こんにちは。
武田塾新石切校です。
情報Ⅰの重要性は、大学によってさまざま
今、
高1・高２生の代から、
新しく共通テストに情報Ⅰが加わるということで、
不安に思っている生徒もいたり、
正直舐めている生徒もいると思います。
本当のところはどうなのかというところなのですが、
ぶっちゃけて言うと、
大学によります。
全体の配点が１０％を超える大学もあれば、
逆に２％の大学もあれば、
後はほんのわずかなんですが、
配点しないという大学も中にはあります。
なので、
自分がどの大学を受験するかによって、
勉強のやり方や比重が変わってきます。
そこで、
今回は、
情報Ⅰが大事な大学と大事ではない大学を説明していきます。
情報Ⅰが大事な大学
これが、
何を持って大事とするかにもよるんですが、
全体の合否、
１次試験と２次試験を含めた全体の得点の中の、
何％を超えるかどうかというところで見ていこうと思います。
これが調べてみると、
１０％を超える大学は意外と多いです。
今回はいくつか例を挙げて紹介していこうと思います。
小樽商科大学
経済系が強い国公立大学です。
小樽商科大学の商学部の経済系の学科の後期入試、
後期入試であると、
共通テストの割合が大きくなります。
ちなみに、
小樽商科大学は前期日程であっても、
７パーセントぐらいの配点があるので、
無視は出来ないと思います。
共通テスト+２次試験の合計の７％なので、
共通テストだけでいうと当然もっと比率は高くなりますし、
７％であればもちろん英数の方が絶対に大事なのですが、
絶対に無視は出来ないと思います。
しかも、
情報Ⅰというのはコスパが良いということもあり、
少し勉強するだけで、
１問１答形式で解ける問題も中にはあります。
その簡単な問題を取りこぼしてしまうと、
７％も配点がある中で、
勿体ないなと思います。
情報Ⅰノー勉勢も来年出てくる気はしますが、
小樽商科大学で７％も配点があるなら、
コスパもいいのでやらないという選択肢はないと思います。
東京学芸大学
色々な学部・学科がありますが、
前期日程で、
５～７％ぐらいの配点が並んでいます。
その中で、
情報学部というものになると、
１２．５％で、
１０％を超えてきます。
山梨大学
特に、
生命環境学科という生物系の学部が意外にも、
１０％以上の学科が中にはあります。
生物系の勉強だと情報Ⅰとは直接関わりはなさそうですが、
共通テストの比率が高いからというのもあるかもしれません。
山梨大学の場合は他の学部も５～６％あるので、
無視は出来ません。
後は広島大学なども、
４～５パーセントのところは沢山あるので、
注意が必要です。
共通テストの比率が高い・２次試験の科目が少ない大学は、
情報Ⅰの占める割合が必然的に高くなる傾向があります。
なので、
みんなの地元の国公立、
みんなが考えている大学の、
情報Ⅰの配点が高い、
無視できない可能性は大いにあります。
情報Ⅰが大事ではない大学
北海道大学
有名な大学で言うと、
北海道大学が挙げられます。
情報Ⅰの１回目の配点は０点にすると発表して、
それが一時期話題になりました。
北海道の地方の高校とかだと、
情報の先生がいないという兼ね合いもあるからです。
地方の地域とかだと、
かなり、
現場の教育の受験への意識が、
先生ごとにばらつきがあります。
大学受験自体、
そこまで、
大学受験するぞ、
という感じじゃない地域もあります。
そういった地域で、
１年目から情報Ⅰを１００点分追加するというのは、
流石に抵抗があるのではないかというのは、
十分に理解出来ると思います。
今現時点では、
配点を０点にするという国公立大学は３つあり、
北海道大学・香川大学・徳島大学です。
これらの地域は地方の地域で配慮する必要があるのだと思います。
一方で、
地方の大学でも配点が高い大学もあり、
自分が受験する大学を調べる必要があります。
情報Ⅰが大事な大学と無視する大学がわかれるので、
高２生は早めにリサーチしておきましょう。
東京大学
他に情報Ⅰの配点が低い大学で言うと、
東京大学が挙げられます。
つい先日、
東京大学が、
正式に配点の割合を発表したのですが、
その内容が、
情報Ⅰの科目を１００点分全て可算しますという内容です。
１００点分可算されたと聞くと、
満点文可算されたのかと思うかもしれませんが、
東京大学の場合は、
共通テストの全体の得点自体が圧縮されます。
共通テスト１１０点、
２次試験４４０点、
合計５５０点で決まるので、
１１０点の中の情報Ⅰというような感じです。
さらに、
東京大学の共通テストは今までは９００点満点だったのが、
情報Ⅰが加わったことによって、
１０００点満点になりました。
今までは、
９００点満点が１１０点に圧縮されていましたが、
これからは１０００点満点が１１０点に圧縮されます。
これによって、
情報Ⅰの配点はもちろん圧縮されるのですが、
英数の割合も同じくらい圧縮されます。
２次試験の比率で見たときに、
情報Ⅰの配点は少ないのですが、
共通テストだけで見ると、
普通のテストと同じ扱いです。
全体としては２次試験の比率が高いと、
必然的に情報Ⅰの比率が低くなる傾向があります。
今回のまとめ！！
自分の受験する大学を調べよう！
コスパが良い場合もあるので無視はしない！
２次試験の比率が低いと情報Ⅰの比率は低い！
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