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武田塾新石切校です!
共通テストの配点比率が一般入試よりも低い大学について解説します。大学入試センター試験の後継として2021年度の入試から実施されてきた大学入試共通テストですが、国立の志望者はほぼ受験しなくてはいけません。
共通テストで高校レベルの知識の習熟度を調べ、各大学の一般入試ではより多角的な知識の試験が行われるからです。
共通テストの結果によっては志望校を受験できないいわゆる足切りが起こってしまいます。
配点比率が低い国公立大学について、傾向と対策を解説します。
共通テストの配点比率が0%の国公立大学
共通テストの配点比率が0%、つまり一般入試の結果だけで合否が判断される国公立大学は2校ありました。
難関校の東京工業大学と、中堅の長崎大学水産学部です。それぞれの入試の特徴を見ていきましょう。
東京工業大学
受験に当たって共通テストを受けなくてはいけないことは変わりませんが、合否は一般入試の得点のみで行われます。
ただ、学内に6つある学院の志願者の合計が定員の4倍以上になった場合、共通テストの結果によって第一段階選抜が行われます。共通テストの得点の何点までが一次選抜、つまり足切りを通過できるかは不明です。
東京工業大学は日本の工学部のなかでも最高レベルにあります。本試験のみならず共通テストの結果も満足のいくものでなくては、結果的に不合格になってしまうのだと思ったほうがいいでしょう。
長崎大学水産学部水産学科
長崎大学水産学部水産学科でも、共通テストの配点は合否に考慮されません。しかし、出願に当たって5科目から7~8教科の試験を受ける必要があります。
また、特徴的なのがペーパーインタビューという試験です。これは、非言語的要素を含むコミュニケーション能力を測るために実施されます。
新しい学力の概念として注目されている、「主体性を持って多様な人々と協同して学ぶ態度」を審査するものなのですね。
形式としては、文章形式のアンケートといえます。独特な出題方法なので、あらかじめ主体性、多様性、協同性について文章化する対策をとっておきましょう。
共通テストの配点比率が20%以下の国公立大学
国内トップレベルの最難関国公立大学が、共通テストの配点を20%以下に設定しています。
東京大学、一橋大学、京都大学、大阪大学の4校です。
この4校に入学するためには、たとえ配点が20%以下だったとしても、ほとんど満点の結果を出す程度の学力が求められます。
当然、共通テストの結果は足切りの基準として用いられるのです。配点の比率は、ほぼ意味のないものと考え、受験科目の完全な理解を目指さなくてはいけません。
地方の国立大学にも3校、同様の配点比率のものがありました。順に解説しましょう。
会津大学コンピュータ理工学部
会津大学コンピュータ理工学部では、共通テストを1科目100点の配点で考査しています。
一般入試の場合、物理、科学、生物、地学の合計9科目から1、2科目を選び、合計450点満点で合否判定が行われます。
コンピュータ理工学部はAIやロボット工学とIT技術を融合させた新しいスキルを身に着けることを目的とした学部です。
選抜方法は理系科目に絞って行われています。入学後も他校にはない先進的な工学科目の授業が実施されますから、科学、物理などの理解度を完璧にしておかなくてはなりません。
富山大学理学部物理学科
富山大学の理学部物理学科では、一般入試の配点比率が83%に設定されています。数学Ⅰ、Aと数学Ⅲ、Bおよび、数学Ⅲまでが選択科目に含まれます。数学Ⅲの実施校は国公立の中でも数が限られるので、数学の得点をしっかり取れるようにしておかなくてはいけないようです。
学科の特徴として、解析系の授業に力を入れていることが挙げられます。解析学には当然数学の基礎知識が欠かせません。
共通テスト対策を行うなら、数学科目にかける時間を多く取ったほうがいいでしょう。
沖縄県立芸術大学
芸術系の大学ですが、共通テストの受験は出願の際の必須事項となっています。中でも得点の高かった科目の結果は合否の判断に使われるようです。
しかし、受験科目は素描や彩色や造形といった実技試験がメインです。共通テストの科目の勉強はある程度でよいと考え、実技の準備に力を入れるべきでしょう。
共通テストの配点比率が25%以下の国公立大学
共通テストの配点比率が25%以下の国公立大学には、地方の難関校がいくつかあります。
東北大学、山口大学などがそうですね。それぞれ偏差値が60程度なので、共通テストの結果もしっかり出せる学力がなくては一般入試を通過するのは難しいでしょう。
