こんにちは!
武田塾新石切校です!
武田塾は授業をせず、一人ひとりに合ったカリキュラムで自学自習を応援する予備校です。
試験日が迫ってきているため、ラストスパートをかけている受験生も多いことでしょう。
可能な限り早い段階で志望校への合格を決めたいものですが、国公立大学の場合は大学入学共通テストなどもあることから、最短でも3月上旬の合格発表になります。
今回は、大阪公立大学について、補欠合格や発表されるまでの心構えなどを解説します。
大阪公立大学について
大阪公立大学は大阪市立大学と大阪府立大学が合併し、2022年4月に開校した国公立大学です。
大阪市立大学は1880年に発足した「大阪商業講習所」をルーツに持つ大学で、140年以上の歴史がありました。
大阪府立大学は1883年に設置された「獣医学講習所」をルーツに持ちます。
これらの大学が合併することにより、さらに専門分野に特化した学びを実現することが期待されています。
また、社会に貢献できる人材を育てるために、少人数制を採用している点も特徴です。
下記、各キャンパスとキャンパス内に設置されている学部です
キャンパス名 |
学部 |
杉本キャンパス |
文学部・経済学部・理学部・法学部・生活科学部 |
中百舌鳥キャンパス |
現代システム科学域・工学部・農学部・獣医学部・看護学部 |
阿倍野キャンパス |
医学部医学科・看護学部 |
羽曳野キャンパス |
看護学部・医学部リハビリテーション学科・生活科学部食栄養学科 |
2023年度 大阪公立大学の一般選抜の概要
下記にて、大阪公立大学の2023年度一般選抜の概要をご紹介します。
前期 |
中期 |
後期 |
|
大学入学共通テスト |
1月14・15日 |
||
出願期間 |
インターネット出願登録機関:1月20日~2月3日 出願書類の郵送提出期間:1月23日~2月3日必着 |
||
試験日 |
2月25・26日 |
3月8日 |
3月12日 |
合格者発表日 |
3月9日 |
3月23日 |
3月22日 |
入学手続日 |
3月14・15日 |
3月26・27日 |
中・後期の入学手続きが終わる時期が3月26日であることから、それまでに定員数の入学者がいた場合は追加合格は発表されません。
しかし、先述の通り毎年数名は入学を辞退するため、定員に満たない場合はその翌日に補欠合格者の発表を行います(2023年度は3月28日)
大阪公立大学に進学した先輩の声
こちらでは、大阪公立大学に進学した先輩の声を一部ご紹介します。
就職に有利
先述の通り、大阪公立大学は大阪市立大学と大阪府立大学が2022年に合併して開設された国公立大学です。
これら2つの大学は合併前から高い就職率だったため、大阪公立大学に進学しても就職に有利だと考える先輩も多いようです。
教育内容が良い
大阪公立大学に進学した先輩のなかには、変化に対応した教育課程に魅力を感じる人が多くいます。
また、少人数制を採用していることから、質の高い授業を受けられ、学友も自分の志を持っていることから、お互い高め合うことができる環境と言えます。
入試方式や難易度
大阪公立大学の受験生には京都大学や大阪大学、神戸大学を併願して受験した人もいます。
しかし、大学入学共通テストの結果が振るわなかったり、浪人生活を送るのがイヤだったりといった理由から大阪公立大学への進学を選んだ先輩もいることから、国公立大学のなかでは比較的難易度に余裕がある大学だと言えます。
資格の取得
大阪公立大学では学部・学科によって教員免許や食品衛生監視員、獣医師国家試験受験資格といったさまざまな資格を取得することができます。
これは多くの学部・学科を保有していることが要因であり、自身が取得したい資格によって自由にカリキュラムを組むことができます。
立地
大阪公立大学はさまざまなエリアに立地しています。
そのため、梅田や難波、天王寺といった主要都市へのアクセスが容易であることから、さまざまな通学手段から選ぶことができます。
学校によってはアクセス方法が限られていますが、事故や運休などで停止すると授業が受けられなくなるため、アクセス方法が多い点も大阪公立大学の特徴だと言えます。
大阪公立大学の補欠合格者数
2022年度の大阪公立大学の入学試験では、募集人数が2,447人に対し志願者数が13,188人(5.4倍)でした。
そのうち、補欠合格者数は121名であり、発表されたのは新年度の直前である2022年3月28日でした。
大阪公立大学では一般選抜は前期・中期・後期の3日程に分かれており、合格者の最終発表が3月末です。
ほかにもさまざまな試験があり、定員に達した際、その学生が全員入学をすれば補欠合格は行わずに済みます。
しかし、自身の第一志望校や別の道を歩みたいという方もいらっしゃることから、入学を辞退する方も少なからずいらっしゃいます。
大学側としては、一定数の辞退者を見込んだ数の合格者を設定していますが、それを下回る年もあります。
そのような場合、定員割れが起きるため大学としては助成金や収支の問題が発生します。
そこで、新年度ギリギリの時期に、合格最低点にわずかに届かなかった受験生を「補欠合格者」として確保します。
補欠合格が発表されるまでの心構え
先述のとおり、大阪公立大学の補欠合格者発表は3月末です。
新年度が始まるギリギリまで分からない事から、補欠合格を待つ間は翌年の準備をしている受験生が多くいます。
補欠合格はその年の受験生にとって、最後の希望であると言えます。
しかし、その最後の希望に縋りつくと、不合格だった場合大きなショックを受けてしまい、立ち直れなくなることがあります。
待っている間に何も行動をしなかった場合、ほかの受験生との差がついてしまうため、状況に関係なく、合格は無いものとして次のアクションを起こす方が多いです。
また、補欠合格が発表された後は、すぐに入学手続きや入学金の振り込みなどを行わなければならないため、かなりバタバタします。
準備が遅かった場合、せっかく補欠合格を得られても志望校に入学できなかった、ということに繋がる可能性があります。
このように直前で慌てることが無いよう、いつまでに結果が出なければ行かない、といった期限を設けておくことをおすすめします。
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