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皆さんは「指定校推薦」についてどれぐらい知っていますか?
聞いたことはあるけど、実際はあまり分かってないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「指定校推薦」について詳しく解説していきます!
この記事を読むことで指定校推薦を理解でき、進学の選択肢が広くなると思うので最後まで読んでみてください!
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指定校推薦とは?
指定校推薦とは学校推薦型選抜の1つで、大学側から各高校に推薦枠が割り振られています。
そのため「大学側が指定した高校」の生徒しか出願することができません。
例えばAさんが明治大学を志望していても、Aさんの学校に明治大学の指定校推薦枠がなければ利用できません。
また、推薦枠があったとしても枠が少ないため、募集者が多い場合は校内選考が実施されます。
つまり、指定校推薦を利用する場合はまず校内選考を通過することが前提となります。
校内選考の基準
校内選考とは、推薦枠以上の募集者がいた場合に、高校側が「誰を推薦するか」決定するための選考です。
校内選考の基準は高校ごとに異なるため詳細は不明確ですが、基本的に評定平均(※1)が重視されます。
評定平均について詳しく知りたい方は以下記事も併せて読んでみてください!
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評定平均が大学の出願基準を超えていることはもちろんですが、推薦者を決める上でも評定平均は比較対象となります。
その他、「課外活動・部活動・出席日数」なども校内選考の検討材料になります。
なお、志望校の推薦枠がある場合、担任の先生に指定校推薦を利用したいと伝えることで校内選考を受けられます。
※1:評定平均:各教科の5段階評価の合計成績をすべての教科で割った平均値
指定校推薦の出願時期・スケジュール
指定校推薦の出願時期やスケジュールは大学によって異なりますが、基本的に以下の通りです。
時期 |
経過・行動 |
6月〜 | 募集要項配布開始 |
7〜10月 | 校内選考 |
11〜12月 | 出願・選考 |
12月〜 | 合格発表・入学手続 |
※一般的なスケジュールなので、実際は各大学HPをご参照ください。
基本的な流れは上記をイメージしてもらえればと思います。ただし例外もあります。
例えば早稲田大学は一部の学部を除いて、指定校推薦入試において入学手続きの一環として「大学入学共通テストの受験が必須」になっています。
とはいえ大学・学部によって共通テストや学科試験を実施するかは異なります。
指定校推薦を利用される方は、上記を参考にしながら志望校の情報収集をしておきましょう!
指定校推薦の出願条件
指定校推薦の出願条件は大学によって異なりますが、校内選考と同様に評定平均が重視されることが多いです。
必要となる評定平均値は大学ごとで異なりますが、多くの大学が「4.0以上」と定めています。
例えば「全体の評定平均 4.0以上」というように評定平均のみ指定する大学もあれば、「全体の評定平均が4.0以上かつ英語は4.3以上」など、特定教科の評定平均を指定する大学もあります。
また、評定平均は高校1年生の1学期〜3年生の1学期までの成績が対象となることが多いため、継続して一定以上の成績が取れていると有利になる傾向があります。
指定校推薦は、推薦枠が少ない上に出願条件が厳しいので狭き門ですが、その分、推薦枠を取ることができれば合格率はかなり高くなります!
