こんにちは！
武田塾新石切校です！
医大を目指している人は、附属病院が隣接していて、1年次から現場での実習を早期に実体験できる奈良県立医科大学の受験情報を知りたい人も多いのではないでしょうか。
6年生の医学科と4年生の看護学科があり、医学科では高度先進医療を担う地域基盤型医療教育コースと研究医を養成する研究医養成コースの2コースがあります。
研究医枠に東大・京大を含め15大学が文部科学省によって採択されていますが、公立大学の中で研究医養成コースがあるのは奈良県立医科大学だけです。
奈良県立医科大学について偏差値や難易度、倍率、最低点などの受験情報から何年に創立したか、アクセスはどうかの学校情報まで詳細を徹底解説しています。
奈良県立医科大学は何年？最寄り駅は？検定料は？
奈良県立医科大学は昭和20年4月に創立しました。
奈良県橿原市に位置し、最寄り駅のJR万葉まほろば線畝傍駅より歩いて約10分です。
入学検定料は（17,000 円）で出願後に支払います。
一度納入した入学検定料は、原則、返金されないので注意しましょう。
奈良県立医科大学の偏差値・難易度はどれくらい？
下記は奈良県立医科大学医学部の2023年度の偏差値です。
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日程 |
2022年 |
2021 |
2020 |
2019 |
2018 |
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前期 |
65.0 |
65.0 |
67.5 |
67.5 |
70.0 |
|
後期 |
70.0 |
67.5 |
70.0 |
70.0 |
72.5 |
※偏差値とは、テストを受けた人の点数の平均を偏差値50とし、平均より高いと50より偏差値は高くなります。
※テストによって偏差値が若干変わるのは、テストの難易度やテストを受けている生徒の得点層が違うからです。
奈良県立医科大学の偏差値は前期より後期の方が、例年高くなります。
近畿地区内では、後期の偏差値は2022年度の京都大学（偏差値72.5）と大阪大学（偏差値70）の前期に次ぐ偏差値の高さです。
偏差値70の人数は上位2.28%で1000人いたら22.8人ほど、偏差値65は上位6.68%で1000人中66.8人しかいません。
合格するには1年次から勉強時間の確保と計画的に勉強する必要があるでしょう。
奈良県立医科大学の偏差値ランキングを知りたい！
奈良県立医科大学の医学部の偏差値は国公立の医学部、51校中29位です。
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偏差値 |
大学 |
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77 |
東京大学（理科三類） |
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76 |
京都大学（医学部） |
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74 |
東京医科歯科大学（医学部） 大阪大学（医学部） |
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72 |
東北大学（医学部） 千葉大学（医学部） 名古屋大学（医学部） 九州大学（医学部） |
|
71 |
北海道大学（医学部） 筑波大学（医学群） 東京大学（理科二類） 神戸大学（医学部） 岡山大学（医学部）広島大学（医学部） 横浜市立大学（医学部） 名古屋市立大学（医学部）京都府立医科大学（医学部） 大阪公立大学（医学部） 防衛医科大学校 |
|
70 |
新潟大学（医学部） 金沢大学（医薬保健学域） 信州大学（医学部） 岐阜大学（医学部） 浜松医科大学（医学部） 三重大学（医学部） 愛媛大学（医学部） 長崎大学（医学部） 熊本大学（医学部） 奈良県立医科大学（医学部） |
奈良県立医科大学の【医学科】の前期・後期の倍率・難易度は？
奈良県立医科大学医学科の入学志願状況は下記になります。
|
令和5年（志願倍率）前期10.2 後期18.8（競争倍率）前期 - 後期 - 令和4年（志願倍率）前期6.5 後期21.9（競争倍率）前期5.3 後期3.4 令和3年（志願倍率）前期7.0 後期13.3（競争倍率）前期5.6 後期4.0 令和2年（志願倍率）前期7.4 後期15.1（競争倍率）前期7.4 後期4.7 |
※志願倍率は志願者数÷合格者数
競争倍率は受験者数÷合格者数 （競争倍率＝実質倍率）
奈良県立医科大学医学科の志願倍率は後期が高いですが、競争倍率は前期の方が高いです。
志願倍率には当日欠席した人の人数も含まれるため、前期で他大学に合格した人が、後期の試験は辞退していることが考えられるでしょう。
また、令和5年の前期の志願倍率が例年に比べて、とても高くなっています。
令和5年の前期の倍率が上がった理由に、令和2、3年に比べ、令和4年の倍率が低かったことも挙げられるでしょう。
