こんにちは!武田塾新札幌校の竹本です!
この記事では、北海道大学の英語入試の傾向・対策方法について解説していきます
北海道大学を志望している方は、ぜひ参考にしてください!
※北海道大学の偏差値・入試科目などの情報は、こちらにまとめています。ぜひご覧ください!
https://www.takeda.tv/shinsapporo/blog/post-145330/
目次
1.どんな問題が出るの?
2.長文読解の対策方法
・長文読解の難易度は?
・速読力を鍛える方法
・記述問題での失点を減らすには?
・語彙レベルは?
3.自由英作文の対策方法
・出題形式は?
・難易度は?
・対策方法
4.会話問題の対策方法
・出題形式は?
・難易度は?
・対策方法
1.どんな問題が出るの?
北海道大学の英語では
・長文読解2題
・自由英作文1題
・会話文1題
の4題が出題されます。
以下で、それぞれについてお話していきます!
2.長文読解の対策方法
・長文読解の難易度は?
北海道大学の長文読解では、標準的なレベルの問題が出題されます
ただし、問題の分量は比較的多いほうなので、ある程度の速読力は必要です
また、多くの国公立大学と同様に、和訳などの記述問題が出題されます
ここでの失点が合否を分けることになるので、対策を怠らないようにしましょう!
・速読力を鍛える方法
速読をするためには、
・英文解釈が瞬時にできること
・文章の論理展開が理解できること
が必要です。
そのために、まずは、
・英文解釈が正確にできること(=精読)
・筆者の主張を理解できること(=現代文の力)
この二つのことをできるようにしておきましょう
速読は、ある日急にできるようになるものではなく、
まず精読をできるようにして、そのうえでそのスピードを上げていくことで、
出来るようになるのものなんです!
精読のために、英文解釈の参考書を1冊は完璧にしておきましょう!
オススメの参考書は『英文解釈の技術70』です。
読むスピードを上げる練習としては、「シャドーイング」がおすすめです
これは、CDが付属している参考書などを使って、
CDの音声のあとについて、音読していく方法です。
この方法では、CD音声のスピードに合わせて読まなければならないので、
強制的に読むスピードが上がることになります
「シャドーイング」には、『速読英熟語』の使用がおすすめです!
・記述問題での失点を減らすには?
記述問題では、とにかく減点を避けることが重要です!
というのは、「自分ではキレイな答案を作ったつもりでも、大幅に減点されている…」
というケースが多くあるからです。
これを避けるためには、「採点基準を知る」ことが重要です!
採点基準が分かれば、減点されないためにはどんな答案をつくれば良いのかが
わかってくるようになります
『Canpass』など、採点基準を明確に示している参考書を使って練習しましょう!
また、過去問演習を通して、実際の出題傾向に慣れることも重要です!
・語彙レベルは?
語彙に関しては、標準的なレベルのものを知っていれば大丈夫です!
ですので、『システム英単語』などの単語集を一冊覚えるだけで十分でしょう!
3.自由英作文の対策方法
・出題形式は?
北海道大学の自由英作文では、短めの英語の文章を読ませたうえで、
その文章に関連したテーマについて英作文をさせる問題形式が採られています。
例年、ここでは
70-100語程度で自分の意見を書かせるという、オーソドックスタイプの問題に加えて、
文章の要約文の一部を英作文させる問題も出題されます。
・難易度は?
まず、英文自体の難易度ですが、
これは共通テストと同程度ですので、読解に困ることはないと思います!
しかし、要約文の一部を英作文させる問題では、
本文中の表現をそのまま使うことが禁止されています。
ですので、本文中の表現を自分の言葉で言い換えなければなりません。
このために、ある程度の対策が必要になるでしょう!
また、自分の意見を書かせる問題では、
70-100語程度書くことが要求されます。
この語数の英作文では、文章全体構成を意識して書かないと、
自分の主張がうまく読み手に伝わらない文章になってしまいます…。
ですので、事前に、正しい構成で書く練習をしておく必要があります!
・対策方法
前述のとおり、要約文の一部を英作文させる問題では、
本文中の表現を自分の言葉で言い換える必要があります。
この対策としては、通常の英作文対策と同じく、
使える表現をできる限り増やしておくことが有効です
そのために、『英作文ハイパートレーニング 和文英訳編』などで、
例文をどんどん暗唱していきましょう!
70-100語で意見を書かせる問題では、
読み手に主張が伝わりやすい構成を意識して書くことが重要です!
そのために、まずは正しい構成を覚えてしまいましょう!
これは、『英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』などで紹介されています。
覚えたら、あとは使う練習です
過去問演習を通して、どんどん書きましょう!
また、書き上げた答案は、誰かに添削してもらうのが望ましいです
できれば、週1-2くらいのペースで添削を受けられる環境を整えておきましょう!
4.会話問題の対策方法
・問題形式は?
会話問題では、
会話文を読んだ後、その要約文の空欄補充をする問題が出題されます。
また、空欄に入れる語句は語群から選択する形式になっています。
・難易度は?
まず、会話文の読解ですが、
これは、基本的な会話表現を覚えてしまえば、あとは普通の英文と変わりません。
特別な対策は必要ないでしょう!
読解ができれば、あとは要約文の穴埋めです
これには、難しい知識は必要ありませんが、
①一文の構造を正しく理解できること
②基本的な語彙が身についていること
が必要です!
・対策方法
前述のとおり、要約文の穴埋めには、
①一文の構造を正しく理解できること
②基本的な英熟語が身についていること
が必要です。
①は、長文読解のところでもお話した「英文解釈」のことです。
これができれば、空欄に入る語句の品詞を特定できるので、
解くための大きなヒントを得ることができます!
『入門英文解釈70』などを繰り返し読んで、完璧にしておきましょう!
②は、空欄に入る語句が熟語の一部であったときに重要です。
『速読英熟語』など、一冊は完璧にしておきましょう!
さいごに
記事は以上となります。
いかがでしたでしょうか。北大を目指す受験生の皆さんのお力になれたなら幸いです。
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