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今回は、立教大学の英語入試について解説していきます!
立教大学を志望されている方にとって活用できる情報を解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
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立教大学の入試英語について
立教大学は、2020年に大学独自の英語試験を廃止して英語外部検定試験へ切り替える方針を発表しました。
そして2021年には、文学部を除いて大学独自の英語試験を廃止しました。
つまり、立教大学の英語入試には大学独自の英語試験がありません。
じゃあ実際にどうやって英語の入試を行うのか気になりますよね?
実は立教大学の入試英語では、「英語資格・検定試験もしくは共通テスト英語のスコア」が利用されます!
では、実際に利用できる英語資格・検定試験にはどんなものがあるのか見ていきましょう!
立教大学で利用できる英語資格・検定試験
立教大学の英語入試で利用できる英語資格・検定試験は以下7つです。
また、以下に加えて「共通テストの英語」の得点も利用することが可能です!
①:ケンブリッジ英語検定 ※1:英検は「従来型・CBT・S-interview・S-CBT」いずれも可 |
スコアの有効期限は、いずれも出願期間の初日から遡って2年以内に受験したものに限られています。
また、英検の「従来型・S-interview」は、2次試験の出願期間の初日から遡って2年以内に受験したものが有効となります。
では、上記のなかでも受験者数が多い「英検」に絞って考えた場合、英検何級を保有していれば受験できる(応募資格がある)のでしょうか?
【立教大学】英検は何級を持っていれば受けられるのか?
まず整理しておきたい点として、立教大学の募集要項には「英検○級以上」というような級の条件はありません。
つまり、英検の場合は英検CSEスコアを保有していれば受験資格を得られるので、何級を受けても大丈夫です。
また、当然高いスコアを保有しているほど合格率が高くなることは言うまでもありません。
しかし、立教大学では英検スコアを「共通テスト or 一般入試」のスコアと標準化し、各年度の難易度に合わせて得点換算を行うため注意が必要です。
ここからは、実際に英検スコアの換算方法がどうなっているのか見ていきましょう!
立教大学の英検スコアの換算方法
先述の通り、立教大学で英検スコアを合否判定に使う場合、英検スコアの得点換算をおこないます。
理由としては、外部検定は試験ごとに満点や配点が異なるため、「単純な点数の合計」だけでは合否判定にブレが生じるからです。
こうした理由から、立教大学では点数を平準化して得点換算することで、公平かつ公正な合否判定を可能にしています。
とはいえこのままではイメージしにくいと思いますので、2022年度を例に解説していきます!
【立教大学 共通テスト利用】2022年 英検CSEスコアの換算得点
※共通テスト利用入試における換算得点(参照:立教大学2022年度募集要項)
上記の通り、2022年度では「英検で2,300以上取得」していた場合、共通テストの100%相当に換算されています。
しかしこれは2022年度における得点換算ですので、2023年も上記と同じになるわけではありません。
では、2023年度の換算率が気になりますよね、、、
ありがたいことに立教大学では共通テスト利用における「2023年の得点換算表」が既に公開されています!
次で詳しく見ていきましょう!
【立教大学 共通テスト利用】2023年 英検CSEスコアの得点換算
※共通テスト利用入試における換算率(参照:立教大学2023年度募集要項)
上記の通り、2023年度の共通テスト利用で100%相当を狙うには、英検で2,450以上が必要になっています。
2022年度と比較して、150以上も高くなっています。(以下参照)
得点率 | 英検 / 2022年 | 英検 / 2023年 |
100%相当 | 2,300以上 | 2,450以上 |
95%相当 | 2,265以上 | 2,400以上 |
85%相当 | 2,195以上 | 2,300以上 |
2022年度では2,300以上を保有していると100%相当でしたが、2023年では85%相当に換算されています。
つまり、英検準1級(合格点:2,304以上)を保有していても85%相当になってしまうことを意味しています。
年々ハードルが高くなっている気がしますね。。。
【立教大学】英検利用で合格するなら何級が必要なのか?
結局皆さんが気になるのは、「立教大学には英検何級があれば合格できるのか」という点だと思います。
しかしながら、立教大学で英検利用する場合の合格最低点に関するデータは存在していません。
つまり、「英検何級を持っていれば合格できる」といった基準はありません。
当然のことですが、入試は英語試験や英検スコアだけではなく、他科目の得点も含めて合否を判定します。
仮に英語が得意でも他科目が足を引っ張るようでは、合否判定に大きな影響を及ぼしかねません。
とはいえ冒頭でも述べた通り、高いスコアを保有している方が合格率も高くなります。
ここからは、立教大学を英検利用する場合、何級の取得が望ましいか解説していきます!
【総論】立教大学 英検は何級を取得すべきか?
結論、英検準1級以上の取得が理想です。
以下は、各英検における満点と合格点を表にしたものです。
英検(級) | 合格点 | 満点 |
2級 | 1,980 | 2,600 |
準1級 | 2,304 | 3,000 |
1級 | 2,630 | 3,400 |
先述の通り、2023年度の立教大学/共通テスト利用における換算得点は、「2,300以上=85%相当」です。
準1級の合格ラインは2,304なので、準1級に合格した場合でも、「85%相当」の換算得点になります。
また、100%相当の換算には2,450以上が必要であり、2,450を狙える英検は「2級・準1級・1級」になります。
このうち2,450をコスパよく取得しやすいのは「準1級」と言えるでしょう!
以下は、各英検にて2,450以上を狙う場合の正答率を表した表になります。
英検(種類) | 2,450以上を狙う場合の正答率 |
2級 | 94.2%(2,450 ÷ 2,600) |
準1級 | 81.6%(2,450 ÷ 3,000) |
1級 | 72.0%(2,450 ÷ 3,400) |
英検2級の場合、必要となる正答率は「94.2%」です。
これは、ちょっとしたミスがスコアに大きな影響を与えることを意味します。
逆に準1級は2級に比べてやや難易度は上がりますが、正答率は「81.6%」と低くなり、狙いやすいと言えます!
準1級は敷居が高いと思われがちですが、基礎的な英単語や英文法、読解・解釈力があれば合格できるレベルです!
ですので、早めに対策できるのであれば英検準1級を狙うのがオススメです!
まとめ
今回は「立教大学の英検利用」について解説しました!
今回紹介した情報は、あくまで立教大学が公開している「換算得点の基準/目安」であることを理解しておきましょう。
また、英検は敷居が高いものと思われがちですが、計画的に対策することで十分合格できる外部検定です!
ぜひ英検などの外部検定で受験に活かせるスコアを取得しておき、立教大学の英語入試を優位に進めていきましょう!
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