こんにちは！
武田塾新石切校です！
今回のテーマは、
物理の講義系参考書について
徹底比較していきたいと思います！
物理の言う科目は
結構理解が難しい分野もあったりします。
しかしその理解の壁を越えれば
公式を覚えて
うまく当てはめて
勉強を進めやすいです。
なので今回は
その理解の壁を越えるために
どんな講義系参考書を使えば
勉強がしやすくなるのか
それを一冊ずつ紹介していきたいと思います！
物理のインプット講義
一冊目の本は、
現役の高校の先生が書かれた
『物理のインプット講義』
という参考書になります。
この参考書は、
元々あった
『秘伝の物理講義』
という参考書が課程の変更に合わせて
誕生したものです。
改訂前も改定後も含めてこの参考書の良いところは
動画がついている
ということです。
物理という科目は、
英文法や日本史などと違って
一番独学がしづらい科目です。
なので
参考書だけでは理解に苦しむ人がいるというのは大きな事実です。
そんなときにこの参考書のすごいところはやはり
全テーマ動画付きというところです。
物理は独学が難しいのに、
学校での授業でも先生に結構当たり外れがある科目ですよね。
そういったことがあっても
この参考書を使えば
かなり勉強しやすくなると思います。
解答・解説についても、
まだ何冊か紹介しますが、
1番オーソドックスで、万人受けするような
とてもわかりやすいものになっています。
力学など参考書だけで比較的イメージがしやすいものはそれでいいですし、
電磁気、波動などイメージが難しいところは
動画を見て進めていくなど
とても効率が良いハイブリッドな勉強をすることができます！
また、
改定後は、改訂前と比べて
別冊がPDF化された分
かなり厚さが薄くなっています。
その分コンパクトで、とても手に取りやすくなっています。
中身もあまり大きな変わったことはないですが、
改定後の方が、資料や図が増えて
得意な人はガンガン、
苦手な人でも動画を見ながら、
勉強していける参考書になっています。
宇宙一わかりやすい高校物理
二冊目は、
『宇宙一わかりやすい高校物理』です。
この『宇宙一』シリーズは、
化学でもとても人気がありますが、
物理においてもとても良い参考書になっています。
まずこの参考書のメリットは、
一番解説を噛み砕いているというところです。
運動方程式の問題においても
「こうして、次はこうして、それでこうしたら求まるよ」と
手順が明確化してあるのが強みです。
なので苦手な人でも
「まずはこれをマネしてみるか」
となりやすいのが『宇宙一』の特徴であり、
何をしたら良いか分かりやすい教材
となっています。
ただ、少し懸念点としては
文字の量が多いというところです。
参考書で勉強を進める人にとって、
読む量が多いのは少し辛いかもしれません。
このことを加味して、参考にしてみてください！
三冊目は、
『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』です。
これも人気な本で、知ってる人も多いかと思います。
まず初めに解説について、
この本の難易度としては、
一番易しいのが「宇宙一」
次に「物理のインプット講義」
その次が「漆原の物理面白いほど」になっています。
なので、かなり物理が苦手な人は『漆原』は使わない方が良いです。
ある程度学校の授業についていけて、
プラスで自学自習に使いたい人などにはとてもオススメです。
『漆原』以上になっちゃうと、
正直、「微積で物理を解くぞ！」みたいな
癖が強い本が増えてきます。
ゆえにこの参考書が
市販のものの中で
全体的に図が豊富で
ある程度標準レベルを押さえている参考書になります。
この参考書を手に取って、
伸びている人はたくさんいます！
なので実際に手に取ってみて
自分に合うかを確かめながら
使うことを考えてみてください！
四冊目は、
東進講師の橋本先生による
『橋元の物理をはじめからていねいに』です！
こちらは、他の参考書や講師からは知ることができない
橋本先生ならではの考え方で物理が苦手な人にアプローチした参考書
になります！
なので、教科書と少し違ったりして
混乱する人がいるかもしれないですが、
とてもおもしろい参考書になっています。
物理は本当に先生によって流派が分かれる科目なので
自分にしっくりくるのを
しっかりと読み比べていってほしいと思います！
五、六冊目は
『物理のエッセンス』『浜島清利物理講義の実況中継』です！
まず、これらの本は
二冊を並行してしっかりやるのが大事です。
これが何故かというと、
「物理のエッセンス」というのは、
良くも悪くも厚さがすごく薄いので、
コンパクトにちょくちょくいろいろな話が出てきますが、
これを単体でするのは本当に上位の人でないと難しいです。
なので、付属として講義本も一緒に紹介しましたが
これらは理系の人に向けた参考書のような感じになっていて、
物理の本質を見ていきたいという人がするような
ものになっています。
それにより結構難しい水準にあると思うので
どれが好みかということをしっかり見比べて
自分の好みのあった参考書を
選んでいってもらえたらなと思います。
しかし、コンパクトなので夏以降の短期間での総仕上げなどの
ショートカットなどにはとても適した教材になります。
最後の七冊目は、
『新・物理入門』という参考書になります！
これは物理の本質系を極めにいった参考書
であり、本当に大学でやるような内容まで解説で書いています。
なので正直入試レベルだとここまでいらないといった印象もあります。
中高一貫校で学校の先生がそういった大学よりの物理を教えていたり、
駿台でそういった授業を受けていてる人たちの
補完としてはオススメの参考書になります。
しかし、あくまでも物理を極めたい人向けの本ですので
他のものを見てから考えるのが良いと思います。
まとめ
ここまでで計七冊の参考書を紹介しました！
物理といった科目は
先生によっていろいろな流派があったり、
人によってその合う流派が違ってきます。
なのでゆっくりでいいので
いろんな本を読み比べながら、
自分に合った参考書を見つけてもらったらいいなと思います！
