現在武田塾で講師をしている、同志社大学経済学部経済学科3回生の N .Hです！
指導科目は英語、国語、文系数学、日本史、倫理・政治経済です。
本ブログでは僕の受験生時代の話と各科目の勉強法について書いていこうと思います！
まず、僕は公立高校に通っていて、運動部にも所属していました。その運動部の活動がなかなかハードで、年にオフの日が年末3日間とお盆の2日間しかありませんでした。なので、高校三年生の6月までまとまった勉強時間が取れていませんでした。その結果として、引退後初めての模試は難関大学を志望する受験生としては著しく低い結果になってしまいました。そこで僕はこの限られた期間で偏差値を上げるべく重要視したことが２つあります。
①スケジュール管理を徹底する。
②その上で量をとにかくこなす。
①に関してはすごく大事になってきます。ただ闇雲に勉強量を増やしてもその勉強法が間違っていれば限られた期間で成績を上げるには時間が足りません。私が意識していたことは、志望校と今の自分の実力の差を埋めるために「何をすべきか」を逆算してスケジュールを立てることです。私は大まかに3ヶ月単位、1ヶ月単位、一週間単位でスケジュールを立てていました。そこで参考にしていたのが、武田塾の参考書ルートです。これは志望校に合格するためにどの時期にどんなレベルの参考書を終わらせていれば良いかを全科目示してくれています。
②に関しては言うまでもないですね笑 ただ、量をこなすことができない人が多いのも事実です。これはモチベーションの話になってきます。私がやる気が出ない時によくしていたことは、実際に志望校のキャンパスに行ってみたり、志望校に通っている知り合いの話を聞きに行ったり、いろいろしていました笑。 モチベーションの管理は人によってそれぞれだと思うので自分にあったリフレッシュ方法なども模索するのも受験においてすごく大事だと思います。また①で述べたように、志望校に合格するレベルと今の自分のレベルを頻繁に確認してスケジュール管理を徹底するとその危機感からモチベーションが生まれるかもしれません。笑
極論、この二つができていれば成績は間違いなく上がります。
次に具体的に英語、国語の勉強法について触れます。
まず英語です。
英語は受験において一番大事な科目です。私立受験をする人や国公立受験をする人にも文理問わずほぼ確実に問われる科目だからです。
また同志社大学は英語が関関同立の中では一番難しく、得点配分も大きいので一番早く準備をしておくべきです。
僕が英語を学習するにあたって大事にしていたのは
1単語や文法などの最低限の知識のインプット
2構文解釈の理解
3長文読解
勉強が遅れていてもこの順番をきっちり守って学習することです。理由としては1ができていなければ2ができない。2ができていないと3ができないからです。順番を間違えれば勉強の効率は極めて悪くなります。武田塾の参考書ルートはこの順番を一番大事にしており、どの時期までにどこのフェーズに入ればよいかなども記載されているので参考にしていました。
具体的な英単語の覚え方や英文解釈のやり方は以下の通りです。
（単語の覚え方や解釈の動画）
最後に、一番大切にしていたことがあります。それは「音読」をすることです。僕自身、毎日夜寝る前に音読していました。
音読をすることで、英文を読むスピードが上がることや、実際に英語を口に出すことで知識の定着率が段違いになります。志望校合格、特に難関大合格者はほぼ全員音読をしています。是非習慣化することをお勧めします。
次に国語です。
国語は主に現代文、古文、漢文に分けられます。
-現代文-
現代文が苦手で苦戦している人は多いと思います。
僕も実際苦手で6月に受けたマーク式の模試で100点中32点を叩き出しました。笑
そこで僕が実践したことは２つあります。
①基本的な読解テクニックのインプット
感覚で解けてしまう人はやらなくてもいいかもしれませんが、そもそも現代文の解き方がわからないという人はここから始めることをお勧めします。
②「問題を解くだけでなく要約を200〜400字書く」こと。
文章の要約を習慣化することで、論理的な文章（主に評論文）の構造が大体わかるようになってきます。なかなか自分の言葉で２００〜４００字なんて書けないという人は一つ一つの段落を簡潔にまとめることから始めましょう。そうすることで本番でもサクサク文章が読めるようになってきます。
この二つを継続することで現代文が特段苦手だった僕でも秋以降はマーク模試などの現代文で8割を切ることは無くなりました。
-古文-
古文を学習する上で意識していたことは、日本語、英語、古語と、「第３の言語」として扱うことです。古文には日本語と同じようなニュアンスの単語がたくさんあるせいで、「何となくわかるからいいや」などと蔑ろにする生徒が多い印象です。しかし、受験はそう甘くはいきません。一つ一つの単語の意味を正確にわからないと、全体として曖昧な解答になってしまいます。そして難関大の問題はそれを許してくれません。
なので僕は全く新しい「第３の言語」として、英語と同じように単語→文法→解釈→長文演習とどれだけ点数が取れなくても焦らずにこの順番を守ることを大事にしていました。
具体的には単語は重要古文単語315を覚えて、文法はステップアップノート、解釈は古文上達基礎編、演習は各種過去問などをしていました。
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