こんにちは。
武田塾新石切校です！！
勉強法はノートの使い方に現れる
今回は、
ノートの使い方について話していこうと思います。
たくさんの塾生を見てきて、
こういうノートの使い方をしている人は、
こういう勉強の穴や漏れ、
完成度が低くなっている原因がある、
なのでこういうところに気を付けてというのを、
５つ例を挙げていこうと思います。
そもそもノートを使わない
学校や予備校の授業を受けて、
それを板書するよりは、
参考書を使った方が早いというのは間違いないので、
参考書をベースに勉強するのは全く問題ありません。
ですが、
ノートを使わないのは、
英単語帳とかならまだわかりますが、
問題集は基本使った方がいいんじゃないかと思います。
数学はみんな使うと思いますが、
使わない人が多いのは、
英文法の参考書や、
歴史系の参考書だと思います。
具体例を挙げると、
『NextStage 英文法・語法問題』『英文法・語法Vintage』
『時代と流れで覚える 日本史B用語』 『時代と流れで覚える 世界史B用語』
この辺は、
ノートを使わない人が多いイメージですが、
使った方がいい参考書です。
理想は、
塾の先生や学校の先生でも構わないので、
毎週ノートを見てくれる人を用意して、
間違えた問題や出来なかったことを完全に潰すまでやりました、
というのを見せるようにしたら、
みんなの勉強は必然的に変わってくると思います。
ということで、
もし、
１日の中で間違えた問題が２０問あったら、
その日の最後に念のためもう１回２０問解く、
というように間違えた問題を複数回解くようにして、
その解いた形跡をノートに残しましょう。
参考書に印を付けるのも同時にやって欲しいですが、
日々の勉強の記録として、
ノートを残して欲しいと思います。
真っ赤
これを言い換えると、
解答を確認して写した状態で、
終わっている人です。
真っ赤というのは、
出来なかった問題を赤で書き写して、
その状態で終わっているということです。
これは、
出来ないことをほったらかしにしているなというのが、
一発で分かるノートです。
ぶっちゃけ、
これが１番多いです。
成績が伸びていない人のノートはほぼこんな感じです。
出来ないことをほったらかしにしているのに加えて、
１番の問題は、
解答を写して満足しているということです。
なので、
絶対やって欲しいのは、
間違えた問題を全て出来るようになるまでノートに解きなおしてください。
全問正解できるまでやる、
これをみんなにお願いしたいです。
ノートの使い方を踏まえて考えて欲しいのは、
勉強とはなにかということです。
出来ないことを出来るようにすることが勉強です。
出来ないことを出来るようにするのは、
間違えた問題の解きなおしかありません。
本当の意味で勉強が出来ているのかを、
もう１度問い直して欲しいと思います。
解きなおした形跡がない
先ほども述べましたが、
間違えた問題は全問正解出来るまで、
その日のうちに持っていきましょう。
２回目で間違えたら３回目も、
正答率が１００％になるまで持っていきましょう。
なので分かりやすく言うと、
その日の夜寝る前にテストをされて、
１００点が取れるかどうかを試してみて欲しいです。
内容を綺麗にまとめる
これも一定数いますが、
まとめることにそんなに価値はありません。
まとめているのが多く見られるのは、
理科・社会です。
何かを見ながらまとめるということにそんなに価値はありません。
参考書というのはもうまとめられているものであるうえ、
今出ている参考書よりも高校生が上手くまとめられるはずありません。
見やすくしたいという理由でノートをまとめていても、
参考書の方が優れているのでまとめる意味がないのです。
もし、
ノートまとめに価値があるとするならば、
知識が身についているかのアウトプットのために、
参考書を読む、
閉じる、
ノートに思い出しながら書いていくという作業です。
覚えているところは書けるし、
怪しいところ、
曖昧なところは書けません。
このアウトプットノートまとめは、
かなり効果があると思います。
書き写しが良くないのです。
写すのは思考停止なので、
思考停止している時間は勉強時間じゃありません。
まとめているが覚えていない
単語帳で間違えた問題や、
長文で出てきた単語、
覚えたい表現などをノートにまとめることがあると思います。
その時に必ずやって欲しいことが、
とにかくテスト出来る形式にするということです。
真ん中に線を引いて左右に日本語と英語を分けて書く、
オレンジペンで書くなど工夫をしましょう。
覚えきることを想定すると、
ノートのまとめ方が変わると思います。
覚えるためのノートを作ったのに放置してしまうということにはならないようにしましょう。
なので、
みんなに絶対に強く意識しておいてほしいことは、
勉強時間に作業の時間は含みません。
覚えることからが勉強時間スタート、
ということを分かっておいてください。
成績が悪い人のノートの使い方５選
①そもそもノートを使わない
②真っ赤
③解きなおした形跡がない
④内容を綺麗にまとめる
⑤まとめているが覚えていない
