はじめに
地下鉄東西線新さっぽろ駅から徒歩2分、JR新札幌駅から徒歩5分の武田塾新札幌校です!
早くも10月が終わり、11月に突入します!気温も下がり、寒い日々が続いていますが、体調を崩すことなく勉強できていますか?
受験まであまり時間はありません!体調に気をつけて本番に向けて勉強していきましょう!
さて、みなさんの中には、英文解釈や単語・熟語の基礎が終わっているのに英語の長文の読み方がいまいちよくわからないという人もいるのではないでしょうか?
今回のブログでは、解釈や単語・熟語の基礎が終わっている人に向けて、どうすれば英語の長文が読めるようになるか説明していきたいと思います!
みなさんご存知!京都大出身の武田塾高田教務が英語の長文をどのように克服したのかがよくわかる内容となっていますので、ぜひ最後まで目を通していただけると嬉しいです。
また今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでこちらも併せてご覧ください!
全体像を見ることの大切さ
この項では、みなさんが陥りがちな長文を読むときの悩みと解決策を提示したいと思います。
具体的な方法
まず大事なポイントとしては、「英語の長文は段落ごとに10秒休憩して内容を一言メモにまとめる」ということです!
まずひと段落読んで、10秒休憩します。そのときに一段落目の内容を振り返ります。
そしてその話のメモを段落の横に書くようにする。これを練習することで長文の内容の理解度が上がります!
段落ごとにメモを取ることのメリット
英語の基礎をしっかり取り組んだ人はおそらく、『システム英単語』や『速読英熟語』、『ネクステ』、『基礎英文解釈の技術100』などを取り組んだと思います。
そういう人が長文の勉強に移行して起きる現象が「視野が狭くなる」ということです。
単語は訳せるし、しっかり記号も振ることができるのに長文の内容はよくわからなかったという状況になることはありませんか?
つまり、単語や解釈に気を取られすぎて内容がわからなくなるという状況です。
これを克服する方法としては、「脳を半分に分けるイメージ」を持つことです。
詳しく説明すると、脳の片方を単語や記号を振ったりするのに使い、もう片方を文章内容を考えるようにします。
段落一言メモを残すことで、これの練習ができます。メモをとると、目先のことに気を取られ全体像が見えず森の中で迷子になるような現象から解放されます。
また、一段落目と二段落目の対比などの関係性からその後の文章の流れを予測できるようになります。
英語を読むことができる人は、先を予想しながら読んでいます。
長文の内容を予測できるようになれば、勝ちです!
もしかすると、これを読んで「長文を読む際にメモを書くような時間などない」と思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、目の前の文ばかり追いかけている方が結果的には遅いです。
ご存知のように、受験は文章を読んで設問に答えるシステムです。つまり、文章を正確に読み取れているかを問うています。
したがって、流れを考えて読めた人は早く解き終えることができます。
みなさんは大丈夫?NGな長文の勉強法
このブログを読んでいるひとの中には時間を測って英文を読み設問に解答して、終わったら答え合わせをして特に間違えたところの解説を読むという方法で英語長文を勉強していませんか?
この方法は多くの人が採用していて、一見何の問題がなさそうに見えますよね?
しかし、みなさんがやりがちなこの勉強の仕方はめちゃくちゃ効率が悪いです!
正しい英語長文の勉強の仕方とは?
英語学習者の心理として、時間を測って問題を解き終えた後は、すぐに答えを早く確認したいですよね?
しかし、そこはグッとがまんするようにしましょう!
答え合わせをするのではなく、解き終えた後にもう一度時間を測るようにしてください。
その時間で取り組むことは
・わからなかった単語をチェックする
・1文ずつ正しく解釈できているかチェックする
・解答の根拠をもう一度確認して理解する
の3つです!
これらの3つに取り組まずに曖昧な部分を残しながら解答をみてしまうと分かった気になって終わってしまいます。
実際は読めなかった部分もなんとなく読めた気になって次の長文に進んでしまうことになります。このような曖昧な勉強法では何が学べるというのでしょうか?勉強をした気になって終わってしますのは非常に勿体無いです。
すぐに解答をチェックする代わりにもう一度時間を計って、1文ずつ丁寧に読んで自分がわからなかったり、理解できなかった部分を見つけるようにしましょう。
中には時間を測って解いているときにまとめる時間がなかなかない人もいると思います。
もし時間内にできなかったときは、パラグラフごとの意味をまとめて結論としてどんな論理展開になっていたのか確認したうえで解答と解説を見るようにしてみましょう。
そうすることで、自分の課題に向き合うことができます。
また、しっかり長文と向き合うことで、より解答解説を読んだときに理解できるようになります。
時間が足りなかった場合、読むスピードが遅かったからできなかったという実は当っているようでズレた分析になってしまいます。
このやり方を実践して本当の課題を発見して、それに対する解決策を取り入れていけば、必ず成績は伸びます!
今回のまとめ!
今回のブログでは、長文を読んでいると何が何だかわからなくなる人や、英語の長文の勉強の仕方がわからないという人に向けて勉強法や読解の方法を説明しました。
まとめると
・解き終わってすぐに解答を見るのは非効率的である!
・長文を解き終わった後は時間を計測して一文ずつ読み直して自身の課題を発見する!
・段落ごとに一言メモを作成して内容を確実に把握することで視野が狭くならない!
・文章の先を予想するワンランク上の読み方をしよう!
ぜひ参考にしてみてください!
単語や英文解釈に不安がある人はまずは先にそちらを優先して学習するようにしましょう。
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