こんにちは!
武田塾新石切校です!
ついに4月が終わり、5月がスタートしましたね。
受験生の皆さん、4月はしっかり勉強出来ましたか?
現役生の方は新学期になってクラス替えがあったり、
浪人生の方は新しい予備校に入ったり、
皆さんそれぞれ心機一転した月だと思います。
しかし、そんなこんなで
気づけば5月に突入していたことでしょう。
まだ4月だから…と油断していた人も多いのではないでしょうか。
あなたが気を抜いている間に、進んでいる人は進んでいますよ?
4月は、頑張った人と気を抜いていた人とに
本当に差が出る月だと思います。
今回は、4月怠けてしまったな…という人に向けて、
3つのポイントをもとに4月の振り返りをしてもらいます!
受験はリカバリーが利きません。
この時期に振り返って、
いい状態で5月以降臨んでいきましょう!
①勉強習慣の振り返り
まず一つ目の振り返るべきポイントは〈勉強習慣〉です。
とはいっても、どんな基準で振り返るべきなのでしょうか。
さらに具体的な項目ごとに振り返ってみましょう。
勉強時間は一定のペースで進められていたか?
現役生であれば、学校と両立して勉強をしなければなりません。
まだまだ部活を続けていたり、
学校行事もこれからどんどん増えてくると思います。
しかし、ここで振り返って欲しいのは、
そんな中でもムラなく勉強時間を確保できていたか?
ということです。
やる気がある時は8時間勉強した。
でもその次の日は疲れて1時間しか勉強をしなかった。
なんてことありませんでしたか?
勉強時間にムラのある人は、まだ受験生になりきれていません。
やる気のある時だけ頑張る、
そんな状態では受かりませんよ。
どれだけ忙しくてやる気が出なくても、
毎日コンスタントに勉強することが大事なんです。
では、どうすれば意識的に勉強時間を保てるようになるのか?
おすすめは、
スケジュール帳などにその日の勉強時間を記すことです。
勉強時間を可視化することで、毎日の成果を確認しやすくなります。
勉強時間にムラがある人、毎日どれだけ勉強したかを意識出来ていない人は、
ぜひこの方法を取り入れてみてください。
忙しさを理由に勉強時間は減っていなかったか?
また、「最近モチベーションが下がっていたから」「部活が忙しくて…」
などを理由に、
あんまり勉強時間を確保できなかった人、いませんか?
どれだけ忙しくても、勉強している人はしています。
学校から帰ってきてダラダラしてしまうなら、
自習室や図書館などの怠けられない場所に行きましょう。
まだ塾に入っていないなら、
塾に入れば強制的に勉強する時間を確保できます。
疲れていてやる気が出ない時でも、
必ず自習室などの勉強せざるを得ない環境に行く
という習慣を身に着けてほしいと思います。
ダラダラしたまま5月に入っても何も変わりません。
この機会に、環境から変えてみると良いかもしれませんね。
②計画の振り返り
二つ目は、〈計画〉の振り返りです。
そもそも、4月の頭に
4月の間でどれだけ進めるのかという計画は立てましたか?
立てた人は、その計画に対してどれだけ進んだのか
を振り返ってみてください。
もし、計画より進んでいなかった場合、その原因を探しましょう。
様々な理由があると思いますが、一番まずいのは、
計画より遅れることが癖づいてしまうということです。
だからこそ、上手く進められなかった原因をしっかり洗い出すことが大事です。
また、この4月に進んだ量を確認してみてください。
例えば、「システム英単語は何番まで覚えた」や、
「数学の問題集を一冊終わらせた」など、
具体的に書き出してみましょう。
来年の1月まではあと8ヶ月。
では、書き出した勉強量を8倍してみてください。
さて、そのペースで共通テストまでに必要な量は終わりますか?
今の量を8倍にしても志望校に受からない程度の勉強しかできていないのであれば、
本気で反省する必要があります。
計画通り進められなかった原因は何だったのか、
今それを振り返らなければ、この先も同じように繰り返すだけになります。
入試までに必要な勉強量を洗い出して、
全体の計画と5月末の中間目標を決めましょう。
③完成度の振り返り
ここまで、勉強習慣と計画の振り返りをしてもらいました。
しかし、どれだけ勉強時間を確保して参考書を終わらせていたとしても、
完成度が低かったら意味がありません。
ここでは、あなたの4月の〈完成度〉を振り返ってみてほしいと思います。
1カ月分の勉強内容をテストされて何%正答できるか?
例えば、この1カ月で単語帳を一冊終わらせていたとしましょう。
その単語帳の中からランダムで100問テストされた場合、
何問正解できるでしょうか。
問題全てに正解出来たならば、この基準はクリアしています。
しかし、世の中の受験生のうち、
1ヶ月勉強した内容が定着していない人がほとんどです。
毎日5時間×30日間で1カ月150時間勉強したとしても、
その150時間分の勉強内容を覚えていないと意味がないんです。
1カ月前の勉強内容を今完璧に正答できないならば、
8ヶ月後の入試本番も正答できるはずがありませんよね。
勉強した内容がしっかりと覚えられており、
いつでも解くことができるかどうかを振り返ってみてください。
1カ月分の勉強した中身をどれくらい説明できるか?
次は、勉強した内容をちゃんと説明できるか、
参考書の中身をどれだけ吸収したのかを振り返って下さい。
英文法の参考書をやった場合、
どうしてその問題がその答えになるのかを説明できるでしょうか。
なぜ?と聞かれたときに、理由付きで説明できればokです。
参考書には、製作者のメッセージが込められています。
その参考書とおんなじ問題が正答できても、意味がありません。
大事なのは、その参考書で学んだことが入試に活かせるかどうかです。
解説を読んで理解したうえで、同じ傾向の問題を解けるようになれば
その参考書で勉強した意味があります。
勉強を単純作業のように流れでやってしまうのではなく、
人に説明できるくらい、自身を持って身に付いたと言えるくらいやり込んでください。
まとめ
ここまで、4月だらけてしまった人に様々な振り返りをしてもらいました。
これで、皆さんが勉強する姿勢に対して
変えないといけない部分が見えてきたことでしょう。
また、特に問題がなかったという人も、
現状に甘えず、さらに一歩先を見据えて勉強に取り組んでもらいたいと思います。
志望校に向けて、この5月から気を引き締めて頑張りましょう!