生も多いです。

最大の特徴は7つのコースに分かれていて、専門分野を研究することが可能です。

広大なキャンパスに充実した研究施設や角界で活躍する教授の授業を受けれます。

スポーツ医学・スポーツビジネスの分野が強いイメージがあります。

入試に関して

独自試験は小論文のみで、他の科目は共通テストの点数で判断される。

スポーツ系の学部では珍しく小論文の対策が必要になってくるので、受けにくい。

競技歴方式は、スポーツ競技歴調査書を提出し、競技歴に点数がつけられる。

これまでの自身のスポーツ歴で評価されるので、高校の部活で全国大会に出場しているなどの実績がある方はお勧めできます。

コース

スポーツ医科学コース：スポーツ科学における諸領域のうち、主として自然科学系領域を学ぶ｡

健康スポーツコース：健康運動指導士をはじめとした運動・スポーツ指導の専門家を養成する｡

トレーナーコース：スポーツ科学の基礎知識に基づき、スポーツ傷害の予防、コンディショニング、および受傷後の復帰に向けたリコンディショニングなど具体的な実践技法を学ぶ。

スポーツコーチングコース：スポーツ科学やさまざまなレベルのスポーツ技能向上策、および関連するコーチングの理論と方法を修得する。ジュニアからシニアまで、愛好者からアスリートまでの、広範な実践レベルに対応できるスポーツ指導者を養成する。

スポーツ教育コース：スポーツ教育にかかわる幅広い知識と指導技術を身につけ、学校体育はもちろん、幅広い範囲にわたる生涯スポーツの諸場面において、教育を通して他者のスポーツ実践を適切にサポートできる人材を育成する。

スポーツビジネスコース：経済産業、組織経営についての基礎知識と、スポーツに関する幅広い知識を修得する。さらにこの上にスポーツビジネスについての知識や技能を身につける。

