【高校1・2年生向け】夏休みにやるべきこと
こんにちは!武田塾新浦安校(047-381-1633)です!
今回は、高校1・2年生向けに、夏休みにやるべきことを紹介したいと思います!
まだ受験生ではないし勉強はしたくないけど、何もしないのは罪悪感がある…レベルの高い志望校に合格するために今から勉強を始めたい…という方は是非参考にしてみてください!
志望校について
志望校はもう決めた方がいいの?
みなさん、志望校は決まっていますか?将来やりたいことがあって、すでに決まっているという方もいると思いますが、ほとんどの方はまだ決めていないと思います。しかし、早く決めなきゃと焦らなくて大丈夫です!
1・2年生の間は様々な大学に関しての情報を集め、3年生になったらそこから絞っていくのが良いでしょう!
ですが、志望校が決まらないと何を勉強すれば良いのか具体的なイメージができませんよね。それでは、志望校はどのようにして選ぶのでしょうか?
志望校の選び方
大学が多すぎて選べない!そもそも何を基準に選べばいいのかわからない…と思ったことはありませんか?そんな方のために、志望校を選ぶための要素をいくつか紹介します!
① 知名度
② レベル
③ 学部・学科
④ サークル
⑤ 立地
⑥ 通学時間・手段
⑦ 受験科目
この中から自分が重要だと思う要素を選び、その条件に合う大学を探して、すべて書き出してみましょう!選ぶ要素はいくつでも大丈夫です!
例:①③⑥⑦の中から選びたい!
① 知名度は高い方がいい!
→早慶、GMARCH、関関同立、日東駒専など
③ メディア系に興味がある!
→メディア社会学科、メディアコミュニケーション学科、新聞学科などがある大学
⑥ 豊洲が定期圏内になる通学路が良い!
→有楽町線、ゆりかもめを使う大学
⑦ 英検使いたい!
→英語外部試験利用入試がある大学
<すべての条件に一致する大学>
立教大学・社会学部・メディア社会学科
武蔵大学・社会学部・メディア社会学科
東洋大学・社会学部・メディアコミュニケーション学科
このように、自分の希望に合う大学を一要素ごとに書き出しましょう!条件が多ければ多いほど自然と絞られていきます!志望順位は決まらなくても、ここまで選んでおけたら良いでしょう!
これはあくまでも一例なので、ほかの要素を自分で作っても大丈夫ですよ!
色々と書きましたが、やはり何といっても自分が一番ワクワクする、楽しめるところを選びましょう!!大学の雰囲気をつかむために、気になった大学のオープンキャンパスや学園祭に参加するのもおすすめです!!
みんながここを目指すから…自分のレベルでは到底及ばない…なんていう考えは捨ててください!進学すればまた新しい友達を作ることはできますし、これを見てくれている高校1・2年生にはまだまだ時間があります!今から勉強すればどこへでも行けます!自分の可能性を信じて選びましょう!
受験科目とやるべきこと
受験科目は?英検やTOEICなどは受ける?
志望校がある程度絞られてきたら、受験科目を決めましょう!
国公立と私立、文系と理系など、志望校によって受験科目が異なってきます。大学によって受験科目が指定されているので、自分の目指している大学の受験科目をよく調べておきましょう!また、英語外部利用入試といって、試験当日に英語を受験しない代わりに英検やTOEIC、TEAP、共通テストの英語などの成績を利用する方式もあります。
英語資格を一度とってしまうと、大学受験当日のコンディションに左右されないので、有利になる場合もあります!
例:国公立文系→外国語・数学・国語・世界史・地理・物理・情報
国公立理系→外国語・数学・国語・地学・生物・地理・情報
私立文系→英検利用・国語・世界史
私立理系→外国語・数学・物理
受ける大学によって受験科目を変えてしまうと、その分対策する必要のある科目も増えてしまうため、できるだけ科目が少なくなるように調整しましょう!また、自分のモチベーションを保つために、興味のある科目を選ぶというのも良いでしょう!
まずはやっぱり基礎固め!
志望校が決まっていなくても受験勉強はできます!!まずは基礎固めをしましょう!
それでは、何から勉強すれば良いのでしょうか?この項目では、それぞれの科目において一番初めに取り組むべき要素について、いくつか紹介します!具体的な勉強方法については武田塾の他の記事で詳しく紹介しているので、あわせて読んでみてくださいね!
