はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは!
地下鉄東西線 新さっぽろ駅 徒歩2分、JR新札幌駅から徒歩5分、武田塾新札幌校です!
今回のブログのテーマは、「英熟語の自分に合った勉強法、覚え方を知ろう!」です!
自分に合った英熟語の覚え方があることをみなさんはご存知ですか?
効率良い英熟語の覚え方を徹底解説していきます!
また今回の内容は、武田塾チャンネルでも詳しく説明されていますので併せてご覧ください!以下が動画のリンクです。
英熟語の重要性とは
まずは、英熟語の重要性について説明していきたいと思います。単語を覚えることはできても、熟語には苦手意識を持つ人や、そもそも熟語は直接問われることも少ないと思っている生徒もいます。しかし、実際には熟語に関する問題も出題されることがありますよね。英熟語は難しいものであり、英検などでも難問とされることが多いです。私たちは英語を読んでいるときにたくさんの英熟語を見かけますが、それは単語の数には限りがあるので、単語同士が組み合わさって新たな意味を持つ英熟語が必要となるからです。ですから、英熟語を覚えていないと読解に苦労することもよくあります。英単語を完璧に覚えたのに、全然読めないという経験もあるかと思いますが、その原因が熟語だったということもしばしばあります。例えば、知っている前置詞なのに全然意味が取れないという場合、実はその熟語が別の意味を持っているからだということもあります。したがって、英熟語は受験生の皆さんにとって必須の勉強となりますので、ぜひ今回のブログを参考にして、英熟語を完璧にマスターしてください。
覚え方を3つの流派に分けてご紹介!
今回のブログでは、英熟語帳を4冊紹介しますが、大きく分けて3つの流派が存在します。これを間違えてしまうと、なかなか覚えられないということになってしまうので、自分がどの流派に属するのか確認してみてください!
流派①シンプル派
シンプル派にオススメの英熟語帳は『ターゲット英熟語』という熟語帳です。
この熟語帳はとてもシンプルで、英単語と同じように英熟語が書かれており、その右側にその意味が書かれています。したがって機械的に暗記していくことができます。実際には、単語があり、意味が書かれており、隣のページに例文が書かれているといった感じです。特におすすめするポイントは、最初に絶対に覚えてほしい熟語をまとめて提示してくれているところです。最低限、そこを見て覚えるだけでも熟語が役立つことを感じやすい参考書となっています。また、複数の意味がある場合には①、②と書かれているなど、見やすく工夫されています。難しいことを考えずに、とにかく覚えていくことに向いている英熟語帳だと思います。
流派②文脈派
2つ目の流派は文脈を重視した流派です。この流派では、名前の通り英熟語を文脈の中で覚えることを目指します。これは多数派だと思います。かなり一般的なアプローチです。この流派で使われている参考書としては、『速読英熟語』や『英文で覚える英熟語ターゲットリーディング』などが挙げられます。
これらの参考書では、長文の中に覚えてほしい熟語が散りばめられており、文章を読みながら英熟語を身につけていくスタイルです。
英熟語は「覚えにくい」という点が最大の難点です。例えば「take in」という表現には多くの意味が含まれるため、そのまま覚えようとしてもなかなか頭に入りません。しかし、文章の中で使われることでスムーズに覚えることができるという特徴があります。実は、人間の脳は何かを連携させることで簡単に覚えることができるため、文脈を加えることによって熟語の記憶が容易になることがよくあります。誤解されがちなのは、英熟語だけを覚えるために、文章を読むことは無駄が多いのではないかと疑問を持つ人もいますが、逆です。実は、無駄だと思われる過程こそが、暗記の補助になっているのです。そもそも文章を読む作業は多いに越したことがないので、読む練習をしながら熟語を覚えることは、一石二鳥的な側面も持っていると言えます。
流派③理解派
これは、英熟語を論理的に理解しようとする流派になります。丸暗記よりもしっかりと理解する方が好みだという人は、どちらかと言えばこの流派が合っています。
この流派でおすすめの参考書は、『解体英熟語』が代表的ですね。
そもそも熟語というのは、基本的に動詞と前置詞の組み合わせで構成されています。動詞の方はあまり意味が変わらないのですが、前置詞の意味の広がりが大きいことが特徴です。その意味の広がりを理解することによって、熟語を見た時に自分で意味を推測し、読むことができるようになるのです。
例えば、『off』の語源を学ぶと、『of』の分離の意味を強調したものだということが分かります。そのような知識を持つと、英文で『off』を使った熟語を見た時に、なるほどと理解できることが多いです。離れる意味が含まれていることを理解すると、『of』という熟語には、基本的にA of Bという構造があることも理解できます。
このように、熟語の意味の広がりを論理的に理解することで、熟語がスムーズに頭に入ってくることが多いです。これが、理解派の特徴の一つだと言えます。例えば、『take in』という熟語も、『take』という単語が吸収する意味を含んでいることから、頭に入れて理解することができます。
したがって、熟語の意味の広がりをしっかりと論理に基づいて理解し、覚えていくことがこの流派の最大の特徴です。
今回のまとめ!
今回のブログでは、英熟語の覚え方について説明してきました!英熟語は単語だけではなく、単語同士が組み合わさって新たな意味を持つため、覚えていないと読解に苦労します。熟語は受験などで出題される際は難問です!覚え方の3つの流派に分けると、1つ目はシンプル派で、機械的に暗記できる英熟語帳がおすすめです。2つ目は文脈派で、文章の中で覚えることが特徴です。文章を読む練習をしながら熟語を覚えることは効果的です。3つ目は理解派で、前置詞の意味の広がりを論理的に理解する流派です。自分に合った方法で覚えてみてくださいね!
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