スポーツ文化コース：スポーツを人文社会科学的に教育・研究し、スポーツの本質や、現代社会におけるスポーツ文化のあり方などについて論じることのできる人材を育成する。

〈スポーツ系の学部>　MARCHレベル

立教大学コミュニティ福祉学部

スポーツ系学部　大学　立教

偏差値62.5～57.5　所沢キャンパス　おしゃれ大学！

コミュニティ福祉学部スポーツウエア学科が紹介の対象です。コミュニティ福祉学部の名の通り、福祉系の要素が強いです。

「健康運動」「スポーツパフォーマンス」というふたつの領域から、人々のウエルネスの向上に向けた運動とスポーツのあり方について総合的に学びます。

健康スポーツ領域での分野が中心なので、スポーツ医学・スポーツビジネス・スポーツコーチングなどの分野で学びたい学生にはお勧めできません。

スポーツ系の学部は男子の割合が多いですが、この学部に関しては女子が多いのが特徴的です。

入試に関して

英語は共通テストの得点がそのまま換算される。

英語・国語は200点、社会は100点と社会得意な人には不利な配点となる。国語は漢文はでない。

コース

コースなどは特にない。

「健康運動」「スポーツパフォーマンス」というふたつの領域から、人々のウエルネスの向上に向けた運動とスポーツのあり方について総合的に学ぶ。

スポーツパーソンシップに代表されるフェアプレイの精神、高いインテリジェンスと品格、相手を思いやるフェローシップ、社会性、道徳性などのスポーツマインドを養う。

分野としては、スポーツ健康学やスポーツ分野、スポーツ教育が中心となる。

法政大学スポーツ健康学部

スポーツ系　大学　法政

偏差値60.0～57.5 多摩キャンパス　スポーツ強豪校！法政大学

学部生専用の人工芝のグランド・ジムなど運動施設が充実。またスポーツ健康学部の学生は学食は無料。

学部全体で160名程度と少人数で、意外にも体育会所属の学生は少ないです。

1年時には、幅広くスポーツの分野を幅広く学びますが、2年時からコースを選択し専門的に学んでいきます。

コースに関しては、3つあり健康面・ビジネス面・指導面の3分野から選ぶことになる。

スポーツビジネスに強い印象がある。体育教師の資格も取れるが、目指している人は少数。

入試に関して

英語・国語・選択科目で350点満点。英語の配点が高いので英語の対策が重要になってくる。

国語で古文・漢文が出題されない。ただ現代文は、60分で3題解く必要がある。

入試の難易度は高めではあるが、合格最低点は低め。

コース

◆ヘルスデザインコースでは、運動生理学をベースに主に身体機能に関する学問分野を中心に学習する。

◆スポーツビジネスコースでは、スポーツに関連したマネジメント、マーケティング、メディア戦略等を学ぶ。

◆スポーツコーチングコースでは、スポーツ健康学の理論を基礎に、学識豊かなスポーツ指導者の育成を目指す。

〈スポーツ系の学部>　成成明国レベル　　　　　　　　

國學院大學　人間開発学部

スポーツ系大学　國學院

偏差値55　たまプラーザキャンパス

人間開発学部健康体育学科が紹介の対象です。

中学・高校の保健体育科教員やスポーツ指導者などを養成すると学科紹介に書いてるように

スポーツ教育・コーチングがメインになります。体育教師になりたい人にお勧めです。

逆にスポーツビジネスやスポーツ医学の分野を学びたい人はお勧めできません。

入試に関して

300点満点の得点均等も試験と、400点満点の得意科目の科目を倍にする得意科目重視型の試験があります。

国語は70点は現代文で、残りの30点は、現代文・古文・漢文から選択することが可能です。

コース

コースなどは特にない。

割合として体育教師を目指す人が多い学部となるが、普通に就職する学生も少なくはない。

人間開発学部が教育をテーマとしていて、同学部の他学科では小学校教諭、幼稚園教諭・保育士免許が取得可能である。

〈スポーツ系の学部>　日東駒専レベル

日本大学　スポーツ科学部

スポーツ系学部

偏差値50～40　三軒茶屋キャンパス　

2016年に新たに新設された学部です。トップアスリートとトップアスリートのサポート者を育成を掲げている。

アスリートとしてのパフォーマンス向上やトップアスリートを支える人材を目指す人にお勧めできる。

分野としてはスポーツコーチングとスポーツヘルスの分野となる。

優秀なスポーツ選手となることを目指すとともに、高いレベルのコーチング学を学ぶ。

２年次からアスリートコースとスポーツサポートコースのいずれかを選択する。

入試に関して

全学部入試は2科目、個別日程では3科目となります。

国語は漢文の出題はなく、配点の傾斜はありません。

コース

アスリートコース：競技力向上を目指す。

スポーツサポートコース：スポーツのコーチングやコンディショニング管理のプロフェッショナルを目指す。

トップアスリートを目指す人材か、支える人材かでコースが分かれてくる。

注意点としては、中学・高校の保健体育科教員免許はこの学部で取ることはできません。

※日本大学文理学部体育学科での免許を取得できます。

入試に関しては、3教科ですが、300満点の得点均等型と400点満点の英語重視型の2パターンがあります。

国語は漢文の出題はありません。

東洋大学　ライフデザイン学部

スポーツ系　大学　東洋

偏差値52.5～50　赤羽台キャンパス

2021年度より新キャンパスに移転となったライフデザイン学部の健康スポーツ学科が紹介の対象。

人体の構造から福祉・健康づくりの支援に至る幅広い知識を獲得し、さらに実践的な学びを通じて、スポーツや健康関連分野で活躍できる能力を身につける。

健康スポーツ領域での分野が中心で、5つのコースを選択し専門性を高めていきます。

スポーツビジネスに関するコースはないので、学びたい人にはお勧めできません。

中学・高校の保健体育科教員は取得可能ですが、割合的には少ないです。

また特徴的なグローバルスポーツコースがあり、他の大学にはない「スポーツ×グローバル」を学ぶことができます。

入試に関して

300点満点の3教科均等法式のほかに、重視型、ベスト2などの方式があります。

英語の得点が倍になる英語重視、国語が得点が倍になる国語重視、英語とそれ以外の高得点の1科目で判定されるのがベスト2です。

さまざまな入試方式あるのが特徴で、国語は漢文が出ません。

コース

スポーツサイエンスコース
解剖学、生理学、運動生理学やバイオメカニクスなどの自然科学的分野からスポーツ史、スポーツ社会学、スポーツ文化人類学、スポーツ心理学などの人文社会科学的分野まで多岐に及びます。広くスポーツに関連する科学分野の知識や技能を得ることができます。

ヘルスプロモーションコース
様々な年代に広がる健康問題に焦点を絞り、その解決方法やサポートのあり方を学びます。健康教育による個人の生活習慣の改善だけにとどまらず、健康のための環境や制度、組織づくり、人づくりのあり方に関しても学習します。教室から飛び出し、地域の関係者と接しながら、健康なまちづくりに関して考えることのできるコースです。