【英語】
英単語・文法
英語では、まず英単語と文法を覚えましょう!この二つの要素は、この先英語を学ぶにあたってとても重要です!
例えば、英単語を日本語の漢字に置き換えてみましょう。日本語で書かれた長文の中に知らない漢字がたくさん出てくると、文章を理解することは難しくなりますよね?また、英文法に関しては穴埋めの問題や並び替えの問題、英作文などでよく使います。長文を読む際にも文章の構造がわかると理解のスピードが格段と上がります!
ほぼすべての大学入試で外国語が必要になってくるので、英語で受験する方は必須です!
【国語】
接続詞・漢字・古文常識と単語・漢文句法
国語は現代文・古文・漢文の三つに分かれています。自分はこの中のどれを使って受験するのかよく調べておきましょう!
現代文(接続詞・漢字)
→接続詞がわかると現代文の構造が理解できるようになり、文章を読解する際にとても役立ちます!漢字は、直接書く問題もありますが、意味を理解していないと解けない問題もあるので、熟語などは意味も一緒に覚えましょう!
古文(古文常識と単語)
→古文が書かれた時代の常識は現代とはだいぶ違います。昔は病気になったら病院へ行くのではなく、加持祈祷といってお祈りをしたり、恋愛では男性が三日連続で女性の家へ行くと結婚が成立したり…。このような古文常識を知らないと、いくら文章が読めても物語の成り行きを理解することが難しくなってしまいます。
もう皆さんもわかっていると思いますが、古文単語も重要です!英単語と同じく、単語がわからなければ文章が虫食い状態になってしまい、理解できなくなってしまいます。ですが、大学受験で必要な古文単語は英単語よりもはるかに少ないです!
漢文(漢文句法)
→再読文字や返り点などの規則を暗記しましょう!何も書き足されていない白文に返り点を書く問題や、再読文字や返り点がある文章を書き下し文にする問題もあります。のちに細かな句法も出てくるので、今のうちに再読文字や返り点は完ぺきにしておきましょう!
【地歴公民】
用語の暗記
まずは人物名や地名、条約などの専門用語を覚えましょう!政策の内容や時代の流れを覚えることはもちろん大切ですが、専門用語を暗記していなければ回答を書くことはできません。基本的な語句を覚えてから、時代の流れや背景知識、内容を覚えましょう!
【数学】
問題と解法の一致
公式や典型的な解き方のパターンをマスターしましょう!公式を覚えることはとても重要です!しかし、公式だけ覚えたら良いというわけではありません。「この問題は、この解法を使う!」というように、問題を見たときに解法が結びつくようにしましょう!受験で頻出の公式やパターンは今のうちに理解しておくと、応用問題が解きやすくなります!
【理科】
用語の暗記・現象の理解
理科では暗記が重要な科目と、発想が重要な科目があります!受験において暗記が重要視される科目は、高い方から順に生物→化学→物理です。暗記は早いうちから始めるに越したことはありません!
物理のように暗記の重要度が低い科目は、数学のように「この問題はこの解法!」と答えられると良いです!そのためには、しっかりと現象を理解して、柔軟な発想ができるようにしましょう!
ゆる〜く楽しく学びたい!
漫画や映画も「勉強」になる!?
勉強した方がいいのはわかっているけど、なかなかやる気が出ない…楽に勉強できる方法ないの…?と思った方、今日からでも簡単にできる勉強法を紹介します!
それはズバリ…!漫画や映画を見ることです!!そんなの勉強にならないって?そんなことはありません!しかし、注意点もあるので気を付けてください!!
漫画やアニメで勉強【特に文系の方におすすめ!!】
漫画で勉強というと、漫画で描かれた日本史や歴史の講義本のようなものを連想する人も多いと思います。ですが、アニメ化されているような有名な漫画でも勉強ができてしまうのです!まずは勉強への苦手意識をなくすために、歴史がモチーフになった作品を見るなどして、専門用語を楽しく頭に入れ、軽くストーリーを理解しましょう!
ここで重要な注意点です。これらの作品はあくまでもモチーフであり、実際の歴史とは違うこともあるのでうのみにしないように気をつけましょう!!
