目次
はじめに
みなさんこんにちは!
地下鉄東西線 新さっぽろ駅 徒歩2分、JR新札幌駅から徒歩5分、武田塾新札幌校 です!
今回は「国公立理系は高3から受験勉強スタートでは間に合わない説」についてお話ししていきます!
国公立理系は大学や学部の偏差値に関わらず、旧帝から地方国公立も含めて1年間の学習で合格するのはかなり難しいということ知っていましたか?
もちろん高3から学習を始めて国公立理系に合格する生徒さんもいますが、受かる受験生の多くは高1・2生の内から学習を始めています。
今頑張っている受験生はあきらめずに学習を進めることが最優先!ですが、この記事を読んでいる理系志望の高1・2生は今すぐスタートを切ることをおすすめします!
とはいえ通常、受験モードに入るのは高3になってから。
なかなか高2のうちに勉強を始める必要性を実感するのは難しいかもしれません。
そのため今回は、国公立理系受験に必要な勉強量を具体的にしめすことで、高3からのスタートでは間に合わない理由を解説していきます!
ちなみに今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも紹介しているので、合わせてご覧ください!
いつスタートを切るべきか?
国公立理系の受験は、とにかくやることが多いです!
例えば、私立文系志望で英・国・社が受験科目の人であれば、高3の春からでもなんとか間に合わせることはできます。
とくに社会は参考書を1周する時間がかなり短く、短期間で仕上げることが出来るからです。
しかし、理系志望の受験生は膨大な分量の数学・物理・化学の学習をこなす必要があります。
特に理科系の科目は参考書を覚えることが多くて参考書の1周がかなりきついです!
大学のレベルを問わないといったのは、レベルによらず理系というだけでやることが格段に増えるからです!
行きたいと思う志望校に行くためには、偏差値を問わず高3からスタートだと時間がたりません!
この先は、それぞれの教科の大変さを語り、いかに早く始めないといけないかを伝えていきます。
数学
数学Ⅲの難しさ
受験科目で一番大変なのが数学です。
この記事を読んでいる高2生のなかには「数学Ⅲ」という科目の存在を知らない人もいるかもしれませんが、数学のなかでも特に「数学Ⅲ」はやっかいなんです。
「数学ⅠA」や「数学ⅡB」は文系の学生も学習しますが、「数学Ⅲ」は理系の学生しか履修しないので容赦なく難易度が上がります!
難しいだけでなく、扱う分野の数も多いのがさらにやっかいなところ、、、
さらに内容が複雑になる分、計算量も2~3倍に跳ね上がります。
数学Ⅲの内容
「数学Ⅲ」では微分・積分だけでなく、複素数平面や二次曲線も範囲に含まれます。
微分・積分の計算自体もハードルが高くなり、新しいこともどんどん覚えないとついていけなくなります。
数Ⅱで習った微分はほぼ使い物にならないと思ってください!
数Ⅱの微分・積分ができるという人でも、「数学Ⅲ」で出てくるsinθやlogの微分でつまずく人は多いです。
部分積分や置換積分はただの武器。
計算することではなく基本の土台知識を使って問題を解いていく力を求められるのが「数学Ⅲ」の世界です。
理解が得意な人や計算が得意な人でも、そもそも覚えることや計算の手順が多いので時間が無くミスが増えてしまいます。
ほとんど全員が苦労することになるといっても過言ではありません。
このように、数Ⅱと数Ⅲのレベルは何段階も違うので、当然のように勉強量も何倍も必要になります。
さらに、受験ではこれまで学習してきた「数学ⅠA」「数学ⅡB」も定期テストとは比べ物にならない難易度で出題されます。
数学の学習をいち早く始めてください!
とりあえずは、これまでやってきたⅠAやⅡBの基礎を固めて、一刻も早く受験に照準を合わせた学習に着手しましょう!
理科
多くの人が物理か化学で受験すると思うので、これら2つの科目の難しさを説明していきます。
物理の難しさ
今の物理にまあまあついていけてる人でも苦労する可能性は大いにあります。
特に、問題のパターンを暗記して解いている人は注意が必要です!
とくに力学はパターンが決まっています。
「ジェットコースターが出てきたらこの公式!」「坂道が出てきたらあの公式!」というように、みたことのある問題から推測して公式を導き出すことも容易です。
そのため、パターン的に暗記して問題を解いている人が多いのが高2までの物理です。
しかし高3になると、力学の範囲でもかなり難しい問題が出てきます。
様々な運動が組み合わさり、装置もどんどん複雑になり、一目見ただけでは使う公式をすぐに連想することが難しくなります。
また、イメージに頼っている人も今後つまずきやすいので注意が必要です!
イメージに頼っている人には、力学は得意だが電磁気に入った途端つまずくという特徴があります。
力学は目に見える事象を扱うことが多いので、教科書にも分かりやすい図が示されイメージで覚えやすい問題が多いです。
しかし、電磁気で起こる現象は目に見えないので、イメージに頼っていた人は途端に挫折してしまうのです。
電磁気で特に多くの人がつまずくのがコンデンサーの範囲です!
回路はそれ自体の種類が多いだけでなく、状況によってもふるまい方が変わってくるので覚えることが大量にあります。
物理をやっている人の8割は電磁気でつまずくといっても過言ではありません。
高2生のみなさんが今できることは、数学の学習を早めに終わらせておくことです。
物理の学習の基礎にもなりますし、あとから物理に時間を使えるようにやれることからどんどん始めていきましょう!
化学
化学は物理よりもやらなければいけない量が多い科目です!
教科書が分厚いので見ただけでもその量の多さが分かると思います。
無機・有機の暗記量は特に膨大です。
『大学受験Doシリーズ鎌田の有機化学の講義』の別冊には、覚える内容をまとめたパートがあるのでぜひ見てみてください。
さらに、化学はただ覚えるだけではなく現象を理解して覚えないといけないという落とし穴があります!
化学反応式を答えなさいという問題がよく出題されますが、この世の中の全ての反応式を覚えるわけにはいきません。
分解したら酸化還元反応だから、、、とかみ砕いて解いていく必要があります。
その推理ができるようになるには、丸暗記ではなく理解が必要不可欠です。
まとめ
今回は、「国公立理系は高3から受験勉強スタートでは間に合わない説」についてお話してきました!
この記事を読んでいる高2生のみなさんは次の3つのことを頭に入れてください!
・とにかく今すぐスタートしよう! ・英語や数学の主要教科を早めにやっておこう! ・数学ⅠAや数学ⅡBの基礎を固めてから数学Ⅲに入ろう |
高3になってから理科に時間を使えるようにするために、今のうちに数学やその他の教科を終わらせないといけません。
何度も言いますが、どこの大学でもやる内容は変わらないのでとにかく今すぐスタート切ってください!
高3生になったら、数学と理科だけで1日6~9時間持っていかれてしまいます。
つまずく人や後悔する人が多いので、この記事をはやめに読めたあなたはラッキー!
ぜひ頑張ってください!
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