指定校推薦の選考方法
校内選考を通過し、出願条件も満たしている場合には、11月ごろから大学の選考があります。
指定校推薦の選考方法は主に以下が課されます。
書類審査・小論文・面接・学科試験・プレゼンテーションなど
基本的には調査書や推薦書などの書類審査に加え、高校での成績と面接や小論文による評価で合否が決まります。
ただし先述した早稲田のように、共通テストや学科試験を実施する大学もあります。
どのような選考方法が用いられるかは、大学が発表する募集要項に記載されているので、3年生の6月を目安に随時確認してください。
指定校推薦を狙うためにやるべきこと
指定校推薦を狙うために意識すべきことは、評定平均を上げることです。
なぜなら先述の通り、出願基準を「評定平均 4.0以上」とする大学が多いからです。
また、校内選考で推薦者を決定する際も、評定平均が重視されます。
もちろん推薦者決定には、課外活動や部活動なども検討材料となりますが、評定平均が高いに越したことはありません。
評定平均の上げ方
評定の基になるのは各教科の成績なので、主要教科だけでなく副教科も含まれます。
つまり、英語などの「5」と、音楽や体育・家庭科などの「5」は同等の価値があります。
推薦時に提出する評定平均は全学年分を合算するので、副教科を含む全教科をバランスよく取ることが理想です。
ほとんどの生徒は、テスト前に主要教科や苦手教科に時間を割きますが、副教科には時間を割きません。
そのため、主要教科や苦手教科で高得点を狙えないのであれば、副教科で高得点を狙うのも1つの戦略と言えるでしょう。
指定校推薦に落ちた場合
指定校推薦は合格の可能性が高いですが、必ず合格を保証するものではないので、不合格となることも考えられます。
また、校内選考で落ちてしまうこともあるため、いずれにしても「一般選抜の対策」はしておきたいところです。
なぜなら、指定校推薦で進学できなくなった場合に気持ちの切り替えが非常に難しいからです。
仮にすぐに切り替えられたとしても、そこから一般選抜の対策をするには時間的にも非常に厳しいものがあります。
ですので、推薦入学しか考えていない場合でも、一般選抜の対策をしておくことを推奨します。
なお、指定校推薦で不合格になっても、基本的に各大学の一般入試を受験することが可能です!
指定校推薦のメリット・デメリット
ここでは、指定校推薦のメリットとデメリットを簡単にまとめていきます。
指定校推薦のメリット
指定校推薦のメリットは、やはり合格率の高さと言えます。
また、指定校推薦は一般的に12月に合否が決まるため、大学生活の準備がしやすくなります。
例えば大学で一人暮らしをする場合、居住地や家具を選ぶ時間が必要ですが、一般入試の学生と時期が被りません。
そのため、物件の選択肢が多くなるほか、余裕を持って大学生活を迎えられるため、より充実したスタートを切ることができます!
指定校推薦のデメリット
指定校推薦のデメリットを挙げるとすれば、大学とのミスマッチの可能性が挙げられます。
というのも、早期合格や合格率を意識するあまり、推薦枠に合わせた大学や学部を選ぶ方も少なくありません。
大学を選ぶ基準は自由なので問題ありませんが、可能な限り「学びたい内容」と「それを学べる大学・学部」を選ぶのが理想です。
したがって、推薦での進学にこだわってしまうと、進学後にミスマッチを招く可能性があることを理解しておきましょう。
指定校推薦の注意点
これまで指定校推薦について解説してきましたが、注意しておきたい点があります。
具体的には、指定校推薦で進学した推薦者にはそれなりの責任が伴うということです。
例えば大学へ進学後、推薦者の成績や学校生活が思わしくない場合、出身高校の推薦枠が減ることがあります。
また、最悪の場合、指定校自体がなくなることもあり、後輩たちの未来を遮ることになります。
つまり、自身の学業成績や生活態度が、未来の後輩たちにも影響するという責任が伴います。
ですので、指定校推薦で進学される方はこうした面も理解しておくと良いでしょう。
まとめ
今回は「指定校推薦」について解説しました!
指定校推薦は学校推薦型選抜の1つで、大学に進学する上で知っておきたい進学方法です。
狭き門ではありますが、出願基準を満たしていれば合格率も高いため、活用次第ではより学力の高い大学を目指すことも可能です!
と同時に推薦者としての責任も伴うほか、合格が保障されているわけではないので、一般選抜の対策もしておくことが理想です。
武田塾新鎌ヶ谷校では、指定校推薦も視野に入れながら一般入試の対策をすることが可能です!
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