こんにちは！
武田塾新石切校です！
どっちが有利なの？
みなさん高校受験の時に、
できるだけ高いレベルの高校を目指そうと頑張ったと思いますが、
その結果、
思い通りの高校に行けなかった人もいると思いますが、
果たして、
進学校に行ってくすぶっている環境の人と、
非進学校だけどトップにいる人で、
どちらが大学受験において有利なのかを解説していこうと思います！
進学校の方が有利なんじゃないの？
高校受験のときには間違いなく進学校に行った人の方がリードしているので、
進学校の最下位の人が逃げ切れれば勝つはずですが、
果たしてそれはひっくり返っているのでしょうか？
高校受験時の学力がそのまま大学受験に持ちこまれる、
つまり進学校であればあるほど有利だということは、
難関大は進学校の人が枠を全て搔っ攫っていくことも考えられますが、
進学校じゃなくても全然合格する人はいます。
進学校最下位の人の注意点
知っている人は少ないと思いますが、
『「学力」の経済学』の経済学という有名な本がある、
経済学的な観点から教育を見ているSFC教授の中室牧子さんが言うには、
進学校の教育的付加価値が必ずしも高いとは限らないということです。
進学校の授業から得られるものが多いとは限らないし、
進学校だからと言って授業が上手い先生が多いとは限りません。
非進学校の人からすると衝撃的な事実だと思います。
進学校の人でも内職する
進学校の教育的付加価値が必ずしも高いとは限らないということを確信するエピソードがあって、
過去に何かの本かブログで得た情報なのですが、
進学校で有名な灘高校の生徒でさえも、
ガツガツ内職しているんだそうです。
有名な高校や予備校出身者でも、
内職を行って実力を高めてた人が沢山いるのが事実です。
つまり、
そんな特別な、
スペシャルな授業はこの世に存在しないのではないかというのが、
私たちの見解です。
学年順位に差が表れる
では、
進学校のメリットとデメリット、
非進学校のメリットデメリットを考えたときにどこに表れてくるのかと言うと、
学年順位です。
周りの環境ということです。
進学校に進む子たちは、
基本的に中学校までの学年順位は高いと思います。
その子たちが進学校に入るとどうなるかと言うと、
勉強出来る人ばかりが集まるので、
ボコボコにやられる人も出てくると思います。
そうなると、
周りとのレベルの差を感じ、
自信を無くしてしまう人も多いです。
小さな池の大魚効果
ハイレベルな集団に入っていくと、
自分は大した能力がないと思い込んでしまう心理機能があります。
経済学や心理学的な観点から言うと、
「小さな池の大魚効果」という言葉があるらしいです。
つまり進学校という狭い集団の中だと、
能力の高い人達ばかりが集まっているので、
相対的に見て自分が駄目だと思い込み、
自己肯定感が下がり、
やる気がなくなり努力しなくなり、
結果的に非進学校の頑張ってた人たちに三年後追い抜かれるという事実が発生します。
勉強においての自信の重要性
さて、
ここからは、
勉強における自身の重要性について話していこうと思います。
勉強において、
自信というものはとても大事になってきます。
先ほど述べた人たちの逆パターンが、
非進学校のトップ層です。
非進学校の中で成功体験を積み重ねることで、
自己肯定感が高まり成績が伸びていきます。
全国レベルで見ればこの自信は錯覚かもしれませんが、
モチベーションが上がり、
努力が伴ってきて、
成績が上がっていくことはよくあります。
受験には自信を持つことがとても重要になってくるので、
自信の付け方にも着目していきましょう！
自分の中での伸び幅が最重要
学年順位を公開されて得をするのはトップ層だけで、
それに対して下の層の人は、
自己肯定感が下がるという不利益を被ります。
なので学年順位を高校生の皆さんが見つめすぎてしまうと、
少しマイナスの方向に引っ張られてしまいます。
そこで皆さんに着目して欲しいのが、
自分の中での伸び幅です。
例えば、
学年順位が40位から30位に上がったのなら、
周りと比べるのではなく、
過去の自分からの成長に目を向けるべきです。
自分の中で日々の成長に目を向けて一歩づつ目標に近づけていくことが重要です。
自分の時間軸で成長を評価していくという価値基準に変えて、
自信をつけて受験に打ち勝っていきましょう！
今回のまとめ！！
進学校・非進学校の意外な関係性を理解しよう！
狭いコミュニティの中での価値基準に踊らされてはいけない！
自分の成長を感じながら勉強していき志望校合格を勝ち取ろう！
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