こんにちは!新鎌ヶ谷駅から徒歩3分
日本初!授業をしない武田塾 新鎌ヶ谷校です。
今回は、大学入試における「英検」の効率的な活用方法をご紹介します!
学校で取った方が良いとは言われているものの、実際どのように活用できるのかピンとこない…という方も多いのではないのでしょうか?
年々重要性が高まっている英検の利用について、詳しく解説しているのでぜひ最後まで読んでみてください!
気軽に相談できる!
武田塾 新鎌ヶ谷校 公式LINEはこちら!
英検とは
まずは「英検」がどういった試験であるかを確認しておきましょう!
仕組みや制度を理解している方は読み飛ばしていただいて構いません。
英検は、国内最大級の英語検定試験で、1級から5級まで、7つの級があります。
試験内容は身の回りの日常会話から教養を深める社会的な題材まで、実際に英語を使用する場面を想定した出題がされます。
主に大学受験で英検利用としての有効活用が期待できるのは、「準1級・2級」の2つです。
それぞれの級の特徴や実施スケジュール、受験方法について確認していきましょう!
英検:各級の特徴
各級ごとの難易度や特徴は以下の通りです。
級 | 難易度 | 特徴 |
1級 | 大学上級程度 | 世界で活躍できる人材の英語力の証明に |
準1級 | 大学中級程度 | エッセイ形式の実践的な英作文の問題が出題 |
2級 | 高校卒業程度 | 医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解も出題 |
準2級 | 高校中級程度 | 教育や科学などを題材とした長文の穴埋め問題が追加 |
3級 | 中学卒業程度 | 2次試験でスピーキングが追加 |
4級 | 中学中級程度 | 身近なトピックを題材とした読解問題が追加 |
5級 | 中学初級程度 | 英語を習い始めた方の最初の目標 |
英検:実施スケジュール
申し込み | 1次試験 | 2次試験 | |
第1回 | 4月上旬~5月上旬 | 5月下旬~6月中旬 | 7月上旬~7月中旬 |
第2回 | 8月上旬~9月上旬 | 9月下旬~10月中旬 | 11月上旬~11月下旬 |
第3回 | 11月上旬~12月上旬 | 1月中旬~2月上旬 | 2月中旬~3月上旬 |
※出願までにスコアが必要となるため、直前の第3回では間に合わないという点にご注意ください!
英検:受験方法
英検の受験方法は、1次・2次試験に分かれている従来型と、1日で4技能全てを測定するS-CBTの2種類があります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう!
従来型
従来型の英検は、1次、2次試験に分かれています。
1次試験で、「リーディング・リスニング・ライティング」の3技能を実施し、合格した場合2次試験で「スピーキング」を実施します。
上述のスケジュールの通り実施するため、受験機会は全部で年3回となります。
S-CBT
パソコンを用いて受験し、1日で4技能全てを測定することができる方式です。
実施方式の違いはありますが、難易度や英検CSEスコア取得等は、従来型と全て同じです。
こちらの受験方式で取得した試験結果でも、多くの大学・短大で活用することができます。
また、原則毎週土日に実施されているため、部活の予定等に合わせて受験日を選択できるというメリットがあります。
従来型のスケジュール期間内で各2回ずつ受験が可能なため、受験機会は全部で年6回となります。
つまり、従来型の3回と合わせて、最大で1年間に9回の英検受験が可能です!
大学入試における活用方法
英検の全体像が掴めたところで、大学入試における活用方法を確認していきましょう!
大学入試においては主に「出願資格」「免除」「換算」「加点」の4つの方法があります。
それぞれの方法について詳しくみていきましょう!