グローバルスポーツコース
日本の国内に留まることなく、世界の人たちを対象としたスポーツの支援や交流を志向する学生のためのコースです。

ユニバーサルスポーツコース
すべての人間がより健康的に、豊かに過ごすために考えるべき健康、運動、スポーツに関わるさまざまな考え方やコンテンツについて学ぶ。

アスリートサポートコース
競技力向上とスポーツ傷害予防を目的としたアスリートのコンディション環境の整備について、そのサポートのあり方を学びます。

順天堂大学　スポーツ健康学部

偏差値52.5～50　さくらキャンパス　

スポーツ系　順天堂大学　

最大の特徴は1年次は全寮制であること。また体育会の学生はスポーツ健康学部に所属するため、アスリートも多い。

千葉県佐倉市にあるキャンパスは、広大で施設面はトップクラス。スポーツ系の学部では珍しく、1951年創設と歴史も長い。

6つのコースに分かれていて、競技を行うアスリートから、教育、指導、医学、コーチング、ビジネスなど

スポーツ分野に関する領域で学びたい事を学ぶことができる大学である。

医学部も併設しているので、スポーツ医学の分野が強い。

入試に関して

3教科300点満点の一般的な入試であり、国語は現代文のみ。

基本方式に出願することで、当該日程の高得点2科目方式にも出願可能。

高得点2科目方式は一般入試（基本方式）で受けた英語・国語・選択科目のうち高得点2科目で合否判定（各科目100点。200点満点）

コース

◆競技スポーツコースでは、競技力の向上を目指すとともに、アスリートとしての経験を生かしたキャリアップに関する知識と実践力を身につける。

◆スポーツコーチング科学コースでは、コーチングに関する専門知識と高い情報分析力を身につけ、スポーツを行うすべての人々の能力を最大限に引き出すための実践力を養う。

◆スポーツ医科学コースでは、スポーツを主に自然科学的観点から理解する素養を養い、競技力の向上や体力・健康増進に応用できる人材を育成する。

◆スポーツ教育コースでは、スポーツを通じた教育活動に関する専門知識と技能と指導力を持つ教員や指導者を育成する。

◆健康科学コースでは、すべてのライフステージにおいて、人々の健康を支えるための知識と技能を培い、健康寿命の延伸に貢献できる人材を育成する。

◆スポーツマネジメントコースでは、スポーツの社会・文化的価値について学び、スポーツ関連団体や組織、官公庁、地域社会、また国内外の企業において活躍する人材を育成する。

〈スポーツ系の学部>　大東亜帝国レベル

大東文化大学　スポーツ・健康学部

スポーツ系　大東文化

偏差値50～42.5　東松山キャンパス　

スポーツ科学科と健康科学科の2学科が紹介の対象となります。

コースなどの選択はなく、選ぶ学科によって専攻が変わってきます。

競技力向上を目指す、またはサポートするのがスポーツ科学科で、健康に分野からアスリートを中心に支えていく、特に食という分野で支えていくのが健康科学科です。

健康スポーツ分野が中心で、食からアスリートを支えるスポーツ栄養学などを学びたい学生にはお勧めできます。

スポーツビジネスに関する学科はないので、学びたい人にはお勧めできません。

入試に関して

英語・国語・選択科目も300点満点の均等型の試験です。国語は現代文のみです。

コース

スポーツ科学科：トップアスリートや市民スポーツの指導者として必要な知識や運動能力を、スポーツ生理学やスポーツ心理学などの科学的研究と豊富な実技科目で養う。

健康科学科：生理学や臨床科学などを駆使した個々の生体情報に基づいた、人それぞれの健康づくりを目的とする。臨床検査技師、食品衛生管理者・食品衛生監視員などの資格取得に向けた３履修モデルがある。

