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倫理の勉強法(大学受験)慶應大生講師が徹底解説!

倫理・政治経済の勉強法 (倫理編)

こんにちは!武田塾新浦安校(047-381-1633)です!

 

今回は、倫理の勉強方法をご紹介したいと思います!

あくまでもオススメの方法なので、この記事を参考にしつつ、自分に合った勉強方法を見つけていきましょう!

 

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倫理・政治経済を私大の受験科目として使うという受験生は少ないと思いますが、倫理・政治経済は日本史や世界史に苦手意識を持ってしまった人や「日本史や世界史をやるにはもう時間がない!」という人でも逆転を狙える上に、国立私立限らずに文系の学生なら今後大学で勉強するであろうこと、さらには社会常識を受験勉強と同時に学べる魅力ある科目です。

今回は、そんな倫理・政治経済のうち、倫理の勉強法について、僕の経験を含めて話していきたいと思います。

 

 

 

倫理という科目の難しさ

 

倫理という科目は実は結構難しい!

 

用語の暗記だけでは高得点を狙えない

・日本史的な分野(日本思想)から世界史的な分野(西洋思想)まで両方やる必要あり

・宗教や哲学など、抽象的な概念を学ぶ必要がある。

聞きなれない単語や概念を学ぶ

・1つの分野に対して覚えることが多く、論理だてて覚えていく必要がある

・一度に覚えられる量・こなせる量の限度が狭く、受験直前にやろうと思っても間に合わない。

ややこしい・混同しやすい内容が多い

 

などなど、難しい点が多くあります。

 

直前期にやろうと思っても間に合わない、というのは僕の経験です!

しくじりってやつです。

 

実際に国立受験生で「倫理・政治経済」として受験した受験生のなかには、現役時代の共通試験の段階で最後まで範囲を終わらせることができていなかったという人も多くいることでしょう。

倫理がどうして多くの受験生の受験科目に選ばれないのか、と聞けばおそらく

「面白くないから」「授業がつまらなかったから」「内容が難しかったから」

という回答が返ってくると思います。

 

これらは、倫理が高校生にとっては単純な暗記で解けないと思われていたり、最初の敷居が高いと思われている証でしょう。倫理は「論理の組み立てられ方を学ぶ科目」でもあるので、今までやってきた科目の勉強法とは少し毛色が違ってくるのです。

(大学生になってから思ったことですが、倫理は大学の科目の勉強と似ています)

 

倫理の基本の勉強法

 

そんな倫理の基本の勉強法は、

「教科書や参考書をしっかり読むこと」

そして

「自分なりのまとめを作ること(頭の中でも、簡易的なメモでも)」です。

 

倫理は各思想家の論理を含めて覚えなければいけないために、一度にすべてを覚えるのがとても困難な科目となっています。なので、1度で覚えることは一旦諦めて、同じ参考書を何周も読み、まとめを作ってみるのが一番成功確率が上がる勉強法となります。

 

この「まとめ」のやり方も大切です。

 

「まとめ」では、似たような思想を持っている哲学者・思想家をしっかり区別できるかどうか、特定の一人の思想家の哲学論理について要約や頭の中での特徴づけができているかを大事にしていくといいです。なにせ内容の多くが抽象的なので、自分の頭の中で「レッテル貼り」をしていかないと記号問題で出されたときに区別が難しくなってしまいますから、予め「自分の使える形の知識」にしておく必要があります。

 

もう1ステップ上げるための勉強法

 

前述の基本の勉強法は、正直根性論に行き着くところがあります。

要はコツコツやって武器を用意してから挑めよと言っているにすぎません。

ですが、比較的効率的に武器を作る方法もあります

 

それが「解き方の訓練」です。

 

倫理という科目は、聞きなれない単語も多く出題のされ方も独特です。いままで出会ったことのない科目です。

ですから、まずはどんな問題を出してくるのか知っていく必要があります。

そのため、解き方を練習することによるメリットは他の社会科目に比べて大きいと言えるでしょう。

 

倫理の難しさの一つとしてややこしさをあげましたが、この「ややこしさ」は覚える段階で区別できなかったややこしさ以外にも、問題文のややこしさに起因する部分があります。

見たことがある人ならわかると思いますが、まあ区別がつかないことったらありゃしない。

倫理という科目で高得点を取るには、覚える以上に「区別する訓練」が必要になってきます

 

解き方の訓練において、やることはただ一つ。

 

問題集・過去問をやることです。

 

覚えるのに必死になって倫理の問題集や過去問に手を付けられなかった受験生は多くいると思いますが、それって実はもったいないんです!

倫理という科目をやるにあたって時間に困っているのなら、

 

教科書のうちの自分で限定した範囲をさっと読んで、該当する範囲で問題集・過去問の問題を解き、「これとこれを区別しなければいけないんだ」ということを理解するとともに、問題の復習をして「区別する練習」をついでにやってしまうのが一番時間がかからずにできる勉強法でお勧めだということを声を大にして伝えたいです。

 

共通試験・センター試験の過去問は少し難易度は高くなりますが、一番確実にお勧めできます。

共通試験向けに倫理を使う国立受験生は、市販の解説の詳しい共通試験対策用のマーク式問題集もおすすめです。

 

問題集を積極的に活用して倫理を勉強するメリットとしては、

 

・問題集は必然的に紛らわしい内容を狙って出してくる

問題の出し方を知れるので、対策を考えながら勉強できる

・自分のレベルに合わせて問題集を用意できるので、どこから優先的の覚えるべきか自分の中で明確化できる

 

などがあります。いずれにしても、まだ出会ってから間もない科目なので相手を知ることから始めるのは作戦として正しいと思われます。

 

武田塾でお勧めする参考書

 

講義系→『[パワーアップ版] 蔭山のセンター 倫理』

    『[新装版]大学入試の得点源 センター倫理』

問題集→『[四訂版]マーク式基礎問題集 倫理』

    『[第5版] 共通テストへの道 倫理 問題と解説』

    『倫理基本問題集』

    『河合塾 マーク式 総合問題集』

 

まとめ

 

ここまで倫理の勉強法について話してきましたが、いかがだったでしょうか。

参考書や教科書を何周も読み込んで、問題集・過去問を解いて実践的な練習も積むのが大事ということを忘れないようにしてください!

暗記に必死になってしまって中々進まないという人も、問題集での演習を挟んでみることで軌道修正が図れると思います。本番までもう時間がない、という人もこれを意識してやってみると良いと思います。

 

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