はじめに
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
地下鉄東西線 新さっぽろ駅 徒歩2分、JR新札幌駅から徒歩5分、武田塾新札幌校です!
今回のテーマは「参考書ルートを終わらせれば受かるの?」です!
武田塾では参考書ルートをブログやYouTubeで公開していて、それを参考に勉強してくれている人もたくさんいると思います。そんな中「参考書ルートをやれば受かるんですよね?」という相談も結構来ます。
その質問を見ると、参考書ルートを終わらせることがメインの勉強になってしまっている人が多いのではないかと感じることが多いです。
そこで今回は参考書ルートを進める上で重要なことを紹介していきたいと思います!
また、今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せて参考にしてみてください!
参考書ルート終わらせるだけはNG
率直に言ってしまうと参考書ルートは終わらせるだけではダメです!
武田塾の主張としては参考書ルートを終わらせるだけではなく、正しいやり方で完成度を高く参考書ルートをやることが重要ということです。参考書ルートはやるだけではなく中身を身につけることで実力がつきます。
受験も近づいてきて、タイムリミットも迫ってきているこの時期に受験生を見ると終わらせることに必死になって目の前の課題を適当にやってしまっている人が多いです。
武田塾に通っている人の場合であれば、本人がアクセルを踏みすぎたとしても講師が上手くブレーキをかけつつ、「戻った方が良いよ」「丁寧にやってね!」とアドバイスすることができますが、ブレーキが壊れた状態で独学している人の場合は、突っ走って全部やったのに偏差値が上がらないという状態に陥ってしまいます。
また、武田塾のルートは志望校レベルに達するまでの参考書の数が可視化されてしまい、あと参考書を何冊やれば良いのか計算ができてしまいます。そのため進捗状況は人それぞれありますが、ルートを進めなければという気持ちばかりが先行して目の前の参考書が適当になってしまいがちです。
皆さんもそうなっていないかもう一度考え直してみてください!
本来ならば自分の実力が足りていない部分を克服することが大事です。ルートを終わらせる気持ちが先行している人は、ここで課題を克服すると時間がかかりルートが遅れてしまうと考えてしまいます。
しかし、ルートを間に合わせることと課題を潰すことでは、絶対に課題を潰す方が大事です!
ルートを終わらせることを目的にしない
今皆さんが何か壁にぶつかっているなら、その壁をどう乗り越えるか本気で考えてください。
1回スピードは無視して大丈夫です。壁と向き合わずに先に進んでもいずれ詰まります。
まず目の前のものを本気で取り組むことが近道です!
また、皆さんに参考書学習をする上で押さえてほしいことは目的と手段がごちゃごちゃにならないように注意することです。皆さんが今目指していることはもちろん志望校合格ですよね。志望校に合格するためには試験本番までに必要な実力を準備することが必要です。
そのために志望校の過去問でこういうことが聞かれていて、そのためにこういう能力・知識が必要で、そのためにはこういう順番でやっていって、この参考書はこういう目的で取り組めば実力が揃う。
それがルートです。ルートそのものが目的になっているとズレてしまいます。
そのため、ルートそのものを目的にするのではなく、入試までに必要な知識をつけることを優先しましょう!
最終的に合格するために必要なことは何か、そのために参考書をどう取り組んだらいいのかを着目しなくてはなりません。
それがルートを「やる」と「仕上げる」という大きな違いが出るところです。
例えば『英単語ターゲット』や『システム英単語』は大多数の受験生が使っています。
しかし、やったら誰でも受かるというわけではなく、その中の一部しか受からないですよね。
それは同じ参考書を使っていても受験生によって成績の差が出るのは完成度ややり方、質の差があるからです。
そこを受かる受験生のレベルまでやらないと、いくら参考書やルートが良くてもやる人が本気で仕上げないと伸びないです!
それをわかった上で武田塾のルートをマスターしてほしいです!
ということで武田塾のルートを使って勉強している武田塾生も、独学で頑張っている人も、他の予備校に通いながら武田塾のルートをやっている人も押さえてほしいことは参考書一冊一冊の目的を考えながら取り組んでほしいということと、参考書ごとの完成基準で、
なにができれば次の参考書に進んで大丈夫と言えるのか言語化できるようにしほしいということです!
また、過去問をどういう風な年度で取り組んでいくのか、それをやるのであれば今の自分の進捗を考えてここまでだったらいけるというというような計画を緻密にやっていくとすごく実力がつきます!
参考書卒業の基準
ここで考えたいのは参考書卒業の基準です。参考書ごとに違うので、この基準は最低限満たしているかという基準を作りたいです。
まず大前提として参考書の問題をもう一度テストして9割以上答えられるということと、その参考書の解説や書いてある知識で問題が出されても答えられるということが前提とします。
もちろん目指す大学によっては同じ問題・典型パターンが解ければ合格点に乗ることもありまが、同じ問題が解けたり載っている単語が答えられるというのが最低ラインになります。
逆にそこすら達成していなかったら、できている人と比べて明らかに不利になります。
また、その参考書を使って自分の何に力がついたのか言語化できるかどうかも基準になります。自分の受験に対してこの参考書をやったおかげで、どの能力が伸びてどう受験の合格に近づいているのかが言語化できるという状態であれば参考書の中身を吸収できたことになります!
このラインを突破してから次の参考書に行くようにしましょう!
まとめ
今回は「参考書ルートを進める上で重要なこと」についての紹介でした!
参考書ルートは終わらせるだけで満足してはいけません!
同じ参考書を使ってもる使い方で差が出ので、どう合格に近づいているかを言語化できるぐらいまでやりましょう!
頑張ってください!
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