英検利用「出願資格」
英検が入試の出願資格として利用される方式です。
「英検〇級以上で出願可能」といった条件などが求められるような形となります。
志望する大学・学部にこの条件がある場合、該当する級を取得していなければ受験資格を満たしていないことになるので注意が必要です。
英検利用「免除」
大学独自の英語の試験が免除となる方式です。
英語試験を免除とし、残りの科目のみで合否を判定する形となります。
つまり、英語以外の受験科目に勉強時間を割くことができるため、苦手科目の強化や効率的な対策が立てやすくなります。
英検利用「換算」
取得した英検の級やCSEスコアをもとに、各大学が定めた英語試験の点数へと「換算」するという方式です。
基準はそれぞれの大学で異なりますが、スコアによっては満点の扱いになるという大学もあります。
例えば受験当日、志望校の英語試験が難化して得点が振るわなかったとします。
しかし同時に、志望校が「英検準1級=満点」という換算基準を設けていたとします。
もしあなたが英検準1級を保有していれば、換算基準に基づく得点が活用されることになります。
つまり、当日試験の結果が振るわなかったとしても、英検を活用することでカバーできるということです。
英検利用「加点」
取得した英語の級に応じて、当日の英語の点数に加点されるという方式です。
1点が合否を分ける受験において大きなアドバンテージに繋がりますね!
ただし、多くのところで、「加点した結果、配点を超えた場合は満点とする」という形が取られている点に注意しましょう。
今後の英検の変更点
ここまでの解説を経て、大学入試における英検の重要性を理解し、さっそく受けてみようと思っているのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください!
実は、「2024年度 第1回」から英検の形式が変化するんです。
ここでは、変更の目的や、具体的な変更点を一緒に詳しく確認していきましょう!
変更の目的・概要
変更の目的・概要に関して、英検の公式HPには次のように記載があります。
英検はこれまで、その時々の学習指導要領に表わされる英語能力観を踏まえた出題を目指してきました。 |
上記より、2024年度入試からの新課程に合わせて、より4技能を重視した構成にするという意図が読み取れます。
※大学入試の英語の新課程について詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください!
\\合わせて読みたい//
【英語の新指導要領】「英語コミュニケーション」と「論理・表現」とは
【英検】2024年:変更内容
大学入試において用いられることの多い「準1級・2級」の変更内容について詳しく確認していきましょう。
級 | 筆記試験 | Lisetening | Speaking | ||
Reading | Writing | 試験時間 | |||
準1級 |
41問→31問 |
英作文問題の出題が 既存の「意見論述」の問題に加え、「要約」問題を出題 |
変更なし(90分) | 変更なし | 受験者自身の意見を問う問題(No.4) に話題導入文を追加 |
2級 |
38問→31問 |
変更なし(85分) | 変更なし | 変更なし |
上記の表からわかる通り、リーディングの出題が減り、ライティングの出題が増えるというのが最も大きな変更点となります。
大学入試においても、新課程が導入され、より多角的な英語力が求められるようになっています。
しかし、それでも受験においてリーディング偏重であるというのは変わりません。
大学受験で求められる英語力と、英検合格に必要となる英語力の違いを理解し、効率よく合格を目指していきましょう!
まとめ
今回は、大学入試における「英検」の活用法について紹介しました!
早い段階から対策し、英検に合格することができれば、他科目に割ける時間が大きく変わってきます。
第一志望だけでなく、併願校でも上手く活用することで、受験を賢く制していきましょう!
自分の英検スコアのもっと詳しい活用方法が知りたい…という方はお気軽に下記のLINEからご相談ください!
気軽に相談できる!
武田塾 新鎌ヶ谷校 公式LINEはこちら!
勉強法がわからない・受験に不安がある方へ
・勉強方法がわからない
・今の勉強方法が合っているかわからない
・受験勉強って何から始めればいいかわからない
という方へ!
このように、受験だけでなく勉強に関する不安を抱えた方はたくさんいます。
しかし、そうしている間にも貴重な時間は過ぎていきます。
限られた時間を無駄にしないためにも、ぜひ一度、【武田塾新鎌ヶ谷校】の無料受験相談をご活用ください!
受験だけでなく、勉強法などの悩みや不安をお伺いします!
武田塾新鎌ヶ谷校へのお問い合わせはこちら