こんにちは!
武田塾新石切校です!
今回は、
過去問演習について触れていきます。
1週間の過去問スケジュール
共通テストまで100日を切った今
共通テスト対策に加えて2次試験対策を進めていきたいと考える人も多いと思います
そこで本日はこの時期の過去問演習における理想の1週間についてお話いたします
参考動画 【今日から実践しろ】1週間の過去問スケジュールを徹底解説
①過去問を解く
この秋から冬の時期にかけて
志望校の過去問演習を行う頻度は1週間に1年分をおすすめいたします
もちろん生徒の状況や 1月2月になれば話は変わりますが
この時期は共通テスト対策もしなければいけないので1週間1年分がベストです
このように言われると受験生の皆様は
「そんなペースで間に合うの?」
「毎日やらなくて大丈夫?」
と感じる人もいると思います
これは
「過去問演習は10年分必要!」
とよく言われているので疑問が出てきて当然だと思います
ここで過去問演習を行う意味について考えましょう
それは
「志望校との差を知る!」
ということです
過去問を解くことで現在の自分に足らない要素を知ることが一番の目的です
具体的には過去問演習でなぜ解けなかったのか そしてどうすれば克服できるのかを考えます
例)
英語の時間が足りなかった
↓
英文を何度も読み返してしまった
↓
単語力が足らない
↓
システム英単語
といったように「なぜ」をどんどん掘り下げていくことで
足らない点とそれを補うためのTo Do リストを作ります
以下の動画でより詳しく説明しているのでぜひ参考にしてください
部活で例えると過去問演習は練習試合に該当します
練習試合を行うことで上手くいった部分やそうでない部分(課題点)が浮き彫りになります
そして課題点を練習で修正することで
自分の技術を総合的に向上させていきます
ここで練習せずに練習試合ばかりしているとどうでしょうか
練習試合で分かった課題点だけがどんどんつみあがっていき
試合に場慣れするだけで技術はあまり向上しないことが容易に想像できると思います
そこで肝となってくるのが部活の練習に該当する部分です
②課題を潰す
志望校対策では
「課題点を克服すること」
が一番重要といっても過言ではありません
イメージとしては
週のはじめに①を行い
残りの日は全て②に費やすことになります
一方で①で作成したTo Do リストの項目を
平等にやれば良いわけではありません
ここでポイントとなってくるのが課題の優先度です
例えばバスケットボールで
ドリブルが下手なのにシュートの練習ばかりしていると
結局試合ではシュートを打つ前にボールを奪われてしまい
得点をとることができません
したがって①で見えた課題の優先度を考える必要があります
具体的には
・単なるケアレスミスなのか
・単元の習熟度がどの程度足りていないのか
・頻出な単元なのか
など様々な視点から重要度を考えることで各課題の取り組むべき優先度を知ることができます
1週間の中で優先度順に比重をかけて課題を克服していくことで
より効果的に学力を向上させることができます
そして①→②のサイクルを繰り返すことで
知識を体系化させ志望校への効率的な学習が可能となります
まとめ
この秋から冬の時期にかけての過去問演習の1週間の理想スケジュールは
①1年分過去問を解く
↓
②課題を潰す
の繰り返しとなります
共通テスト後の過去問演習でも頻度が変わるだけで
基本的に①→②のプロセスを繰り返すことは変わらないので
今の時期からしっかりと理想の形で学習していく習慣をつけましょう
お問い合わせ
実際に過去問演習を進めようとしている方で
「課題点の洗い出しができない」
「To Doリストの優先度をどう決めればよいか分からない」
といった悩みが出てくると思います。
このような悩みやその他の不安などがあればお気軽にご相談ください