前期に受ける人は奈良県立医科大学が第一希望で、合格した人のほとんどは毎年、辞退せずに入学しています。
毎年、倍率は変わってしまうので、あまり気にせず、倍率よりも合格点を意識し、少しでも上位を目指しましょう。
奈良県立医科大学の合格最低点・合格平均点は？
医学科
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令和4年 |
令和3年 |
令和2年 |
平成31年 |
|
前期 （総得点900点） 最低点 628点 平均点 683.1点 |
前期 最低点 680点 平均点 703.2点 |
前期 最低点 673.5点 |
前期 最低点 703.9点 |
|
後期 （総得点1200点） 最低点 826.8点 平均点 894.5点 |
後期 最低点 814.6点 平均点 884点 |
後期 最低点 792.8点 |
後期 最低点 889.2点 |
前期は最低点が628点から703.9点、後期は792.8点から889.2点です。
平均点以上の点数を取ることを意識しましょう。
奈良県立医科大学の【看護学科】の倍率・難易度を徹底解説！
奈良県立医科大学看護学科の入学志願状況は下記になります。
看護学科は前期しかありません。
（一般枠）
|
令和5年 志願倍率 前期2.4 令和4年 志願倍率 前期1.8 競争倍率 前期1.8 令和3年 志願倍率 前期2.6 競争倍率 前期2.6 令和2年 志願倍率 前期2.3 競争倍率 前期2.2 |
一般枠の志願倍率と競争倍率は1.8から2.6で、医学科とは異なり、志願倍率と競争倍率に大きな違いはありません。
奈良県立医科大学の学校推薦と地域枠の倍率はどれくらい？
看護学科（地域枠）
|
令和5年 志願倍率 前期3.5 情報なし 令和4年 志願倍率 前期3.7 競争倍率 前期3.7 令和3年 志願倍率 前期4.0 競争倍率 前期3.8 令和2年 志願倍率 前期4.4 競争倍率 前期4.3 |
看護学科（推薦枠）
|
令和5年 志願倍率 前期 情報なし 令和4年 志願倍率 前期2.0 競争倍率 前期2.0 令和3年 志願倍率 前期2.5 競争倍率 前期2.5 令和2年 志願倍率 前期1.9 競争倍率 前期1.9 |
地域枠とは、奈良県内の地域医療に貢献する意思があることを条件に受験できる枠です。
一般枠より地域枠の倍率が低いケースが多いですが、看護学科の地域枠の志願倍率は3.5から4.4、競争倍率は3.7から4.3と一般枠の倍率より高くなっています。
奈良県立医科大学の看護学科は医学科と一緒の授業もあり、附属病院もあるため1年次から現場で体験できることも人気の理由に考えられるでしょう。
推薦枠は志願倍率、競争倍率共に1.9から2.5で一般枠や地域枠より倍率は低くなっています。
医学科（推薦枠）
|
令和5年（緊急医師確保）志願倍率5.8 競争倍率 情報なし （地域枠） 志願倍率5.7 競争倍率 情報なし 令和4年（緊急医師確保）志願倍率6.0 競争倍率5.7 （地域枠） 志願倍率5.6 競争倍率5.5 令和3年（緊急医師確保）志願倍率5.8 競争倍率5.5 （地域枠） 志願倍率5.7 競争倍率5.6 令和2年（緊急医師確保）志願倍率9.5 競争倍率8.9 （地域枠） 志願倍率6.0 競争倍率5.9 |
医学科医学部の地域枠は推薦のみです。
一般枠の競争倍率は5.3から7.4で推薦枠の競争倍率は5.5から8.9で若干、推薦枠の方が高くなっています。
奈良県立医科大学の国家試験合格率は高い？受かるのは難しい？
奈良県立医科大学の国家試験合格率は、ほぼ平均です。
2022年の奈良県立医科大学の国家試験合格率と公立・国立・私立別の平均合格率は下記となります。
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奈良県立医科大学 |
合格率93.5% |
新卒合格率95.5% |
|
公立大学（8校） |
平均93.5% |
平均新卒合格率95.5 |
|
国立大学（42校） |
平均92.1 |
平均新卒合格率95.5 |
|
私立大学（29校） |
平均92.4 |
平均新卒合格率95.2 |
6年制の医学部に入学し、卒業試験に合格しなければ、医師国家試験を受けることはできません。
医者になるには、国家試験に合格し、医師免許を取得する必要があります。
医師国家試験の合格率は例年90%前後ですので、医学部を卒業できれば、国家試験の合格への道が開けるでしょう。
奈良県立医科大学の評判・魅力は？
奈良県立医科大学は、国公立医学部の中で難易度は真ん中に位置しています。
地域医療をめざしており、地域で活躍したい学生のための地域枠での受験も、一般枠より倍率が高く、医学科・看護学科ともに人気です。
附属病院も隣接していて、1年次から現場での実体験を積めるのも魅力の1つとなっています。
医師国家試験の合格率も93.5%あり、医学部に合格し卒業ができれば夢に近づくので、少しでも上位を狙っていきましょう。
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