東工大生が教える理論化学の勉強法【新浦安校講師が全科目を徹底解説】
こんにちは!武田塾新浦安校(047-381-1633)です!
今回は、化学の勉強方法をご紹介したいと思います!
あくまでもオススメの方法なので、この記事を参考にしつつ、自分に合った勉強方法を見つけていきましょう!
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皆さん、化学の勉強は進んでいますか?
化学はほかの受験教科と比べ、比較的点数がとりやすく、そして高得点を狙いやすい科目です。
しかし、化学は覚えることが多く、また、様々な分野で構成されているため、手間がかかります。
そこで、今回このブログでは化学分野の一つである理論化学の勉強法を紹介します!!
間違った化学の勉強法
化学はどうしても暗記すれば点数が取れる、暗記できていないから点数が取れないと思われがちですが、それは間違った化学のとらえ方です。
もちろん、無機化学や有機化学では、暗記することが多く、理論化学では解き方がたくさんあり、これらをすべて覚えようと思うかもしれません。
しかし、これらのことを覚えようとしても、
・そもそもすべてを覚えきることができない
・覚えたことをすぐに忘れてしまうため、応用できない
ということがおこりやすくなってしまいます。
では、どのように化学を勉強すればよいのでしょう。
理論化学の勉強法
理論化学の分野には多くの分野があり、その中には化学平衡や気体などの複雑な分野もあり、苦手意識を持っている人も少なくないと思います。
しかし、理論化学は無機化学や有機化学ともつながりが多いため、それらの苦手分野を克服せず、放置していると点数が伸び悩む原因になってしまう可能性があります。
では、どのように理論化学を勉強すれば、点数が取れるようになるでしょうか。
そこで、今回は理論化学の勉強のポイントを紹介したいと思います。
step1:化学の公式や定理を丸暗記しない。
化学の中で、特に理論化学の分野では多くの公式や定理が登場します。
しかし、これらの公式や定義を教科書に書いてあるままを覚えても自分で使いこなすことは難しいです。
このため、教科書に書いてある公式や定理を理解するときに、自分の言葉を用いて公式や定理をわかりやすく言い換えられるようにしましょう。
例えば、化学平衡について、教科書では「正反応と逆反応の反応速度が等しくなり,見かけ上反応が止まったように見える状態」という説明がされています。
しかし、この説明では一部の人は化学平衡何かわかっても、多くの人は化学平衡がどんな現象を示しいているかいまいちわかりません。
ではどのようにすれば、化学平衡がどのような現象であるかわかりやすく理解できるでしょうか?
例えば、水溶液中に塩化ナトリウムが解けていて、一部のNaClが解けきれず、析出している場合を考えます。
このとき、実は水溶液中に解けているNaClの一部は溶解している状態から固体に析出したり、析出しているNaClの一部が水溶液中に解けたりすることがあります。
この二つの変化の反応速度が等しくなれば、その状態を化学平衡といいます。
つまり、解けているNaClが固体に析出する量と析出しているNaClが水溶液に溶ける量が等しくなったとき、化学平衡といいます。
どうでしょうか。
このように、教科書の定義から自分なりにわかりやすくかみ砕くことで、いまいちよくわからなかった定義からわかりやすい定義になったと思います。
このように定義を自分の言葉で置き換えることで定義はわかりやすくなり、実際に問題を解くときにその定義が出てきても、すぐにそれが何を示しているかわかるようになると思います。
step2:状況を整理する。
難しい問題や入試レべルの問題を解いているときに、問題文が何を言っているかわからず、何もできずに終わったことはありませんか。
化学にかかわらず、物理、生物や数学などの難しい問題はできる人とできない人の差をつけるために、問題文が複雑にわかりにくく書いてあることがよくあります。
このような問題をできるようにするためには問題文をよく読み、どのような状況であるかを理解するしかありません。
しかし、複雑な問題になればなるほど頭の中でこの作業をするのは大変になり、間違えやすくなります。
では、どのようにすればよいでしょうか。
それは、問題を読みながら図や化学反応式を書き、状況を整理することです。
もちろん、いきなり難しい問題をこのような方法でわかりやすくしようとしても、難しいと思います。
そのため、初めのころは普段やりなれているような行ったことのある比較的簡単な問題で試すと分かりやすくなります。
また、この方法は理論化学だけでなく、無機化学や有機化学の分野でも使え、化学の分野すべてで使えるものです。
さらに、解答用紙に問題文から得られた化学反応式や図を書くことで見直しのときに、すぐに確認でき、見直し時間を減らすることができます。
step3:問題をひたすら解く。
理論化学の範囲は気体、溶液、酸化と還元、反応速度、化学平衡などと理論化学の範囲だけで大きく分けて5つの分野に分けることができます。
そして、これらの分野の中にも、様々な問題があり、多くの解き方があります。
そのため、化学で点数を取ろうと思うと、どの分野もしっかりと対策を行う必要があります。
しかし、これらの解き方を覚えようとしても、解き方を覚えた問題しか解けず、少し内容が変わった問題では解けなくなってしまうことがあります。
では、どのようにすればよいでしょうか。
それは、問題をひたすら多く解くことです。 このことは解き方を覚えること少し似ていますが、異なることです。
問題をひたすら解くことで、その問題の解き方を自分のものにでき、なぜその解き方をしていたのかわかるようになります。
解き方を覚えるだけだと、その解き方がなぜその方法を使うのか理解できず、字面で覚えたものになり、応用が利かなくなってしまいます。
なので、問題の解き方を覚えるのではなく、ひたすら問題を解き自分の中に落とし込む必要があります。
まとめ
今回理論化学の勉強法について紹介をしました。
理論化学は化学の中で重要な単元で無機化学や有機化学の分野の問題でも理論化学の問題がでることがよくあり、理論化学をきちんと押さえないと点数が伸び悩む原因となってしまいます。
そのため、学校の授業や学校で配られるような基礎的な問題集を用い、基礎的な知識を抑えてから、少し難しい参考書を行い、化学を少しずつできるようにしていきましょう。
以上を参考にして自分の勉強法を見直してみてください。
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