こんにちは! 武田塾新石切校です!
今日は、
進研模試の偏差値別の課題についてご紹介します!
1.国語の偏差値だけ低い型
1月もすでに後半、11月の進研模試が返ってきましたよね...
結果を見てみると、国語の偏差値だけ低い!!
なんてことありますよね、私もそうでした!
国語の偏差値だけ
他の教科よりかなり低いひとに向けて
今後の課題、勉強法についてご紹介します。
例えば、偏差値がそれぞれ
英語 70
数学 65
国語 45
だったとしましょう。
この成績を見ると、
英語70、数学65!!
凄い優秀な高1,高2生だと思うでしょう。
しかし、よく考えてみてください
高1、高2の模試の英語は
簡単な長文と単語、文法問題
これが高3になれば、、、
内容の難しい長文ばかり!!!
今は英語の偏差値が高くても
現代文を読む能力がないと
入試問題、高3の模試で
このままの偏差値を維持するのも難しく
最悪の場合、偏差値が下がってしまうこともあります。
こんな受験生が今すぐやるべき勉強は
現代文の読解力を高めることです!!!
現代文の読解力を高めることで
国語の偏差値も上がり、
複雑な英語の長文にも太刀打ちできます!
ここで古文の勉強は?と思った人もいるでしょう
受ける大学にもよりますが、
高1、高2せいであれば
基本的な文法と単語をまずは身につけましょう。
本格的な演習は高3からで大丈夫です!
さらに、現代文の読解力を高める参考書を つ紹介します。
2.満遍なく偏差値高い型
成績が返ってきた受験生の中には
例えば、
英語 65
数学 65
国語 65
国語、英語、数学全部偏差値高い!!
受験までこのまま勉強すれば大丈夫!
とおもった受験生も多いでしょう。
それが罠なのです!!!
この偏差値を取るタイプの受験生は貯金を使い果たす型の受験生です!
中学受験の貯金や
高1、高2である程度勉強してある程度周りと差をつけても
ここから焦らず、だらだら過ごしていれば
今から本気で勉強する人たちにすぐに追い抜かれます!
全教科偏差値65の人が順当にいくと、
高3の時の合格圏の大学は、関関同立やMARCHです。
高1、高2でこの偏差値が取れているなら、恐らく旧帝大を志望しているでしょう。
さらに、英語の偏差値が65というのはまだ安心できません。
おそらく進研模試で偏差値65の人は
まだ曖昧な単語やフィーリングで長文を読んでいるなんてこともあると思います。
つまりまだまだ基礎が固まっていないのです!
旧帝大志望であれば英語の偏差値は75以上は欲しいところです。
ここで英語を大学で専攻している私からのアドバイスとしては
英単語はコロケーションで覚える!です。
コロケーションというのは意味的につながりやすい単語の組み合わせのことです。
旧帝大志望の人は入試に和文英訳や英作文があると思います、
この問題を解くとき、コロケーションが適切に使えていると
採点する大学教授は英語をよく理解していると高得点をつけてくれます。
また、数学の偏差値が65というのも安心できません。
進研模試で数学の偏差値が65の人は
おそらく6割くらいとれているのでしょう。
これは数学の大問で言うと、(2)まで解けている段階ですよね。
高1、高2の進研模試は基礎的な内容が多いので
できれば(3)まで解いて、大問を完答することで、
8割まで得点率をあげましょう!
数学も英語と同じように偏差値75~は欲しいところです。
ここまで読んでいただいて、
旧帝大志望なのに、焦ってなかったという人
まだ大丈夫です!!!
まだあと1年勉強できる状態で、
すでに勉強の貯金もある、
そうであれば本気を出して、旧帝大(東京大学、京都大学、大阪大学)を目指しましょう!
3.1つの教科だけ偏差値高い型
今まで、
・国語偏差値だけ低い
・全教科高いけど、もっと上を目指せる
と言った受験生を見てきました。
こんな受験生もいるのではないでしょうか
1つの教科だけ偏差値が高い
例えば
英語 62
国語 63
世界史 83
世界史の偏差値が他の教科より20近く高いですね。
これは、世界史が得意科目で、よく勉強できていて素晴らしいのですが
全範囲が試験内容で偏差値80ではないですよね。
高2生は11月の模試から理科、社会が加わった人も多いと思います。
理科や社会が好きな受験生はここで高い偏差値が出ると思いますが
これは受験の広い範囲で見ると、狭い範囲にすぎません。
また、このタイプの受験生は
やるべきことより、自分の好きなことをするタイプです。
本来はやるべき教科を後回しにして、自分の好きな教科をやると高3になって伸び悩むと思います。
数学や国語、英語は特に基礎が大事で、
基礎を固めるというのは労力と時間が要ります。
この基礎をしっかり勉強できるのは高2までです。
ここで私の高2の冬の全統模試の偏差値なのですが
英語 80
数学 65
国語 60
私は英語を専攻とする学部に通っているので、
入試の英語の問題が極端に難しく
他の科目は優しめでした。
このような場合はあくまで基礎が出来ている前提で、自分の得意科目を伸ばすのも良いかもしれません。
4.その他
ここまで見てきて、
これから勉強を始めるからそんなに高い偏差値取れないよという受験生もいるはずです。
例えば、
英語 55
数学 50
国語 50
のような成績だとしましょう。
こんな受験生へのアドバイスは
まずしっかり基礎を固めよう!!
今までみてきた受験生もみんな高い偏差値を取っていますが、
共通するアドバイスは基礎を固めようでした。
おそらく偏差値50~60であればほとんど基礎が出来ていない状態です。
英語なら英単語、英文法をやる。
数学なら公式をしっかり覚える。
国語なら漢字、古文の単語、文法を覚える。
こういうことの積み重ねで偏差値は今後どんどん上がっていきます。
5.まとめ
さまざまな受験生を見てきましたが、主に4つのタイプに分かれました。
1.国語の偏差値だけ低い
2.満遍なく偏差値が高い
3.一つの科目だけ偏差値が高い
4.勉強始めたばかりでまだ全教科低い
この4つの受験生に共通してアドバイスできるのは
取れていない科目の基礎は固まっていない、すぐに固めるべき。