夏休み、部活引退後、連休… 時間のある時にかえってやる気が出ない!
その原因と対策について紹介します!
こんにちは、武田塾新浦安校です。
気づけばもう8月、ほとんどの受験生は夏休みに入っている頃だと思います。
部活動を続けている人を除けば、受験生に平等にまとまった空いた時間が与えられるのがこの夏休みです。この期間をいかに有効に使うかどうかで受験の勝率を大きく上げることできるというのは言わずとも受験生ならわかっていることでしょう。
でも…
わかっていてもなかなかやる気がでない、昼まで寝てしまって何もやれずに気が付いたら一日が終わっている、気が付いたら夏休み終わっていた
過去の受験生の多くはこれを経験してきました…
そしてこういう風に夏休みを浪費してしまう人は、高い確率で3連休などのまとまった休みの日もやろうとしていた勉強量をこなせずに終わっているケースが多いです。
筆者もそうでしたが、
「後でやろう」、「まだまだ時間はあるし…」
と、時間があるがゆえに後回しにしてしまいがちな人は結構いるのではないでしょうか?ええ、もう本当にとても気持ちはわかります。共感しかありませんとも!
ですが…
その後回し、多分本番直前まで続きます!!!!
共通試験の科目数が多い国立受験生によくありがちなのが、英語・国語・数学などの主要な科目はしっかり勉強するのに、ちゃんと覚えた量だけ点数が取れるようになっている社会や理科基礎などの共通試験のみで使う科目の勉強が共通試験本番までに間に合わないというパターンです。私立大受験生も例外ではありません。苦手な分野を今はできなくてもいいやと思って放置していませんか?
何かを始めることの難しさ
これらの事象が起きてしまうのはやはり「最初の一歩」の難しさゆえでしょう。これは勉強に限らず様々な場面で人間が直面するものであり、大きなストレスを与えるものでもあります。普段いるグループとは違う友達のグループに入るのが容易なことではないように、初めてやってみることにすごく緊張するのと同じように、この一歩にはそれなりの勇気が必要になります。やはり「失敗したくない」という気持ちが強く出てしまうのが人間というものです。
始めることさえできれば半分終わったも同然?!
さて、少し話が現代文の文章のようになってしまいましたが、ここで少し考えてみましょう。今それなりにやる気も出ていて継続的に勉強できている科目はどうして最初の一歩が踏み出せない分野と違ってどんどんつき進めているのでしょうか?いわゆる「やっているうちにコツがわかってきて楽しくなってきた」という所があるのではないでしょうか?
そうなんです。最初の一歩を乗り越えれば苦手なものでもある程度できるようになるし自信もつくんです。
これは脳科学的にも明らかになっているらしく、
やる気を起こすのは他でもない何かをやった後の「自己効力感や自信」であり「達成感」であるのです。
英語でも“ The first step is always the hardest “ という言葉がありますし、さらに「よく始められた仕事は、半ば終わったものである」というギリシャの哲学者プラトンの名言もあります。
つまり、この難しい難しい最初の一歩を踏み出すことこそが受験のカギであり、その難しい一歩を踏み出すための十分な時間を与えてくれるのが夏休みであり、連休なのです!
ではここまで話してきた「最初の一歩」を踏み出すためにどうすればよいのか、いくつかのやり方を提案したいと思います。人それぞれに向いているやり方があると思うので、いろいろ試していってみましょう!
最初の一歩の踏み出し方
計画を立てる
これはもう定番かもしれません。ですが、予定を立てた時点で何もない時よりやる気が出るものです。計画を立てることによって自分に危機感と目標が与えられるので、この点において有効になってきます。
ただし、計画を立てては失敗してきた人からしてみれば計画なんてまず達成されないものだから意味がないと思うでしょう。ですが、そう思っている人の中には計画が細かくなりすぎていたりまず達成不可能な計画を立てていたりした人もいるのではありませんか?
計画を立てるときに気を付けてほしいことがいくつかあります。
- 細かい計画は立てない
- ここだけはやる!という計画も作っておく
- この日にこれをやる、ではなくこの日までにこの量をやるという計画にする
- 普段からやっている勉強にどれくらい時間を足せるのかをしっかり考えて、毎日のルーティンにできるぐらいの量で計画する。
これらに気を付けた計画を練ることによって、ただ立てただけの計画になることを防ぐ可能性を高めることができるはずです。
あえて苦手な科目から一日の勉強を始める
あえて最初にやる気の出ない科目・分野を持ってきます。おそらく苦手な科目では時間がかかってしまって、かけた時間のわりに勉強量として物足りないと感じてしまうこともあるかもしれません。ですが、一つ言えるのは さぼるより全然良いじゃん!!ということです。四六時中勉強できる人はほぼいませんから、ある意味割り切った良い作戦だと思います。この際、おおざっぱに時間量を決めてやることが大事で、2時間やったら目標のところいかなくても次の教科移ろうというような考え方で挑むのが大事です。
親や塾の先生などに苦手なorまだ手を付けていない科目・分野を今日やるということを宣言する
あえて苦手科目からやり始めるというのはまさしく言うは易し行うは難しな案件なので、最初のほうは周りのサポートを借りたって良いんです。助けてもらうのではなく、主体的に「助けを利用」しましょう。ただし、この際気を付けてほしいのは、あくまでも「その科目・分野をやること自体を宣言」するだけに留めて、量までは言及しないことです。ゆっくりでもよいので前進していくことが大事です。完璧を求めていくとそこだけの比重が大きくなってほかの科目に手が回らなくなります。
できるだけ簡単な参考書を1,2冊決めて夏休み中にそれを終わらせることを目に見える目標にする。
時間ではなく、「一冊を完璧に」という方針です。参考書の進行度がそのまま勉強の進み具合になるので、進み具合が非常に分かりやすく終わらせるまでの攻略感もあるので、このほうが集中できるという人もいるでしょう。やる参考書がわからないという人には塾生でなくても参考書のルートを武田塾のサイトでは公開しています。↓
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まとめ
ここまで説明した通り、「最初の一歩」がとても重要になるのが受験です。そして、夏休みにこの一歩を踏み出せれば決して遅くはないです!その一歩は後々大きな前進をもたらすことになります。
ぜひ夏休みや連休の期間のうちに勇気ある一歩を踏み出してみましょう!!
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