目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
地下鉄東西線 新さっぽろ駅から徒歩2分、JR新札幌駅から徒歩5分、武田塾新札幌校 です!
今回のテーマは「東大生が教える!数学が得意になるアウトプット方法」です!
順調な受験生の皆さんなら、基礎知識のインプットがほぼ終わり、アウトプットの演習に入ってきたころかと思います。
ここで重要なのが、インプットの勉強法とアウトプットの勉強法は異なる、ということなんですよね!
アウトプットの方法をしっかり押さえておかないと、後々に響くミスをしてしまうことがあります。
「標準問題精講」などの入試レベルの演習に取り組む際、実際にどう進めたらよいか、解説していきましょう!
また、今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せてご覧ください!
解く時・解いた後の両方が重要
ポイントは、問題を解くという行為と解いた後の復習。両者が同じくらい重要だということです。
よくありがちな勘違いとして、「アウトプット=問題を解くこと」と考える方がいますが、これは大きな間違いです。
実際、解いた後の復習こそがアウトプットの本質なのです。
これについては後ほど詳しくお話しいたしますが、まずは問題を解く際のアプローチについてお聞きしましょう。
解く時に気をつけること
時間を確保して解き切る
まず、問題を解く際には時間をしっかりと取って、集中して一問を解き切ることが大切です。
無理なく解くために、ながらではなくしっかりと時間を確保し、集中して問題に向き合ってください。
だらだらとゆっくり解いているだけでは、本番のテストで問題を解く練習になっていません!
手を動かして論理的に考える
難しい問題を解く際、がむしゃらに解いたり計算したりしていませんか?
特に、これから取り組む問題は、一発で解けるものではなく、解き方がすぐに思いつかないような複雑な問題である場合が多いです。
そのような問題に取り組む際は、1回じっくりと自分の頭で考えることが重要です。
また、考えるときに「うーん」と思うだけではなく、手を動かしながら考えることが大切です。
手を動かすとは、がむしゃらな計算ではなく、場合分けをしたり、実際に書き出してみたりすることを指します。
具体的な手を動かす作業を行いながら、この問題はどれに近い性質を持つのか、どうやって解いたら問題を解き切れるのかを考えてみてください。
まとめると、まずは集中して問題に向き合い、その次に考える時間を大切にしてください。
アウトプットの段階では、とにかく考えることが大事です。
なぜなら、基本的な解き方や考え方は、これまでのインプットで学んだ参考書(例えば、基礎問精講やチャートやフォーカスゴールド)の中にあるはずだからです。
ですから、その解き方を思い出すイメージで、この問題ならどうといった考え方を思い描くことが重要です。
考える際も、漠然と考えるのではなく、実際に実験してみることが大切です。
実験とは
では、実験とは具体的に何でしょうか?
分かりやすく説明すると、例えば確率や整数などの問題において、とりあえずどのような場合が当てはまるのか、場合を書き出してみることが実験になります。
また、図形の問題であれば、特定の点をxとしてみた場合、どうなるだろうと考えることも実験の一例です。
実験とは、問題に対して試しにやってみるというアプローチです。
実際に手を動かして試してみることで、問題に対する新たなアイディアやアプローチが見えてくることがあります。
ただ問題文をにらめっこしているだけでは、その問題の糸口がつかめないこともありますよね。
だからこそ、実験という手法が大切なのです。
問題を解く過程で、「この問題はこう解くんじゃないか」というアイディアや考え方が浮かび上がることがあります。
それを見つけるためにも、実際に手を動かしながら考えることが重要です。
単に問題文を読むだけでなく、実験を行うことで新たな発見があるかもしれませんね。
大事なポイントは、問題の条件やアプローチを見つけるために、実際に手を動かしながら考えることです。
問題に対する理解が深まり、より解きやすくなることでしょう。
解けない問題の対応について
費やす時間
考えて、実験をしてみて、その結果解ける問題もあれば、解けない問題もありますよね。
では、解けない問題にぶつかった時、どうするべきなのでしょうか?
その対策には、悩む時間と粘る時間がどれくらい必要なのかが重要です。
入試では難しい問題に時間をかけて取り組む必要があるため、少しずつその力を身につけていってほしいと考えています。
ただ、初めのうちは難しい問題に対して30分も悩んでしまうこともあるかもしれませんが、それはやや無駄な時間です。
解けない場合は、どこまでが自分にとっての限界なのかを考える必要があります。
ヒントを見て解いてみる
例えば、問題を見たときに解ける気配が全く見当たらない場合、その問題が解き切れるまで悩む必要はないかもしれません。
そのような場合には、一部分だけ解答を見て(例えば、1〜2行だけ見て、そこから下は隠して)、ヒントを得てからもう一度再チャレンジするといいでしょう。
この方法を取ることで、解けなかった部分の考え方に気づきやすくなります。
初めはこうしたアプローチを取ることをお勧めします。
できる・できないを明確に
しかし、注意していただきたいのは、ヒントを見て解いた問題をただ丸つけして終わらせてしまうことです。
そのような問題に対しても、後で取り組む際にはしっかりと理解し、自分の頭で考えることが大切です。
例えば、ヒントを見て解けなかった場合でも、「この問題が解けなかった理由はこれだ」というような考え方を、数式ではなく言葉で表現してみる練習が重要です。
復習の際に、自分がどこまで理解できていて、どこからが理解できなかったのかを明らかにすることも大切です。
このような復習の作業で、アウトプットの効率が何倍も変わることを実感できるでしょう。
足りなかった部分を言語化しよう!
数学は極論すると、一問一文言葉で表そうと思ったら表せるものです。
解けなかった原因や考え方を言葉で説明できるようにしましょう。
数学が苦手な生徒は、わからなかった部分をちょっと赤ペンでバーっと書いて終わってしまうことがありますが、それではダメです。
問題の裏にある考え方の背景を理解し、問題文の時にどういう考え方が使えるのかを言葉で説明する練習をすることで、次に同じような問題が出てきた時にどう対処すればいいのかが自然と身についてきます。
数学の魅力は、復習を通じて理解を深め、問題に対する自信をつけることにあります。
皆さんも復習の際には上記のポイントに留意して、効果的な学習を進めていってくださいね。
まとめ!
以下のポイントをしっかり押さえてください!
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今回は「東大生が教える!数学が得意になるアウトプット方法」をテーマに紹介をしてきました。
数学の学習は、ただ問題を解くだけではなく、アウトプットの段階でもしっかりと理解を深めることが大切です。
これらのポイントを押さえながら、復習や解き方を覚える際には、今回のアドバイスを活用してください。
皆さんもぜひ数学アウトプットの大切さを認識し、効果的な学習をしていきましょう!
最後に!
武田塾新札幌校では随時 無料受験相談 を行っています!
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