東北大学では共通テストの結果が一次選抜の基準として採用されています。山口大学では学部ごとに、文系あるいは理系の科目100~200点満点が合否の判断基準になっているようです。
いずれの大学も、主体性、多様性、協同性をテストする新しい方式が重視されます。一般入試の対策とともに、こうした主体性学習の準備を行いましょう。
筑波技術大学
偏差値が45程度の筑波技術大学も、共通テストの配点比率が25%以下と低く設定されています。
ただ、こちらは視覚障害者、聴覚障害者に特化した珍しい大学なのです。
聴覚でいうと、補聴器を外すとほとんど会話が困難になる程度の障害であることが出願の要件とされています。
障害者に門戸が開かれた先進的な大学ですが、残念ながら受験資格が大きく制限されてしまうことがデメリットでもあります。
なぜ配点比率が低く設定されているのか
難関大学の場合、入学後に専門性の高い授業が実施されるので、高校レベルの知識はある程度網羅していることが必須の条件です。
配点が低かったとしても、共通テストで好成績を出していることが前提と考えておかなくてはいけません。共通テストで結果を出しつつ、本試験で志望校に特化した対策をとらなくては行けないので、かなり厳しい入試になるでしょう。
偏差値が50周辺の大学の場合、地方の小規模校が多い傾向にあります。こうした大学は、都市部の大型校へ学生が流れていく現状への対策が必要ですから、受験生が得意科目で勝負できるように一般入試の配点を工夫しなくくてはいけません。
この場合、共通テストの苦手科目はある程度見逃すくらいのつもりで、得意科目の強化に力を入れたほうがいいですね。
実際、地方の国立大学入試では共通テストの苦手科目を得意科目でカバー仕切って合格という例がよく見られます。
配点比率を一般入試に高く置くことが、共通試験で結果を出せなかった学生のセーフティーネットとなっているという側面もあります。
難関校の場合は配点率は関係ない、地方の中堅校の場合は自分に有利な大学を選びやすくするためというのが、配点率が低くなっている要因なのです。
配点比率が低い場合の共通テスト対策のコツ3つ
配点比率が低い場合の共通テスト対策のコツは3つあります。徹底して高得点を狙う、一般入試の過去問を完璧にこなす、基礎学力固めとして位置づけるということです。
先に述べたように、難関校を目指すなら共通テスト対策は完璧に行わなくてはいけません。偏差値50付近の大学なら、一般入試科目の傾向を調べておくべきです。
あるいは基礎学力チェックのために利用するという方法もあります。順に見ていきましょう。
共通テストで8割得点を目指す
8割以上の得点を目指すなら、理系、文系のいずれの学部を目指すにしても数学と英語で9割近くの正答を得なくてはいけません。
しかし、どうしても苦手な科目では得点を失う可能性があります。そこで、数学Ⅰ、Aか社会の1科目で満点を取るくらいの準備をしましょう。失点を挽回するためですね。
逆に、国語はよっぽど得意な人でなくては高得点を狙うのが難しい傾向にあります。長文読解の答えなど、出題者の意図が反映されてしまう科目だからです。
8割以上の正答を目指すために、共通テストの過去問題である黒本を買って英語と数学の傾向を覚えるのがいいですよ。
偏差値50付近の大学なら過去問対策を徹底する
志望校の過去問である赤本が学校や塾の図書室や資料室にストックしてあるはずです。5〜10年分の問題をすべて解いてみましょう。
重要なポイントは、間違えた問題をストックしていくことです。間違えるということは、その問題や単元を理解していないということになります。過去問の中から正解できない問題を別のノートやファイルに分けてストックし、定期的に解き直ししてください。
必然的に苦手が改善されて、全体的な学力の底上げに繋がります。
本試験へむけての基礎固めとして利用する
共通テストをほどほどの得点で通過するつもりなら、基礎学力固め対策として利用するのがおすすめです。
6割程度の正答を得るためには、まず教科書と学校で使っている問題集を完璧に使いこなしましょう。特に新しいテキストを購入する必要はありません。とにかく、基本の教科書です。
教科書を読み、該当する箇所の問題集を解いて間違っているところをもう一度教科書で確認する、という作業を繰り返してください。
つまり、一番基本的な勉強のやり方を貫くということです。この方法は、受験勉強の最初期に行ってもいいので、勉強のやり方や成績の上げ方が分かっていない場合にも適していますよ。
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