漫画やアニメでは、用語の意味はわからなくても、人物名や地名、作品名などを学ぶことができます!
例えば、「Fate」という作品には世界史用語が多く登場します。(ギルガメッシュ・スパルタクス・ジャンヌダルクなど)また、「ゴールデンカムイ」や「信長協奏曲」という作品にはアイヌ文化や戦国時代などの日本史の用語が登場します。そして、「文豪ストレイドッグス」という作品では、文豪の名前とその代表作が出てきます。登場人物の名前であったり、技の名前になっていたりして、何度もその単語に触れる機会があるので自然と覚えることができます!
後々勉強するときに、用語を用語と同じ名前のキャラクターに置き換えることができるので人物の功績などがイメージしやすくなります!
映画で勉強【英語の勉強におすすめ!!】
みなさんは普段、何語で映画を見ていますか?海外の映画であっても日本語に吹き替えられた映画を見ている人が多いと思います。しかし、この習慣を少し変えるだけで周りと差をつけることができます!それは、英語で映画を見ることです!まず、英語で見るメリットを紹介します!
ネイティブの発音でリスニングが得意に!
普段から英語を使っている役者さんが演じているため、リスニングの試験のようにネイティブの発音を聞くことができます!日本人はリスニングが苦手な人が多いので、このように少しでも英語に触れておくだけでも、耳が慣れて単語が聞き取りやすくなります!
会話文のフレーズが自然と身につく!
日本語と同じように、英語にも話し言葉と書き言葉があります。英語長文だけを読んでいても会話表現を知ることができなかったり、フレーズと日本語訳だけ覚えても実際どのように使うかイメージすることが難しかったりしませんか?映画には多くの登場人物がいて、説明というよりは会話でストーリーが進みます。そのため、日常的なコミュニケーションで使われるような表現も学ぶことができるので、実際に入試問題に出てくる会話文などの理解がしやすくなるでしょう!
英語で映画を見るメリットはわかっていただけたと思います!ですが、いきなり英語で見るというのは少しハードルが高いですよね。ここからは、詳しい手順について紹介します!
ですが、その前に注意点です!ここに気を付けると効率の良い勉強ができるでしょう!
・①~③は全て同じ映画で行いましょう!
・一度見たらすぐに次の段階に進むのではなく、同じステップを何度か繰り返してから次へ進みましょう!
① 音声:英語、字幕:日本語
まずは日本語で字幕を付けて良いので、映画のストーリーを理解しましょう!ただし、音声は英語にしてみてください!こうすることで、聞こえてきた英語と話の内容を一致させることができます!
② 音声:英語、字幕:英語
ストーリーの展開や会話の内容がある程度頭に入ったら、次は字幕も英語にしてみましょう!速くて聞き取れなかった単語も、耳で聞きながら文字を読むことで理解しやすくなります!
③ 音声:英語、字幕:なし
英単語がはっきりと聞き取れるようになったら、日本語で映画を観るときと同じように字幕を無くしてみましょう!この段階まで来たら耳が英語に慣れてきているでしょう。一度リスニングの問題を解いてみると点数が上がっているのではないでしょうか?
手順は理解していただけたでしょうか?ここからはおすすめの映画を紹介します!
アニメーションを見る
海外ドラマのように、人が映像に出ているものでも良いのですが、アニメーションの方がはっきりと発音されていることが多いので聞き取りやすいでしょう!
ディズニーやピクサーの映画
これらの会社の作品は子供たちも楽しんでみられるように製作されているので、英語を勉強する人にとっても理解しやすい言葉が使われています!
そのなかでも特に、ディズニーのティンカーベルシリーズがおすすめです!この作品には違う国のなまりを持った英語を話すキャラクターもいるので、その発音にも慣れておくと、実際海外へ行くときに役立ちます。また、リスニング試験でもアメリカ英語やイギリス英語以外が出てくることもあるので、対策していないと理解が難しい発音も聞き取れるようになります!
映画での勉強法はいかがでしたか?興味がある方はぜひ実践してみてください!
また、映画は長いと思う人は洋楽で英語を学ぶのも一つの手です!ですが、日本語の歌と同様に、文法がバラバラになっていたり、オシャレに発音していて聞き取りにくかったり、音程があるためアクセントを学ぶことが難しかったりするため、デメリットになってしまうこともあるので注意してください!
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