どうも武田塾新横浜校です。大学の偏差値と高校の偏差値って全然違うのはご存じですね?え?知らない?
結構いますね。「MARCHが偏差値60ぐらいだから、ワイの学校が62だから普通にやってたらいけるやろ!」みたいなことは絶対に無いようにしていきたいですね。
ということで大きく4分類して調査をしてみました。
MARCHより法政大学
日東駒専より専修大学
大東亜帝国より国士舘大学
関東上流江戸桜より桜美林大学
以上4校の学校パンフレットより徹底調査したいと思います!
各大学の学部偏差値の平均を取ってみた
まずは各大学の一般受験における平均偏差値を計測してみましょう。
↓実際に計算したシート(閲覧用)※データはパスナビ様より抽出させていただいております
法政大学:57.14
専修大学:53.38
国士舘大学:48.81
桜美林大学:42.05※航空は特殊なので除く
概ね差が5ぐらいずつ開きましたね。ということで各大学の検証に入っていきたいと思います。
各大学で活躍している人からみる高校偏差値はどうなのか
複数コースがあったり中高一貫校もまぎれていたりしますのでその場合の計測ルールを以下に記載します。
中高一貫校:n回目などのばらつきが無いように1回目で統一。中学のみ受け入れの学校(高入なしの場合)は中学受験偏差値で計算します(首都圏模試センターのため加点なし)
複数コース:普通や特進、国公立などのコースがあった場合は高い方のコース偏差値を採用します。
付属校:算定外
厳密に計算するのが難しいため以上のルールで計算していきたいと思います!
高校の偏差値はみんなの高校様、中学の偏差値は首都圏模試センター様より抽出させていただきます。
法政大学
平均高校偏差値は65.08(+7.94)です。
偏差値65以上というと、いわゆる進学校ですね。
受験生全体の上位6.7%ぐらいとみていおいてください。
その割合は58.49%で、キャンパス内にゴロゴロいることが想定されます。
なお、偏差値70以上の上位2.0%の超進学校も30.19%(約3人に1人)います。
とりあえずMARCH目指すっていうのがどれくらいの難易度かというと、ざっくり部活だったら県でベスト4ぐらいのイメージです。
結構頑張らないとやばそうですよね。
法政大学には全国の進学校から受験しにくるのでそれなりの対策をしていきたいですね。
専修大学
平均高校偏差値は58.62(+5.24)です。
偏差値65以上の割合は20.75%で、割とキャンパス内で進学校出身の人を見かけることもあると思われます。
昨今の私立大学定員厳格化の影響もあり、現役志向の人たちは日東駒専に進学する割合が増えています。
とはいえ、半数程度は進学校出身者で占めているイメージであまり相違はないと思いますので、日東駒専ぐらいは~みたいなことはあまり言わないほうが良いでしょう。
国士舘大学
平均高校偏差値は57.24(+8.43)です。
偏差値65以上の割合は14.71%で、こちらも割とキャンパス内で進学校出身の人を見かけることもあります。
特に、公務員試験で警察・消防・自衛隊のようないわゆる国士を育てる学校の方針通り、その分野への就職やサポートが超充実していることも後押ししているのではないでしょうか。
【参考】警察官・消防官への就職者数で全国1位を獲得
https://www.kokushikan.ac.jp/news/other_details_15986.html
桜美林大学
平均高校偏差値は56.78(+14.73)です。
意外にもといったら失礼になってしまいますが、割と進学校の人たちが多くなっています。
偏差値65以上の割合は22.22%で、キャンパス内で進学校出身の人を見かけることもあると思われます。
リベラルアーツや芸術系に寄った学科もあること、ビジネス系にカリキュラムを振っていることからも実践的な学びを期待して志望する人が多い印象です。
アメリカのオハイオにあるオーバリン大学から名前を取ったと言われています。
https://www.oberlin.edu/
日経の調査でも『人事が評価する大学2022年版』で総合で20位にはいっており、私立の中では早稲田大学、慶應義塾大学に次いで3位と健闘しています。
https://career-edu.nikkeihr.co.jp/category01/value2022.html
特に対人力で4位とかなり上位に食い込んでいるので、人と接する仕事につきたい人は大学4年間で研鑽していくのも良いかもしれません。
まとめ
さすがにMARCHレベルになるとかなり進学校割合が多く、逆転合格をするのには戦略的にいかないと勝率が上がっていかなさそうですね。
また、調査するまでは盲点でしたがいわゆる有名大学群の学校には割と進学校の人たちは偏差値問わず進学しがち、といったところでしょうか。
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