東海大学　体育学部コース

スポーツ系　東海

偏差値42.5～47.5　湘南キャンパス

体育学科・競技スポーツ学科・武道学科・生涯スポーツ学科・スポーツ・レジャーマネジメント学科の5学科があります。

1967年にできた伝統ある学部で、広大なキャンパスに充実した施設を備えています。

武道系の名門校であり、武道学科があります。強い部活が多く、オリンピック選手も多く輩出しています。

分野も幅広く、アスリートや指導者、トレーナーを目指す人はもちろんスポーツと関わる仕事をしたい人に向けて各学科で専門性が高く学べます。

入試に関して

2教科のテストがあり学科によって実技か小論文のテストかに分かれます。

＜体育学科/競技スポーツ学科/武道学科＞
学科試験(200点)英語と選択科目に加えて、実技試験(150点)があります。

＜⽣涯スポーツ学科/スポーツ・レジャーマネジメント学科＞
学科試験(200点)英語と選択科目に加えて、小論文(50点)があります。

🔶実技テスト
総合的基礎運動（30ｍ⾛、⽴ち幅跳び、ハンドボール投げ）/100m ⾛/1500ｍ⾛(男⼦)/800ｍ⾛(⼥⼦)/砲丸投げ/⾛り
幅跳び/器械運動（マット運動(必須)、鉄棒または平均台を 1 種⽬選択）/バレーボール/バスケットボール/ハンドボール/サッカー/
ラグビー/ソフトボール/バドミントン/硬式テニス/ソフトテニス/柔道/剣道/100ｍ(⾃由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ)または 200
ｍ(⾃由形、個⼈メドレー)/ダンスのいずれか 1 種⽬選択

コース

コースはなく、入試時の学科選びで専攻が変わってきます。

体育学科は、体育・スポーツに興味を持って、それを応用して、よりレベルの高い保健体育教師を目指す人、それを深めてより高度な指導者や科学者を目指す人などが学ぶ学科。

競技スポーツ学科では、アスリート、コーチ、トレーナーのスペシャリストを養成する。

武道学科では、武道・スポーツを科学的に研究するとともに、武道の持つわが国固有の伝統文化への理解を深める。

生涯スポーツ学科では、健康であるために、また、体力の維持や向上のために、何をなすべきかを深く学ぶ。

スポーツ・レジャーマネジメント学科では、スポーツ関連施設や組織をどのように運用・活用すれば、地域が、そして人々の生活が効果的に向上するかなどの専門的知識や技能を学ぶ。

国士舘大学　体育学部

スポーツ系　大学　国士舘

偏差値BF～47.5　多摩キャンパス

※武道学科の偏差値はBF

体育学科・武道学科・スポーツ医科学科・こどもスポーツ教育学科の4つの学科からなる。

特徴的なのは、武道学科があり、柔道・剣道・たの理論と実践を学ぶことができる。

大学スポーツ界トップの実力を要する部活が多く、アスリートも多い。

体育学科のアスリートコースは、世界レベルの競技者を育成を目指している。

スポーツ教育やスポーツ医学系の分野に強いが、スポーツビジネスの面は該当する学科がない。

入試に関して

学科によって大きく異なります。学科の試験は2科目で国語と選択科目。

選択科目に小論文があるのが特徴です。

スポーツ医学科以外は実技が150点分あります。かなり大きなウエイトを占めるので対策が必要です。

スポーツ医学科は運動能力証明書を提出する必要があります。

【実技】（150）

《体育学科・こどもスポーツ教育学科》

🔶運動適性試験

男⼦：100m ⾛、垂直跳び、バスケットボール投げ。
⼥⼦：100m ⾛、垂直跳び、ハンドボール投げの 3 種⽬。
ただし、天候状況によっては 100m ⾛をシャトルランに変更する。

《武道学科》

※武道基礎能⼒は、柔道・剣道・空⼿道のいずれかを出願時に選択
※柔道・剣道・空⼿道の受験者以外の諸武道の受験者は、運動適性試験

コース

体育学科のみコース選びある。それ以外は、入試時の学科選びで専攻が変わってくる。

体育学科では、中学・高校の教員を目指す「学校体育コース」、世界レベルの競技者を育成する「アスリートコース」、一流トレーナーを育成する「スポーツトレーナーコース」の３コースを設置。スポーツの実践、研究を通して「心・技・体」のバランスのとれた人材を育成する。

武道学科では、柔道・剣道・空手道の理論と実践から、日本固有の伝統運動文化としての歴史と民族性、特性を学ぶ。また、世界の平和と発展、武道の継承などについても学修する。さらに海外武道実習を通して、他国における武道の位置づけを学修する。武道家としてはもちろん、指導者としても世界に通用する人材を育成する。

スポーツ医科学科では、救急患者を病院に搬送するまでの医療行為の充実が急務である日本において、救急救命士の国家試験受験資格を取得できるカリキュラムを編成。医学知識、救急処置、救助などの分野を基礎から実践まで学ぶ。また、最新機器を使った学内実習から海山での救助実習、医学部付属病院、救命救急センターでの病院実習などの多彩な実習を実施している。

こどもスポーツ教育学科では、小学校教諭一種と中学校・高等学校教諭一種（保健体育）の免許を取得可能。身体だけでなく、心の教育に貢献できる指導者を育成する。