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新学期が始まり、3年生は受験生として本格的に取り組む必要がある時期に差し掛かっています。
このターニングポイントで、新たな気持ちで前進し、力を抜かずに自分自身に向き合い、成長への道を切り開きましょう。
この期間を大切に捉え、今後の発展に繋げるために、全力を尽くしていきましょう。
また、今回の記事はyoutube動画のほうでも解説しているので、そちらもぜひご覧ください。
数学のルート
今回は数学2023ルートの解説です。
ルートについては、最初に中学レベルの復習の話をします。
その後文系数学で、最後理系数学という形で順番に話していきます。
理系数学の人も文系数学のところを途中まで見ておいてください!
入門レベル
まずは、入門レベルからお話していきます。
まず中学レベルの復習としてやってほしいのは「優しい中学数学」という参考書です。
中学3年間の勉強が一冊にまとまった参考書で、これを使って早めに中学数学の復習から始めていきましょう。
次に「優しい高校数学」という参考書があります。
苦手が得意に変わる様な参考書です。
優しい高校数学で、まず数学の基本的な考え方を学ぶというのが、入門レベルの第一目標です。
日大レベル
次に日大レベルです。
日大レベルでメインで使う問題集は2冊あります。
これは文系理系でも共通です。
1つ目が「入門問題精講」で、次に使うのは「基礎問題精講」です。
数学において、基礎とは優しいものではありません。
なのでまず、入門問題精講で基礎を積み上げる必要があります。
そして、いよいよ「基礎問題精講」に入っていきます。
基礎問題精講は数学の問題集の中でどちらかというと量が少なめです。
この参考書はかなり量が厳選してあります。
復習をしっかり回すことによって、一つ一つを完璧に自分のものにしていけるので、成績を伸ばす1つの鍵になる参考書です。
考え方も含めて説明できるという段階をこの日大レベルでは目標にしてください。
それと同時に、計算量がその分不足してしまいます。
やっぱり問題の数も少ないです。
なので、計算練習用として、「合格る計算数学1A2B」を使って自分の苦手なところを1日30分目安に手を動かしてしっかり計算をしていきながら、苦手な分野をなくしていくというような形でトレーニングをしっかりやていきましょう!
ここまでが日大レベルになります。
ここからは少し文系と理系で分かれていくような形になります。
MARCHレベル
文系のMARCHレベルの方に入ってきます。
使う参考書は2つです。
「文系の数学重要事項完全習得編」
「文系の数学実践力向上編」
この2冊を使っていく形になります。
まずは「文系の数学重要事項完全習得編」の赤い本からやりましょう。
赤い方の方が難易度は優しいです。青い方の方がレベルとしては高くなっています。
青い方までしっかり習得できれば、MARCHレベルでも戦えるというようなレベルになります。
赤い本の「文系の数学重要事項完全習得編」に関しては、例題追加でさらに演習量が必要だなと思ったら演習問題の方もやってください。
この参考書は基礎問題精講のアウトプットも兼ねてるので、必勝ポイントのところは一問一文で身につけていってほしいなと思います。
青色のほうでは、勉強のスタンスも違いが出てきます。
基礎問題精講は、わからなかったら、すぐ答えを見るというのを正当だと指導することもあります。ただ文系の数学実践力向上編や実際入試問題になると、考える時間が大事になります。
その場でどうしたらこの問題のような解き方が思いつくかをいろいろ試行錯誤してほしいです。
1問につき10分や15分、まとまった時間で考えていきましょう。
すぐに答えを見てたら数学力はつかないです!
ここまでがMARCHレベルでした。
文系数学
ここからは文系数学の早慶レベルに入っていきます。
文系数学の早慶レベルで使う参考書は以下2冊です。
「ゴールデンルート数学1A2B 応用編」
「文系数学の良問プラチカ数学1A2B」
旧帝大や早慶などの文系数学を使う人は、プラチカのレベルまでしっかり仕上げておいてほしいと思います。
「ゴールデンルート数学1年2Bの応用編」は、1ヶ月かからないぐらいで終わるような本ですが、この本は正解へのゴールデンルートという形で、プロセスを分かりやすく書いてくれています。
このゴールデンルートは、実際プラチカで演習をしていく人全員に推奨したい参考書です。
今までは、実践力向上編からプラチナに飛んでどうしてもつまずいてしまうことが多かったのですが、このプラチカをちゃんとやっていれば、全部正解は難しくても、合格点は各大学で取れる程の実力がついてきます。
これが、文系数学のルート設計になってます。
理系数学
ここから理系数学の話をしていきます。
日大レベルの基礎のレベルに関しては、文系数学と共通になります。
そこに数3の3冊、
「入門問題精講」
「基礎問題精講」
「合格る数学」
という計算の問題集が加わってきます。
これらをしっかり1問1問習得していくという形になります。
理系MARCH地方国公立レべル
ここで、文系数学とは違う部分が出てきます。
理系数学においてまず最初に話しておかないといけないのは、過去いろんな大学見ても数3の出題割合が高くなっています。
文系数学と比べて、単純に数3が加わる分量も増えるので、全部をまんべんなくやるよりも、数3に時間をとにかくかけた方が理系数学の場合受かりやすいです。
その上で、一番最初にやってほしいのは1a2bを1冊でまとめている「文系の数学重要事項 完全習得編」です。
それが終わった後、「数3の重要事項を完全習得編」に力を入れてください。
比較的優しい理系数学の問題や特に地方国公立のレベルをちゃんと押さえてくれていて、基礎問題精講とこの重要事項の2冊しっかりやれば、地元の国公立などの理系数学はしっかりクリアできるレベルになります。
ここから若干レベルが上がります。
「理系数学入試の核心標準編」というz会の本です。
レベルがレベル1から3という風に3レベルに分かれていて、最後のレベルまでやると結構上のレベルまで対応できます。
数学入試の核心の特に3が難しいので、大変ですがこれを仕上げのような一冊として使ってもらえたら、MARCH、国公立その上位も含めてちゃんと押さえられるという形になります。
それでも足りない!もっと練習したい!という人はキャンパスの数3や、数学の重要問題集を追加の問題集としてやるのはいいかなと思います。
地方国公立レベルで過去問解いていて本当に足りないな、演習不足だな、と感じたら、先ほどの追加の参考書を入れてみることをおすすめします。
ここまでがMARCH、地方国公立のレベルでした。
MARCH地方国公立レベルは共通でしたが、
ここからは、次に難関国公立ルートというのと、東大ルート早慶ルートというのに枝分かれしています。
難関国公立ルート
難関国公立ルートから先に説明していきます。
難関国公立とは、
北海道大学
東北大学
名古屋大学
大阪大学
九州大学
の5大学です。
このうち世界一わかりやすいシリーズという過去問のさらに解説詳しいものが出版されているのが、今のところ大阪大学があります。
「世界一分かりやすい阪大数学」
「世界一わかりやすい九大の数学」
この2冊を軸に使ってほしいと思います。
この参考書に関しては、難関国公立合格のためのエッセンスが詰まっているので、難関国公立受験生はやってほしいです。
東大レベル
次は東大早慶レベルです。
使うのは「上級問題精講」です。
数学の中でも最上級の本と言っても過言ではない1冊です。
この辺りは正直好みです。
また、他の本としても「優しい理系数学」や「ハイレベル完全攻略シリーズ」など、そのあたりの本が候補になってきます。
ですが、一番独学でつまずきにくいのは「上級問題精講」だと思います。
なので、好みに合わせて、最難関の数学で戦う場合は自分に合ったものを使ってもらいたいです。
ルートとしては状況次第という形で動いています。
ここでも繰り返しになりますが、考える時間がめちゃくちゃ重要です。
正直数学は、国公立MARCHレベルぐらいまでは暗記でいけたりしますが、ただ東大早慶などの難問に関してはパターンじゃないです。
とにかく徹底的に考えてなんとか解き方の糸口を見つけるのが、その最上級の問題です。
特に独学の受験生の数学は本当に苦しむ子が多いので、勉強法と合わせて自分で勉強法をインプットしてこれからね数学の成績をどんどん伸ばしてもらえたら嬉しいです。
まとめ
今回は、数学の2023年のルートを解説しました。
基礎から東大レベルまで色々参考書をやっていってかなり大変な科目になっていますが、着実にやっていけば必ず成長していけるので、頑張りましょう!
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